チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

Entries from 2006-01-01 to 1 year

初めての授業

初めての授業 エー、まず皆さんとこれから一年、一緒に勉強できることを大変うれしく思います。 JICAのSVとして2年の任期で「ベンチャー論」をカレッジで教えます。 ベンチャー論は経営学の一部ですが、米国では戦後、日本でもここ20年くらい前から大学で教…

参議院ODA調査団

参議院ODA調査団 参議院議員6名および事務局3名からなるODA調査団が8月17日から21日の日程でウズベキスタンに来られた。議員さんは皆、衆参ODA特別委員会のメンバーである。大切な税金の使途であるODAが如何なる効果を挙げているかの現地視察だ。衆参ODA特別…

時間割

時間割から眼が離せない 9月の新学期から「ベンチャー論」の授業をやることになっている。週6-8時間教えてほしいというカレッジ側の要請であるが、大学で教えているSVの忠告を参考に4クラス各週1回、4時間ではどうかという打診をしておいた。日本センターや…

小泉首相訪ウ

小泉首相訪ウ ブレジンスキーが1990年代に書いた「地政学で読む世界」という本がある。その中でロシアの下腹、中央アジアはロシア、中国、欧米の影響をそれぞれに受ける地政学的に重要な地域と書いてあったと記憶する、この本が書かれてから10年以上たつがや…

合格発表

バンク・カレッジ合格発表 学校は夏休み中であるので、生徒はまったく登校してこない。日本の高校だとクラブ活動があって休み中でも何人か生徒が登校してくるところだが、こちらの学校にはそもそもクラブ活動がない。午前中は涼しいのだから体育館や屋外のバ…

日本人墓地

タシケント日本人墓地にお参り 戦後、スターリンの強制連行で60万人にも及ぶ日本人がシベリアに抑留され、6万人の尊い生命が失われたことは、日本人として決して忘れることのできない事実だ。そのうち、2万3千人の抑留者がウズベキスタンで強制労働に従事し…

入学試験

バンク・カレッジ入学試験 例によって前日に、ベク君が「明日、カレッジの入学試験です。学校へ来ますか」と言う。試験監督見習いということで参加してみることにした。 当日、朝7時半に学校についてみると、校門の近くには車がたくさん駐車しており、父兄に…

カイコ録?

カイコ録 ウズベキスタン蚕糸研究所派遣のシニアボランティア(SV)、I さんはいつも白いチノパンにパリッとしたシャツを着込み、背筋がぴんと伸びたダンディな紳士だ。色は浅黒く、引き締まった体型、と言ってもウ国にいるSVは程度の差こそあれ、誰で…

日本紹介巡回展

日本紹介巡回展 8月の中旬、隊員が中心になって「日本紹介巡回展~日本を知っていますか?」がタシケントの日本センターで5日間にわたって開催された。 世話人のI隊員は言う。「この巡回展はウズベクの人々にもっとよく日本を知ってもらいたい、たくさんの人…

起業論の口演

日本センターで起業論の口演 日本センターは正式名称を「ウズベキスタン・日本人材開発センター」という。JICAとウズベキスタン対外経済関係・投資・貿易省との共同プロジェクトのNPO法人。日本の経済発展の経験を生かしたウズベク人材の育成および両国の文…

大学入試

大学入試 8月1日に全ウズベキスタンの大学入学試験が行われた。この国には私立大学はなく、国立大学一本で滑り止めはないから、この統一試験日に受験生はすべてをかける。この日、いつものように学校へ行こうとマシュルートカ(8人乗りの乗り合いバス)に乗…

サマルカンド (4/4)

サマルカンドへ行くその4 (ザラション川で泳いで機嫌がよくなる) 日本人は水があるとすぐ裸になって泳ぎだすという。あまり肌を人目にさらさない東南アジアでは、だから日本人は評判が悪いのだなどといわれている。しかし40度を超える気温の中にいると、も…

サマルカンド ( 3/4)

サマルカンドへ行くその3 (炎熱の中の行軍、すっかり不機嫌になる) ベク君はサマルカンド外国語大学に在籍していた時、アルバイトで観光ガイドをしていた。市内の観光案内は任せてください、と胸を張る。朝8時半出発。村からサマルカンド市内まで小型バス…

サマルカンド (2/4)

サマルカンドへ行く その2(ベク君の故郷、タラボタ村) 日頃、おとなしいベク君も久しぶりの故郷ということで家族、親戚、友人と抱きあって再会を喜んでいる。こちらは握手攻めだ。これがおじさん、これが姉さんとその連れ合い、従兄弟、姪、甥、いろいろな…

サマルカンド その1/4

サマルカンドへ行く。その1(タクシー) これから4回に分けてサマルカンドのツアーレポートをお送りします。 ウ国の首都タシケントを知らない人でも世界遺産サマルカンドの名前は知っているだろう。シルクロードの要衝として栄え、「青の都」「イスラム世界…

赤丸卒業式で祝辞を

バンク・カレッジ赤丸卒業式

赤丸卒業式で祝辞を

36. バンク・カレッジ赤丸卒業式で祝辞を述べる 今年のタシケント・バンク・カレッジの卒業生は756名である。その中で成績優秀者140名だけが集められて卒業式が行われた。場所はウズベキスタン銀行協会のコンフェレンスルーム。銀行協会、大手銀行の役員(…

近況

インターネット接続 こちらは時々、電話がつながらなくなり、従ってメールが途中で送れなくなることがあります。タシュケントの通信事情について、Aさんからレポートがありましたのでご参考までに。 「インターネットの接続方法には各種あるけれども、ウズベ…

通勤事情

通勤事情 通勤にはバス、トロリーバス、マシュルートカ(写真・8人乗り軽ワゴンバス)の3つのチョイスがある。 以前はマシュルートカが集まる地下鉄ベルーニイ駅まで15分ほど歩いていたが、6月、7月ともなると朝からものすごい暑さになってきて、少しでも歩…

ウズベク風散髪

ウズベク風散髪 観光、出張を問わず外国に行く時はいつも髪がぼさぼさである。その国で時間を見て理髪店に入る。ホテルに理髪店が入っている場合もあるが、値段が高いからそういう店は利用しない。街中のいかにも庶民的な、地域のおじさんや子供が行くような…

日本の援助

日本の援助 タシケント繊維軽工業大学で品質管理指導を行ってきたSさんがまもなく帰国される。Sさんは長年、繊維会社に勤務された経験を持つ。ウ国の前にはメキシコでもシニアボランティアとして繊維工場の運営、繊維機械の運転指導、保守管理などを行ってき…

クイルックバザール

クイルックバザールへ行く。 クイルックバザールは生鮮食料品中心だ。バザールの中のバザールといわれている。というのはアライスクバザールやチョルスバザールなど市内のバザールで農産物を売る商人が商品を仕入れに来るのが、ここクイルックバザールだから…

日本人総会

日本人総会に出席 先日、ウ国日本人会総会があった。会場はウズボウル。10レーンほどのボウリング場である。タシケントにもボウリング場が3,4箇所あるが、ウズボウルはその中でも一番高級なボウリング場である。そこを借り切って、午前はボウリング大会、昼…

カレッジ卒業式に出席

バンク・カレッジの卒業式に出席 「明日、バンク・カレッジの卒業式です」と通訳のベク君が帰りがけに言う。2,3日前に決まったらしい。他の学校ではある日、行ってみたらその日が卒業式だったというシニアボランティアもいたから前日にでも教えてくれれば良…

2つの講演会

2つの講演会を聞く タシケントの日本センター主催で時折、講演会が開かれる。 学校とアパートの往復、時にバザールで買い物とあまり刺激のない生活であるから、こういった催し物はうれしい。小学校低学年のとき裏日本の小都市に住んでいた。テレビなどない時…

ユニサバードバザール

ユニサバードバザールに行く。 ユニサバードバザールは新興高級住宅地、ユニサバード地域の人が気軽に生鮮食料品を買いに来る地域密着型市場である。こういった感じの市場はタシケント市内に数多くある。このバザールに行くには地下鉄ユニサバード線終点のハ…

タシケント・バンク・カレッジ

タシケント・バンク・カレッジ 授業をするのは9月からではあるが、通訳も決まったことではあるし、毎日学校へ行っている。家にいても学校にいっても本を読んだり、パソコンをいじったりとやることには変わりはないのだが、長年のサラリーマンの悲しいサガで…

高温少湿

高温少湿 日本は梅雨の真っ盛りでうっとうしい天気が続いているようだ。テレビでBSが視聴できるので、日本にいる時よりもNHKのニュースを見るようになった。日本語の放送は気象情報、交通情報までじっくり見てしまう。 タシケントの6月の気候はJICA資料によ…

道端のスイカ売り

スイカは現在、1キロ300スム、スイカは3,4キロあるので1個100円くらいということになるがシーズンになると1個40円に下がってくるらしい。

大使との懇談会

大使、SV(シニアランティア)懇談会 タイの35千人、シンガポールの26千人には遠く及ばないが、ここウズベキスタンには136人の在留邦人がいる。 こじんまりとしているので日本人同士のつながりが強いような気がする。巷間、他国で伝わっているような不親切、…