チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

Entries from 2015-10-01 to 1 month

介護ロングステイ6年9カ月

介護ロングステイ6年9カ月 ■日本から戻りました 3週間の日本滞在を終えて10月27日にチェンライへ戻った。日本では始めの1週間、四国高松の弟夫婦の家に転がり込み、その間、土佐山田に住む友人宅にも一泊した。東京に戻ってからの2週間は連日、友人、知人に…

ヌクス、サビツキー美術館 その3

■内国人料金 ヌクスに到着してまずサビツキー美術館へ向かったのには訳がある。我々より3日ほど前にタシケントの友人が美術館を日帰り訪問している。そのときに美術館をガイドしてくれた学芸員アモット君に留学関連の資料を送ることを約束した。友人は待てよ…

ヌクス、サビツキー美術館 その2

■サビツキ―について イーゴリ・ビタリエビッチ・サビツキーは1915年、ロシアのキエフで裕福な法律家の家に生まれた。彼の祖父はロシア科学アカデミーの会員でキエフ大学の教授でもあった。家にはフランス人の家庭教師がいて恵まれた教育環境で育った。長じて…

ヌクス、サビツキー美術館 その1

■一路、ヌクスヘ タシケントから西へ1255キロのところにカラカルパクスタン共和国の首都、ヌクスはある。 タシケントからヌクスまでの直行バスが走っているが、所要時間20時間。体力によほど自信があるという人以外にはお勧めできない。バス料金は日本円で1,…

カラカルパクスタン共和国

一時帰国中につき、2007年6月にウズベキスタンで書いた原稿を一部訂正の上、4回にわたって再掲します。ウズ赴任中、各地を訪れましたが、その中で最も思い出深い街の一つです。読み返してみて、元は水辺だったアラル海の荒涼とした土漠を思い出し、再訪でき…

運転免許証の更新

■タイでも誕生日が基準 国外で車、バイクを運転する場合、普通は最寄りの警察署または運転免許センターに行って国際運転免許証を取得する。有効期間は1年だから1年以上国外に住む者は当該国の免許証を持つ必要がある。タイの場合、国際免許証をタイの免許証…

安全対策の講話

■爆弾テロ対策 9月の末に、チェンマイ日本総領事館の邦人保護担当の領事さんから安全対策の講話があった。総領事館には警察庁の領事ポストがあるようで、各県警の中堅幹部が交代で派遣されてくる。赴任して5ヶ月目というM領事はK県警の出身、30代の快活そ…

独立主権国家

独立主権国家 ■有事に備える 10月に一時帰国する。その期間、ブログは休みにしようとも思った。休載したところで困る人はいない。でも一度怠けると、もう元には戻れないかもしれないと思って、今、原稿を書き溜めている。4月にラオス旅行に出かけた時、ウズ…

祭りのあとで

祭りのあとで ■「民意」の行方 このブログがアップされている頃はいわゆる「安保法制反対」の運動は憑き物が落ちたように消え去っているだろう。三社祭りやねぷた祭りは賑わうか、祭りが終われば一時の興奮を忘れ、みな実生活に戻る。祭りが終わってもラッセ…