チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

Entries from 2013-09-01 to 1 month

ホェイモ村のブランコ祭り 5

ホェイモ村のブランコ祭り(5) ■ 豚の解体 夜が明けた頃から、村は慌ただしくなってきた。こんなに男がいたのかと思うくらい、村長宅に男が集まってきた。 まず前夜から繋いであった20キロから30キロの小ぶりの豚を庭に引き出して、数人の男が手足を押さえつ…

ホェイモ村のブランコ祭り 4

ホェイモ村のブランコ祭り(4) ■ 夜の踊り 日帰りのブランコ祭り見物が、結局、村長宅に一泊することになった。夕食を食べて、くつろいでいる時に外でアカの伝統的な踊りが始まった。 踊りの会場になった道路沿いのテントには小さな蛍光灯はあったがほとんど…

介護ロングステイ 4年8カ月

介護ロングステイ 4年8カ月 ■ケーキで誕生日を祝う この9月で母は88歳の米寿を迎えた。日本にいた時、医師から83歳でお亡くなりになります、という御託宣を受けた。あれから5年、よく長生きしてくれたものと思う。誕生日にスウェンソンのアイスクリームケ…

ホェイモ村のブランコ祭り 3

ホェイモ村のブランコ祭り(3) ■宙に舞うアカ女性 次々とアカの女性がブランコに乗る。縄の長さは7,8mあるから振幅はかなりのものだ。女性はブランコに揺られながら単調な歌を歌う。意味はわからないが哀調を帯びた節回しだ。夕焼けをバックにブランコに揺…

ホェイモ村のブランコ祭り 2

ホェイモ村のブランコ祭り(2) ■ テレビクルー バンコクから来たというテレビクルーを紹介された。タイPBS、女性ディレクター、ミンさん、アナウンサーのパットさん始め、女性3名、男性5名、皆20代から30代の若手だ。前夜20時に小型バスでバンコクを出発し、…

ホェイモ村のブランコ祭り

ホェイモ村のブランコ祭り ■ アトゥーの情報で アカ族のブランコ祭りについては以前にも書いたことがある。雨季の中盤、陸稲やトウモロコシの植え付けが終わった農閑期に開催される。アカの暦は日本の干支のように日ごとに動物が決まっていている。祭りは「…

特殊な国

特殊な国 ■ 見よう見まねで国産車開発 「戦前の日本、昭和初期のカラー映像」というビデオを見た。その中に日産が制作した乗用車の宣伝フィルムがある。高等女学校卒業以上、溌剌とした女性という条件のキャンペーンガールには数百人が応募し、4人が採用され…

本当の独立国になるために

本当の独立国になるために ■ 「国益」 十数年前、経産系のシンクタンクで働いていた。その研究所によく本省の課長や若手官僚がやってきた。あの頃は、乃公(だいこう)出でずんば、といった元気のいい中堅官僚がいて、この国はこうあらねば、とかこういう政…

1日日本語教師

1日日本語教師 ■日本語学習の高校生と チェンライのダムロン高校と言えば名門高である。昔は女学校であったが今は男子生徒も受け入れている。市内中央にあって学校の前の道路では土曜バザールが開かれるから、誰でも知っている タイの高校では第一外国語が…