チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

国際ニュースから

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ナーンのワットプーミン

 

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女性に言い寄る男、彼が壁画を書いた絵師といわれています。

 

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堂内の壁画ですが、保存作業が行われない為、行く度に色が薄くなっていく気がします。

 

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ナーン国立博物館所蔵の仏像、現代の釈迦像に比べ個性があります。



国際ニュースから

                                      

■書く気も起らず

我がブログも、友人のサポートによりカウンターが付いたし、デザインも一新した。ブログばかりでなく何事につけ、人のご好意におすがりするという昔からのクセが抜けない。感謝と反省の日々も変わらない。新しいブログサービスでは過去ブログの参照が楽になった。10年以上前に書いたウズベク時代の記事もすぐ読める。50歳半ばを過ぎて初めて経験する教職、それもベンチャー論という妖し気な科目を講義していた。あの当時の記事を読むと、日々悩みながらもそれなりに頑張っていた自分をけなげだったなあと懐かしく思ったりする。

 

過去を懐かしんで、異国の片田舎に侘び住まいする身であるが、日本からのニュースに心乱されることがある。天皇陛下を貶めたり、国際法を踏みにじって平然としているばかりか、責任を日本に押し付ける国はその一つだ。あの国のことをあまり書かないですね、といわれた。確かに7月から9月にかけて1本(「嫌韓」から「嗤韓」へ、9月9日)しか書いていない。

 

はてなブログでは「韓国」というワードでブログを検索すると、自分が文中に「韓国」と書いたブログが次々に現れる。何本あるかわからないが100本はあるのではないか。令和の7月になって日本が韓国に対し、初めて普通の国としての態度を明確にした。その後の常軌を逸した反応については嫌というほど報じられている。識者の反論はほぼ同じだし、もう出尽くした感がある。自分も呆れ果てているのでもう書きたくない。

 

繰り返し書いているが、あの国は強きに靡く国だ。だから日本が経済ばかりでなく、憲法を改正し、防衛力を備えた「普通の国」になれば、手のひらを返したように日本に擦り寄ってくる。竹島返還はもちろんのこと、また併合して下さい、と言いだしかねない。その時は「過ちは繰り返しませぬ」とはっきり断ってもらいたい。

 

■国際合意は破られる

「一度の合意で過去を終わらせることはできない」という文大統領の発言に対し、安倍首相は「日韓請求権協定に違反する行為を韓国が一方的に行い、国交正常化の基盤となった国際条約を破っている」と述べている。話は平行線だから「静かなる無視」は長く続くだろう。

 

歴史を振り返ってみると、国際条約が守られた試しはないとは言わないが、力の前では無力の例は多い。ソ連は日ソ不可侵条約を破って満州になだれ込んできたし、中国は英国と約束した50年間の一国二制度を有名無実化しようとしている。香港の憲法にあたる基本法には、中国本土では制約されている言論・報道・出版の自由、集会やデモの自由、信仰の自由などが明記されている。これが守られているという人はよほどの親中派だ。

 

香港のデモは、香港政府が「逃亡犯条例」改正案を撤回したあとも沈静化の兆しはない。香港が中国化すれば香港人の人権は無くなる。日本は聖徳太子の17条の憲法や5箇条のご誓文に見られるように、自由とか民主主義は歴史的に所与のものであった。民主主義を踏みにじる、とか人権弾圧を叫ぶ一部野党の人はいるが、世界には政府に反論しただけで牢屋につながれる国は少なくない。そういった国で自由と民主主義を取り戻す運動は、まさに命がけだ。香港では命をかけてデモをしている。自由と民主主義が当たり前の日本は、そういった香港の切実さをわかっていないのではないか。国会で香港のデモ支持の決議をした、とは聞いていないし、マスコミの報道もデモに対してに冷淡なように思える。中国への忖度だろうか。

 

■日本自治区

韓国がデフォルトに陥ろうと北鮮と結ぼうと、ドルや円、更には世界経済に大きな影響はないだろうし、日本が滅びるわけではない。しかし、香港の問題は、香港が落ちれば、次は台湾、台湾の後は尖閣、沖縄と中国は手を延ばしてくる。沖縄を手にした中国は日本を「解放」しにやってくる。日本自治区ではチベットやウィグルと同じように、日本語が禁止され、中国語が公用語となる。女性は漢人との結婚を強制され、男性は収容所送り、或いは徴兵されて、反中紛争の前線に送られる。まさに亡国である。

 

そうならない為には、強いところ(アメリカ)と結ぶとともに、自国で自国を守る防衛力を持つことが必須である。価値観を共有する台湾との軍事同盟締結も当然、視野に入れなければならない。「国際的合意、条約は力の背景がないと実効性を持たない」は歴史が示すとおりだ。憲法改正、防衛力増強で力を信奉する国々、中国、ロシア、半島との課題解決も容易になると思うのだが間違っているだろうか。

心長閑な侘び住まいを享受するにはまだ時間がかかりそうだ。