チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

Entries from 2011-01-01 to 1 year

ラフ広域ダンス大会

ラフ広域ダンス大会 ■ラフのダンス大会に行く Hさんのお宅に招かれて、鄙びた、昔ながらの村のラフ踊りを体験した。ほぼ暗闇の中での踊りは村人のホスピタリティと相まって忘れがたいものであった。(写真一番上がHさんご夫婦) タイに同化されていく山岳民族…

ラフ正月

ラフ正月 ■餅と踊りのラフ正月 ラフ族の正月は中国と同じく旧暦で祝われる。今年の太陰暦1月1日は2月3日だ。3日をはさんで数日から10日ほどがお祭りの期間だ。村によって多少ずれがある。ラフの正月はその民族舞踊で知られている。 お祭りの初日、村の広場に…

魅力的な人々

魅力的な人々 ■邦人顔合わせ 1月のある日、チェンライ日本人会の新年会があった。メーコック川沿いの雲南料理のレストランに80名ほどの日本人およびその家族が集合。チェンライに暮らす日本人の中にもタイ料理がどうも苦手、という人はいる。その点、雲南料…

ラオス旅行 11

ラオス旅行(11) ■ウィーンの夫妻と夕食 退職者と仰っていましたが、どんなお仕事をされていたのですか、と尋ねると、ウィーンで判事をしていました、とマンフレッドはゆっくりした英語で答えた。奥さんの補足説明ではかなり上級の裁判所の判事だったらしい…

ラオス旅行 10

ラオス旅行(10) ■一泊5ドル ウィーンの夫婦はまるで逃げられてはいけないというように自分の両脇に立って、彼らが予約しているホテルへと自分を連れて行く。ホテルはソンテウが停車した場所から1,2分のところだ。生憎、ホテルは満室。1時間後にロビーで落…

ラオス旅行 9

ラオス旅行(9) ■予定変更 芭蕉に限らず人生を旅になぞらえる古人は多い。確かに人生と海外旅行は共通点がある。それは予定外のことがおこり、そしてそれが面白いのだ。 当初、ラオス旅行は世界遺産のルアンプラバンを見物したあと、ビエンチャンに出て、そ…

介護ロングステイ2年

介護ロングステイ2年 ■読売新聞12月26日の記事 新年早々に知人が下記の新聞記事を送ってくれた。認知症の人でも軽快することがある、頑張ってください、とのメモ付き、ありがたいことだ。 読者と記者の日曜便:寝たきりを克服 感謝の手紙 詐欺話とか、証拠の…

ラオス旅行 8

ラオス旅行(8) ■観光立国? ラオスは小国である。ラオスのGDPは55億ドル(4500億円)、鳥取県のほぼ4分の1の経済規模だ。2004年の輸出額は3億6千万ドル(約300億円)。国家予算は2000年半ばで4億ドル(340億円)ほど。年間340億円の予算規模というと下呂市、…

コインの裏表

コインの裏表 ■センチメンタリズム ラオスの山村でおびただしい子供たちを見て、柄にもなく感傷的な文章(前号)を書いてしまった。発展途上国の旅行記によくあるパターンだ。いわく、貧しいながらも幸せに暮らす人々、子供たちの笑顔、人のやさしさ、これは私…

ラオス旅行 7

ラオス旅行(7) バス泊のあと世界遺産ルアンプラバンに2泊、そこから北ラオスのルアンナムターへと向かいます。旅行記もやっと後半にさしかかりました。 ■ルアンプラバンからルアンナムターへ 「ラオス路はすべて山の中である。あるところは岨(そば)づた…

200号、そして書き足すこと2つ

200号、そして書き足すこと2つ ■メール配信200号 チェンライに移り住んで2年、このメール配信も今回で200号となった。これまでにタイで書いた原稿の字数をパソコンに計算させたら、約360万字、400字詰め原稿用紙にして900枚ほどになった。新書版の本にすれば…

チェンライの年末年始

チェンライの年末年始 ■暮れの風景 12月といっても年がら年中、Tシャツに短パンの生活であるから、あまり季節感を感じない。やはり木枯らしにコートの襟を立てて、オー寒い、といわなければ師走の感じは出ない。一年中出回っているのだが、12月は一番スイカ…