チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

日本の出番

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日本の出番

■歴史的平和国家
読者の皆さんもお気づきの通り、このブログは同じことを繰り返し書いている。世界には民主主義が根付く国とそうでない国がある、日本は民度の高さ、恵まれた歴史環境の中にあって民主主義を古来から実現している国だ、この一言のため、ブログを10本書いた。読まされる身になってみろというお叱りが聞こえそうである。申し訳ない。

日本はこれまでの戦争で相手を皆殺しにする殲滅戦、つまりローマがカルタゴを、成吉思汗がソグド人のサマルカンドを攻略したような戦いをしていない。殲滅どころか敵を許し、味方に引き入れることも再々であった。敵将の能力を評価し、活躍の場を与える「将棋」を子供のころからやっている。民草を犠牲にしないという平和主義は、徳川300年の歴史でも明らかである。建国以来、戦争をやり続け、2百年でインディアンを1千万人殺して民族浄化をした国に、日本は好戦的だなどと間違っても言ってほしくない。

敵を抹殺する過程で、奴隷が生まれているが、日本には奴隷の歴史がない。抹殺や奴隷の歴史を持つ国は、今でも同じ国民でありながら国の中に厳然たる差別があり、法律はあっても国民に対し平等に施行されるわけではない。
例えば、国会議員や大会社の社長が、田舎道で農民の老人を轢き殺したとする。日本なら警察沙汰となり、しかるべき司法処分を受ける。タイやウズベキスタン、あるいは中国で同様の事故が起きた場合、有力者は無罪放免になる可能性が高い。

民主主義は国民が等しく同じ権利を行使できること、と言い換えてもいいが、権利どころか法律が有力者の恣意に任される国では、総選挙などやっても意味がない。アメリカはエジプトやイラクに総選挙をやらして、ああ、これで中東も民主化した、と自画自賛した。中東には民主政治の歴史はない。部族の親玉が圧制を敷く、これで平和が保たれてきた。曾野綾子さんの書かれた「アラブの格言」の中に「一夜の無政府主義より数百年にわたる圧政の方がましだ」という言葉がある。アメリカも罪なことをしてくれたものだ。責任を取ってシリア難民を全員アメリカで面倒みてもらいたい。

■和平を探った日本、はじめから殲滅するつもりのアメリ
アメリカの公文書公開やフーバー大統領の自伝等により、日米開戦の経緯が明らかになりつつある。日本は和平を最後まで望んだが、チャーチルと結託した狂人(とフーバーは言っている)ルーズベルトの陰謀により、大東亜戦争に引き込まれた。やりたくてやった戦争ではない。アメリカに追いつめられ、嵌められて仕方なくやった戦争であった。1941年9月6日の御前会議で海軍軍令部総長永野修身は次のように語っている。

「政府側陳述によれば、アメリカの主張に屈服すれば亡国必至であるとのことであったが、戦うもまた亡国であるかも知れない。すなわち戦わざれば亡国必至、戦うもまた亡国を免れぬとすれば、戦わずして亡国にゆだねるは身も心も民族永遠の亡国であるが、戦って護国の精神に徹するならば、たとい戦い勝たずとも祖国護持の精神がのこり、われらの子孫はかならず再起三起するであろう。統帥部としてはもとより先刻申したとおり、あくまで外交交渉によって目的貫遂を望むものであるが、もし不幸にして開戦と決し大命が発せられるようなことになるならば、勇躍戦いに赴き最後の一兵まで戦う覚悟である」。

大東亜共栄圏
白人以外は人間でない、だから有色人種には産業革命はできない。この定説を打ち破って日本が5大強国の一角に躍り出た。先生の言う通りに頑張りました、といったらその頑張りが生意気だ、と先生に張り倒された。有色人種の分際でなんだ、有色人種なんだから非戦闘員の女子供老人を皆殺しにしてもかまわない。謝罪はしないまでもオバマ大統領が広島にくるということは、米国にもあの無差別大量殺戮をいくらか反省する気持ちが出てきたということだろう。
誰が次期大統領になっても、製造業が弱体化した米国経済の見通しはよくない。欧州は植民地主義のツケ、難民流入でガタガタ、ロシアは原油安で経済不安、中国は経済崩落がいつ起きてもおかしくない。

GHQは日本の伝統、文化、慣習を打ち壊し、天皇家の自然衰退まで狙ったが、永野元帥の予言した通り日本は再起を果たした。
安倍首相は世界の行く先々で支援を約束し、実行している。日本のお陰で独立できましたと日本に感謝しているアジアの国は少なくない。経済的に大東亜共栄圏はすでに実現している。政治的、軍事的裏付けを持ったアジアの盟主に日本が推戴される日もそう遠くないのではないか。