チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

バザール

タシケント旧市街

ザイヌディン・ボボ・モスクとバザール 散水 ヒヴァ?のモスク バザール タシケントの高級バザール ウズベク人のお墓タシケント旧市街 2006年6月にアップした「杜の都、タシケント」を一部訂正の上、再録します。 ■杜の都、タシケント ウズベキスタンの首都…

介護ロングステイ8年7カ月

介護ロングステイ8年7カ月 ■風邪が蔓延 8月の初旬に弟夫婦が高松へ帰国した。次に和食が堪能できるようになるのは10月末ということになる。チェンライにも日本料理店は自分の知っているだけで数店あるが、日本から持参の食材で作ってもらう料理はお世辞抜き…

買い物、両替

買い物、両替 以下は2007年9月3日にウズベクでアップしたブログの再録です。見出しをつけ、一部書き直しました。 ■1000スムは約100円 バス、地下鉄運賃は8月1日に200スムから250スムになった。ガソリン(国産オクタン価80)は昨年8月に510スム・リットルだった…

雨に想う

雨に想う ■雨季真っ盛り チェンライでは7月から9月は雨季となっている。平均雨量は7月317弌8月368弌9月280个澄10月になると132个半なくなる。東京の平均雨量を見ると7月162弌8月155弌9月209弌各月の降雨日数は10日前後だが、チェンライの場合、月のうち20日…

日々の買い物

日々の買い物 ■仕入れ先 自分の生活を省みて、ブアさんの買い物に付き合う時間が結構長いことに気づいた。週に数回、ビッグC、チェンライ中央市場近くのスーパーに行く。スーパーでは、品物を彼女がカートへ入れる。自分は支払い係。ブアさんと一緒だと買い…

ソード・タイ(3)

ソード・タイ(3) ■ ソード・タイでは早寝早起き ソード・タイの夜は暗い。街灯がほとんどないからだ。いずれにしても紅灯緑酒の巷で浮世の憂さを忘れるといった街ではない。夕食が終われば早めにGHに戻って寝るのがいつものパターン。というのはこの街を訪…

介護ロングステイ5年6カ月

介護ロングステイ5年6カ月 ■モトはとれた チェンライに移り住んで5年半になる。乾季の寒さ(といっても15度はあるのだが)を感じることはあっても、年間を通してTシャツ、短パンで過ごせる。のんべんだらりと日が過ぎていくためあまり月日の流れを感じない。…

人類を救う昆虫食

人類を救う昆虫食 ■ 珍味にして貴重品、羽蟻(メン・マオ) 雨が上がってどんよりとした雲がかかり、なんとなく蒸し暑さを感じる昼下がり、突然、無数の羽蟻が飛ぶことがある。 北タイでは虫をよく食べる。蟻だって食べる。 海から遠く、北タイの人とって昆…

雨季雑感

雨季雑感 ■雨の降り方 7月7日は七夕だが,日本では梅雨の時期にあたっており、天の川がのぞめる機会は少ない。今年の七夕も東京は雨だったようだ。 タイも大体5月末から10月までが雨季にあたり、今、チェンライは雨季の真っ最中。こんな時期、友人から雨季の…

クーデタ以後

クーデタ以後 ■一応、話し合いがあった 先月20日に戒厳令が発動され、22日にクーデタが起こった。茶番という向きもあるが、クーデタに先立って、反政府側(野党、野党系デモ隊、上院、選挙管理員会)と政府側(タクシン派政府、与党プアタイ、タクシン派団体…

千客万来 6

千客万来 6 ■中国人観光客増加 タイ最北端の街メーサイまでゴールデン・トライアングルから約40キロ、車で30分ほどだ。道が広いのでついスピードが出てしまう。こう配がきつい場所があり、坂を登りきったところで中央線を乗り越えてくる対向車があったらどう…

憂国、ならびに日常的な話

憂国、ならびに日常的な話 ■保守派台頭 今、日本では反中、嫌韓が一種のブームになっている。その手の本が次々に出版されて、よく売れているようだ。 菅政権当時、尖閣諸島の領海で中国漁船が海上保安庁の巡視船に体当たりするという事件があった。仙石官房…

図書館の思い出

図書館の思い出 ■サボり常習犯 中央大学多摩キャンパスの図書館に行ってまじめに勉強したかというとそうでもない。虎ノ門にある研究所には毎日出勤しなければいけないのであるが、二日酔いでなくても行きたくない日はある。そういう時、今日はちょっと大学へ…

ネットと前回の続き

ネットと前回の続き ■インターネット 自分の入っているプロバイダーはTOT、タイ電話公社である。家を借りた時、電話が引かれていたので、そのままネット契約をした。 日本でネットが繋がらなくなるとニュースになるが、こちらでは日常茶飯事と言うほどで…

タイ、アメリカ、日本の民度

タイ、アメリカ、日本の民度 ■差別の国 3か月以上にわたった反政府デモ隊によるバンコクの道路封鎖がようやく解かれた。だが総選挙がまともに行われず、南部では候補者が選管に登録できないなどの問題があり、タイ政治の正常化にはまだ時間がかかるだろう。…

明日は我が身

明日は我が身 ■徘徊老人 知り合いのタイ人から電話がかかってきてね、とSさんが言う。なんでもタイ人が宴会をしているところに、ホームレスとみられる老人が現れたそうだ。服はぼろぼろ、足は泥だらけ、田んぼの中を歩いてきたような汚れ方だ。年齢は60過ぎ…

タイ人の精霊信仰 3

タイ人の精霊信仰(3) ■身近なピーの存在 自分の周りにいるタイ人はピーの存在を信じているようだ。 死んだ人が所有していたピックアップ・トラックからブーブーという警報音が鳴りだした。車を借りた人が半ドアで放置していたためで、ドアをしめ直したら警…

タイ人の精霊信仰 2

タイ人の精霊信仰(2) ■ ナン・ナークのあらすじ 「どうしたの、君の顔、お岩さんのようだよ」と言えば、ほとんどの日本人は鶴屋南北作「東海道四谷怪談」のお岩を思い起こすだろう。 それと同じように、手をスルスルと伸ばすしぐさをして見せると、ブアさ…

タイ人の精霊信仰 1

タイ人の精霊信仰(1) ■ナン・ナークとピー ごく普通の高床式の家屋、家の中で妻のナークが夕餉の支度にとりかかっている。夫マークはそれを横目に見ながら、階下で玄関の壊れた階段の修理をしている。どこにでもある平凡な家庭の一場面だ。妻ナークは唐辛…

年金への所得税徴収問題 2

年金への所得税徴収問題 (2) ■疑心暗鬼は情報不足から 本来払うべき所得税をタイ当局のお目こぼしで許してもらっていたが、これからはそうはいかない、タイ政府は年金受給者からビシビシ税金を取りたてる。脱税は重い罪、下手をすると国外追放か、などと…

ラオス旅行 3

ラオス旅行(3) ■ドルで払うと2割はお得 GHの前、シーサワンウォン通りはルアンパバーンの目抜き通り。長さは1キロ足らずだが、この通りに王宮博物館、プーシー、ワット・マイ、ワット・シェントンなどの見どころのほか、多数のレストランやカフェ、民芸品…

ラオス旅行 2

ラオス旅行(2) ■旅程が決まる 船着き場からフエサイのバスターミナルまでソンテウで送ってもらった。乗客は二人、相方のオーストラリア人の名はアラン、半分引退した建築士、10年くらい前から北タイ、ラオスを回って少数山岳民族の写真を撮り続けていると…

タイのコーヒー 2

タイのコーヒー その2 基本的に自分はコーヒー党ではない。スタバや喫茶店は人と待ち合わせるために入るのであって、コーヒーを飲むためではなかった。それに高い。銀座のF月堂で小さなケーキと一緒にコーヒーを飲んだら、消費税、サービス料込みで1000円を…

チェンライの市場

チェンライの市場 チェンライには生鮮食料品の市場があちこちにある。規模の大小はともかく、売られているものはどこもほぼ同じで値段もさほど変わりはない。食料品ばかりでなく、日用品も一通り揃う。 タシケントにはチョルス、ヤンギオボド、クイルック、…

君命ヲ辱メズ(最後のブログ)

[君命ヲ辱メズ] 帰国して3ヶ月がたった。日々の生活に流され、ウズベクの思い出も遠くなりつつある。日本で書いたものをアップするのでは、「ウズベクのバザールから」の看板に偽りあり、ということになる。一応、今回をもって長らくご愛読頂いた「ウズベク…

市場派(いちばは)宣言! (2006年4月)

国立民族学博物館の石毛直道教授によると、旅行者は2つのタイプに分けられるという。ひとつは「市場派」、もうひとつは「絵葉書派」である。 市場派は現地に行くと観光はそこそこにして訪れた都市、町、村の市場に行く。そこでどんな食材が売られているのか…