チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

スナップ写真と盗撮

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スナップ写真と盗撮

■タイでは安心
アカ族の村を訪ねて、うれしいことは自由に写真を撮らせて貰えることである。迷惑そうな顔をする人もいないではないが、おおむねポーズを決めてくれる。でもアカ族が全部、愛想がいいかというとそうではない。ラオスのアカの村をいくつか訪ねたが、女性はカメラを見て、激しく威嚇の言葉を投げてきたし、遊んでいた子供たちは一斉に逃げて、戸口からそっとこちらの様子をうかがっていた。カメラを向けると、戸をさっと閉める。

ラオス共産国であり、ついこないだまで内戦があって国民同士殺しあったという歴史を持つ。見知らぬ人に気を許したら、ひどい目に会う、という警戒感が染み込んでいるのだろう。
でもタイのアカ族はタイ人と同じく、目が合えば微笑んでくれるのが普通。

カメラを趣味とする邦人旅行者がチェンライの街角で、下校途中の女子高生の写真を撮っていた。はじめは気付かれないようにこっそりシャッターを切っていたが、撮影に気付いた彼女たちは、わざわざ立ち止まって笑顔でポーズをとってくれたという。日本では考えられないと本人は甚く感激していた。日本で同じことしたら、と考えるだけでも怖い。

日刊ゲンダイより
下着を盗撮したわけでもないのに逮捕─。こんな事件が川崎市で起きた。神奈川県警に捕まったのは同市環境局に勤める40歳の男。28日の夕方、東急田園都市線の車内で隣に座った女子大生(21)を撮ったのだ。
「男はUSBメモリーの形をしたカメラで動画を撮影。気づいた女子大生が警察を呼び、県迷惑行為防止条例違反で逮捕されました。撮った映像は女性の顔から足までの全身で、パンティーやブラジャーは写っていなかった。警察によるとスマホやカメラで撮っても捕まるそうです」(捜査事情通)

過去にも類似の事件が起きている。08年には通行中の女性の後ろ姿を撮った自衛官の有罪が最高裁で確定。11年には千葉県で電車内の女性の寝顔を撮った男が逮捕。いずれも迷惑行為防止条例違反。ちなみに神奈川県の同条例違反の罰則は1年以下の懲役または100万円以下の罰金だ。

●シャッターを切らなくてもアウト
「不用意に他人を撮影すると誰もが捕まりかねません」とは弁護士の山口宏氏。
「迷惑行為防止条例は女性の下着や身体を写して恥ずかしい思いをさせたり不安を抱かせた場合に適用されます。『身体』とは洋服を着た状態も指すので街で通行人の女性を撮り、警察を呼ばれたらアウト。カメラやスマホを向けただけ、シャッターを切らなくても捕まります」

 秋祭りなどで法被を着ている女性や公園でしゃべっている主婦、駅のベンチで居眠りをしている女性などを無断で撮るのも危険。すべての年齢の女性にあてはまるので、老婆を撮って「恥ずかしい思いをさせられた」と抗議されたら、警察沙汰になりかねない。
「見知らぬ女性を撮って騒がれたら速やかに立ち去り、時間的、場所的に間隔を取ること。現行犯逮捕が原則だから警察もしつこく追ってこないものです。『すぐに逃げる』を心がけてください」(山口宏氏) 生きにくい世の中だ。(引用終り)

昨年帰国した折、校庭で遊んでいる小学生を見た。可愛いので写真を撮ろうとしたが、あ、ここは日本、と思ってやめた。もし撮っていたら逃げ足が遅い方だし、介護ならぬ悔悟の日々を塀の中で送っていたかも。

■タイの盗撮状況
ニュースクリップより
バンコクのルンピニ警察署は20日、高架電車BTSアソーク駅構内で女性のスカートの中を盗み撮りしていた男を逮捕したと発表した。逮捕されたのは有名大学で講師を務める37歳の男(写真)。盗み撮りに気がついた乗客が被害者の女性に知らせ、女性から通報を受けた警備員が男の携帯を調べたところ、女性本人のスカートの中の画像が見つかったため警察に通報した。
男は「自分で楽しむために撮影したもので、画像をインターネットで公開したりはしていない」と供述し、罰金1000バーツで釈放された。

北タイのニュースから
公衆の女子トイレで盗撮された写真がオンライン上に流出する事件が現在頻発しており、社会問題となっている。パヤオの女性人権団体の代表、スパックポン女史は「盗撮犯の多くは常習者で、罰則も非常に軽いものであるため、一度捕まってもまた盗撮を繰り返します。盗撮は、女性が誰にも見られずに安心して用をたす、という権利を侵害するものであり、このまま盗撮を野放しにしておいては、諸外国の笑い物となります。私は行政と警察に対し、盗撮の厳重な取締りと罰則の強化を望みます」と語った。

盗撮に対する取締りにも「寛容なタイ」と「真面目な日本」の違いがあるようだ。





こういった写真を撮っていれば問題は起こりません。