チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

Entries from 2009-05-01 to 1 month

サトウ・ケイゴ君

サトウ・ケイゴ君 タイ語の授業に行ったら、ジアップ先生がサトウ・ケイゴという男の子の話を知っているか、と聞く。今、タイで一番の有名人だと言う。知っていますよ、日本人男性とタイ女性の間にうまれた子供でしょう?この話題でしばらく授業が始まらない…

アカ族の焼酎

アカ族の焼酎 5月の初め、メースアイの奥にあるアカ族の村パナセリを訪問した。兄に母の世話を頼み、たった一泊の旅行だったが、いつものように副村長アダムの家に泊まり、焼酎を酌み交わす。ウーム、今度の酒は悪くない・・・ 将来は海外暮らしをしてみた…

年功序列

年功序列 ウズベキスタンでは在留邦人の半数がJICA関係者、多くは2年の任期で交代していく。その短い赴任期間でもどちらが先にウズベクに着任したかを確認して安心する邦人の心理を表題と同じ「年功序列」<http://blogs.yahoo.co.jp/uzbekistan24/39947165.html>というレポート(「ウズベクのバザールから」200</http://blogs.yahoo.co.jp/uzbekistan24/39947165.html>…

女中

女中 母の通院は月一回だ。診察日と時間は前回の診察時に決められて、その旨を書いたカードを渡される。診察日にはそのカードを病院の受付窓口に提出すれば、看護師が診察室前の待合所に案内してくれる。病院にはいつも女中のブアが同行する。 診察室は医師…

タンブン文化 3

タンブン文化(その3) タイを含む東南アジア、ミャンマー、カンボジア、ラオス、マレーシア、インドネシア諸国では土地が富力の源泉にならなかった。それは人口が少なかったために、土地を基盤として、封建制社会の社会が形成できなかったということである…

タンブン文化 2

タンブン文化(その2) タイでは物質的基盤なしに権力を維持するために、温情的人間関係に頼る以外になかった。その温情的人間関係の補強材として仏教とバラモン教が利用された。 タイは仏教の国というが、バラモン教の影響を強く受けている。タイのお寺にい…

タンブン文化 1

タンブン文化(その1) タンブンは来世への善行預金と書いた。お寺への金銭、物品を寄進、鳥、魚、亀、タニシの放流、乞食への喜捨、山岳民族子弟の奨学金、棄て犬猫の世話などタンブンは多岐にわたる。今の生活は苦しくともタンブンにより徳が溜まり、来世…

無功徳

無功徳 無功徳(むくどく)と読む。禅をかじった人は、達磨大師と梁の武帝の間で交わされた有名な問答をご存知だろう。 達磨大師は南インドの香至(こうし)国の第三王子として誕生した。釈迦牟尼佛から数えて第二十七代目の般若多羅尊者の弟子となり、その法…