Entries from 2007-11-01 to 1 month
地方巡業 その2 棉摘みのときも初めてのサルミッシュ渓谷行きもそうだが、ちょっとアイデアが浮かぶと後先考えずにすぐ実行してしまう、それであとでひどい目にあったり、他人に迷惑をかける結果となる。それでも懲りないのは生まれ付きのおっちょこちょい…
地方巡業 その1 通訳ナフォサット嬢は世界経済外交大学の大学院(ジャーナリズム専攻)を卒業している。世界経済外交大学はウズベクの東大と言われている。レベルが高い証拠に、裏口入学にかかる袖の下が2万ドルと他の大学に比べて一番高い。 ナフォサット…
結婚式雑感 こちらの女性は20歳までに半数が結婚するという。先日、披露宴に招いてくれたマシフラさんの23歳は晩婚と言ってもいい。披露宴に列席している法科大学の男子学生の一人は4年生になったら結婚します、と言っていた。大学在学中に結婚する学生は3…
白人の横暴(その4) 「アメリカの鏡 日本」 ヘレン・ミアーズ著には日本が生き残るために西欧列強と同じ途を辿り、その結果として西欧列強に叩き潰された経緯が書いてある。しかし帝国主義国家にならなければ日本は西欧の植民地にされていた。 植民地にな…
白人の横暴 その3 「ペリー提督日本遠征随行記」には日本人の作る精巧な工芸品に感嘆し、蒸気機関以外この国では何でも作っていると書いている。また子供をあやしながら高札を読んでいる子守を見て識字率の高さに驚愕し、この国はいつか米国に刃向かう国に…
白人の横暴 その2 1545年、ボリビアのポトシで発見された大銀山では、採掘のためにインディオたちがかき集められた。毎日のように起こる事故と、水銀中毒のために、徴用されたインディオの10人に7人は二度と故郷の地を踏むことができず、ここで斃死した人は…
白人の横暴 その1 日本がどうして開国し、どうして有色人種でありながら工業化に成功し、また大東亜戦争でコテンパンにやられたあと、どうして見事復興を遂げたのかという質問に答える前に、大航海時代以降の西欧人の動きを追ってみよう。 「大航海時代」(…
結婚式に出席 法科大学で日本語を教えているマシフラ嬢から「今度結婚するので、法科大学の日本人先生と一緒に来てくださいね」というお話があった。彼女は23歳、筑波大学へ留学したこともある才媛である。明るくて気配りができ、そのうえすこぶるつきの美人…
大統領選挙 ウズベキスタンのカリモフ大統領は1991年の独立以来16年その職にある。独立前のウズベキスタン共産党中央委員会第一書記時代を含めれば18年ウズベキスタンに君臨していることになる。 憲法では大統領任期を5年と決めていて、3選を禁じている。そ…