チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

1月も終わり

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チェンライ花博から

 

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花博、ボランティアガイド

 

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ミャンマーチェントンの市場から

 

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チェントン中央市場にて

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チェントン、お経を聞く少女

 

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チェントンの暴走族? よく見るとビールを飲んでる

 


1月も終わり

 

■時事解説を見て過ごす
ついこの間、新年を祝ったと思ったら、もう1月も終わりである。月日の経つ早さに愕然とする。己の生きてきた70年余の年月で一年とかひと月を振り返るわけだから、益々時間の経過の速さを感じる。速さを感じなくなった時が命尽きる時か。
とはいえ、このひと月、いろいろな出来事があって退屈はしなかった。先ず、カルロス・ゴーン氏の逃亡、スレイマニ司令官殺害に伴う中東の緊張、金正恩北朝鮮労働党委員長の病気1129説、蔡英文氏の圧勝に終わった台湾の総統選、日本経済の先行指標が軒並み下落、米中経済戦争で追いつめられた習近平主席、更には中国武漢で発生し、世界に蔓延している新型肺炎問題など、どれも2,3本はブログがかけそうな大事件ばかりである。
テニス以外はさしてやるべきこともないので1月は概ねネットでニュースの後追いをしていた。ユーチューブで産経新聞の阿比留記者がいつも産経の電子版をとって下さい、と懇願するので産経の電子版をとろうと思ったが、手続きがよくわからない。精神的だけではなく経済的にも産経を応援したいというのにAIに疎い老人は全く救いようがない。取りあえず産経のネット記事の有料会員に登録できたので阿比留さんには暫くこれで我慢して貰うことにした。

■花の写真を撮り溜める
毎年、年末から2月にかけてチェンライでは花博が開催される。蘭の花を中心にダリアやチューリップなど美しい花が人の目を楽しませてくれる。チェンライ県とチェンライ市が競うように行うのであるが、それは県知事と市長が別の政党出身なので、対抗心を燃やして予算措置を講じるとのこと。でも花を愛でる身としては同じような趣向であっても綺麗であれば言うことはない。ブログ原稿によっては本文に関係する写真が見つからない場合がある。そういった場合、花博で撮ってきた写真をブログに貼付する。内容と関係ね―じゃねーかという批判を受けたこともあるが、まあ花を見て怒る人は少ないと思うので、我がブログは結構、蘭を中心とした花の写真が多くなる。今月は県の花博に2回、市の花博に2回行って、写真を何百枚も撮ってきた。これで今年はブログ添付の写真には困らない。

■カメラを換えたので
昨年5月にオリンパスE-PL3からニコンのクールピックス900にカメラを換えた。オリンパスも悪くはないがニコンは何と言っても超望遠83倍、いくら携帯で撮れる写真が鮮明といっても望遠はムリだろう。オリンパスが机の横で「すっかりお見限りですね、いい人でもできたんじゃない」とすねているような気がするがついつい、ニコンに手が伸びる。蘭や百合を近くに寄らずともズームで撮れるのはなかなかいい。枚数とズームでいくらかは腕の悪さをカバーできるように思う。
花博では可愛い女高生がボランティアのガイドを務めている。もちろん頼めば一緒にカメラにおさまってくれる。望遠で彼女たちの表情をとらえたが、ごく自然な感じのポートレートが何枚かあって自分なりに満足できた。

■チェントン撮影旅行
1月は3日から2,3日、ミャンマーのチェントンに行っていた。昨年4月にも行っており、2回目の訪問となる。かつてのランナー王国の都、こじんまりしていて心が落ち着く街だ。休憩もいれてタチレクから片道5時間のバスの旅となるが川に沿って走るので、風景写真も撮り方によってはこれまでよりいい写真が撮れるはず。チェントンには近郊の山岳民族が集まる中央市場がある。それぞれ特有の衣装、頭巾を付けている。田舎であるから垢ぬけた美女はいないが、深いシワの刻まれたお婆さんは味のある顔をしている。超望遠のカメラで市場の人物写真に挑戦してみよう。カメラにつられてミャンマー旅行だ。

チェントンのワン・ツリー(高さ66mの大木)のある公園では、たむろしていたバイク男女が自分のカメラに気づくと「ニーハオ」と言いながら全員でポーズをとってくれた。ラオスカンボジアでは中々こうはいかない。チェンライでは子供も女高生もニッコリとポーズをキメてくれる。タイが好きだからタイに住み続けているわけだが、こういった人懐こさもタイのいいところだと思う。

タイに住んで12年目に入る。自分はタイ化しているから、つい日本でも子供や女性にカメラを向けてしまうかもしれない。変なおじいさんがいるんです、と通報されて、警察のお世話になり、数少ない友人、息子や娘に愛想を尽かされる。文化の違いでとんだ目に合わないとも限らない。タイにいても日本に帰っても、また何処の国に行ってもそれなりの緊張は必要である。