チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

国を偉大ならしめんことを

 

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南九州最大の神宮、霧島神宮

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初詣は1月前から可能とのことで行列ができていた

 

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烏帽子姿で供物を捧げる神官

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偶然の自然産物

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相花信夫少尉より継母への手紙、彼は10代で散った

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特攻の前に国民に願ったこと

 

 

国を偉大ならしめんことを

 

民度の低い国
ホテルに戻れば持参したパソコンを立ち上げる。ニュース解説を視聴する。なんといっても11月から12月にかけての注目は米国大統領選である。バイデンさんが勝ったというマスコミに対し、いや本当はトランプ大統領の再選というネット記事がある。選挙に不正があったという人もいれば、開票は公正に行われたと主張する人もいる。インチキ選挙でアメリカの民主主義は踏みにじられた、いや、トランプ氏こそ潔く、敗北を認めるべきだ・・・。民主、共和両党、更には官界、法曹界にも怪しげな金が流れていると報道されている。


こういった騒ぎを見ると、やはりアメリカ人は民度が低いなあと感じる。国内を2分した戦いとなっているわけで、1月に新大統領が決定したとしても争いは続くだろう。デモ隊が反対派に襲われている。今後はBLMでそうだったように、デモのついでに放火、略奪がおこるかもしれない。法と秩序を守るため連邦軍が出動して無法地帯を制圧する。日本ではシールズや立民のデモでさえ、放火、略奪は起きていない。ルールを守り、正義を重んじるという点では日本は世界に冠たる徳義大国だと思う。選挙監視団を日本から米国に送り込んで再選挙してはどうか。

本領安堵
バイデン氏にお祝いを述べた菅首相の発言はちと情けなかった。世界各国に並んで祝意を表する、ここまでは仕方ないと思うが、日米安保条約が、尖閣、沖縄に適用されることを確認したと伝えられている。日本は尖閣を守るとバイデンさんが言ってくれた、と喜んでいるがアメリカの発表には尖閣のセの字もない。まるで、本領安堵を幕府に願い出た御家人の態度だ。本領安堵で幕府と御家人は主従関係を明確にしたわけだが、日米関係も同様だ。

英国やフランスは米国の大統領選に注目はしているだろうが、日本ほど狼狽している様子はない。それは両国が核保有国であり、明確に自分の国は自分で守ることが出来るという自負があるからだろう。NATO にせよ、日米安保にせよ同盟条約は双方に利益があるから締結しているのであって、条約があればそれを遵守するのは当たり前、大統領が変わろうと変わるまいとこちらから改めてお願いする筋合いのものではない。またバイデンさんが今、日米安保を見直す発言をするはずもない。菅さんはバイデンに足許を見られたのではないか。

■自国の海で
知らない人が家に入り込んできて、食卓に並べてあった料理を勝手に食べ始める。あんた誰? 出ていって下さい。お前たちこそ出て行け、ホレ、この土地家屋の権利を隣町の金さんから買ったんだよ。

これは日本の排他的経済水域にある大和堆で起こった事実である。大和堆は甘えびやスルメイカの好漁場で知られている。ここに北朝鮮から漁業権を買ったという中国漁船が大挙、押し寄せた。海上保安庁は不測の事態を避けるため、日本漁船に出漁見合わせを要請した。中国漁船がいなくなった後、日本漁船が大和堆に行ってみたが、スルメイカは根こそぎ取りつくされていた。小笠原諸島の赤珊瑚も記憶に新しい。尖閣周辺の好漁場は、年間2600トンの水揚げを記録していたが、今は海保が出漁を見合わせるよう指導している。

■英霊の遺志
知覧の特攻平和会館を訪れた後、もどかしい思いが消えない。言いたいこと、書きたいことが山ほどあるのに出てこない。もちろん自分の貧弱な思考能力のせいであるが、我々は英霊の遺志をどれだけ受け継いできたのだろうか。

領海、領土を侵された後は、国民がチベット、ウィグルと同じ運命をたどる。これが近未来の祖国だ。わが国は、自分の国は自分で守るという当たり前の国ではない。カルタゴの平和ではないが軍事力が弱い国は侵略されて滅びる。核を持つ国が核攻撃を受ける可能性は低いのだから、「二度と過ちをくりかえ」さないためには核装備も一つの方策だ。核開発に時間がかかるなら米国の第7艦隊を居抜きで購入してもいいし、インド、パキスタン、あるいはロシア、北朝鮮から買ってもいい。

感染症対策で4兆、5兆の予算が出るのだから、防衛国債を発行して現在5兆の防衛予算を15兆くらいに増額すればいい。国産化が進めば日本製武器は性能がいいので世界中に売れる。いざとなった時は部品供給を止める、これで戦闘継続が困難となる。武器輸出は安全保障につながる。

遺書の言葉が心に残る。「俺は征くけれど仇を取ってくれよ」。原爆で亡くなった少年も同じ言葉を残している。法的には復讐権(報復権)があることを米国は知っている。だから現憲法を押し付けている。やられたらやり返す、大統領選挙も大東亜戦争も同じではないか。少なくともその気概は持ちたい。