チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

連休真っ最中

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連休真っ最中

■大型連休
10連休が始まって、日本の行楽地や道路は混みあっていることだろう。飲食店や遊戯施設、宿泊施設、交通機関等の方は働いているから、まるまる10日休めるのは労働者の半分くらい、というデータがある。自分は装置産業を抱える会社に勤めていたから、工場のほうは24時間稼働で休めない人もいた。でも事務系サラリーマンだったから、4月末から5月初旬にかけて暦通り休んでいた。それに5月1日はメーデーで事務所は休みだった。何人かの同僚が組合の関係で仕方なくメーデーのデモに参加していたけれど。

それで昔は「飛び石連休」と言っていたが、上司、同僚、語らって飛び石の出勤日を休みあって相互協力による大型連休を案出していた。こう書くと、多分「チェッ、大きな会社はいいよな、俺らのような客商売は休みなんかねーよ」とやっかむ人がいる。人がヒマな時が掻き入れ時、という仕事もあるし、その逆もあるから、すべての労働者が10日連続休める社会はない。それに10日全員休みとなれば社会が大混乱どころか、崩壊の恐れもある。そんな時代に生きているわけだから、まあお互いさま、という気持ちが大切なのではないか。人を羨んだり、身の不幸を人のせいにするのはお隣の国だけで沢山だ。

ゴールデンウィーク
今でも旅行業界や娯楽施設では「ゴールデンウィーク、GW」が使われる。でもNHKや一部の民放、新聞などは「ゴールデンウィーク」という言葉が映画業界用語だったことから、NHKで禁止されている業界の宣伝(放送法第83条(広告放送禁止規定)に抵触する)になることや、年配者に分かりづらいという理由などで、単なる「(春の)大型連休」という表現で統一している。GWが映画界の宣伝になるとは知らなかった。英語表現が年配者にわかりづらいなら、野球やサッカーの解説を何とかしてもらいたい。

他にもNHKではGWを使わない理由を上げている。
・休暇が取れない人から「何がゴールデンだ」といった抗議が来る。
・外来語・カタカナ語を避けたい。
・1週間よりも長くなることが多く、「ウィーク」はおかしい。

GW期間も頑張っている職場、例えば医療、介護現場からこのような抗議が来るのだろうか。自宅で介護をされている方もおられると思うが、他人を、社会を、ちょっと自分より恵まれた人を呪う人はそれほど多いのだろうか。

それに外来語・カタカナ語を避ける努力をNHKはしてきたのか。年配者に分かり辛い外来語はいくらでもある。GWは和製英語で外来語ではない。その批判を避けるために「カタカナ語を避ける」としたなら姑息である。

ウィークをまたがるけれどもウィークで何が不都合かと思う。NHKはいつもこのように言葉を厳格に定義しているのだろうか。

■令和を寿ぐ
4月30日が退位の日、5月1日が即位の日で御世代わりで日本はお祝に沸き立つこととと思う。自分も昭和、平成、令和の3代を生き抜く身として慶賀に絶えない。8割以上の国民が令和の年号を好ましく思っているのに、3%の支持率しかない政党や共産党が反対する。国民等しく喜んでいい出来事と思うのに、一部野党はちょっとひねくれていると思う。みんなが幸せだと僻むのは半島人根性だ。

田舎の村おこしでもまず考えられることは「イベント」だ。改元など何十年に一度のイベントではないか。平和と調和、文化豊かな日本を目指そう、日本の心が一つになる。でもこれが気にいらない国や勢力が世界にはあるのだろう。

スリランカテロ事件を悼む
連休期間中に海外へ出かける方も少なくないと思う。でも4月21日に起きたスリランカ爆弾テロで、スリランカ旅行を諦めた方もおられるのではないか。全国8カ所で一斉に爆弾テロが起こった。ということは組織的な活動だったことを伺わせる。自分がスリランカを訪れたのは昨年の11月、本当に楽しい旅だった。英語旅行ガイド本「ロンリープラネット」は、2019年のおすすめ1位の国にスリランカを選んでいる。

どうしてあんなに平和な親日的な国に、と思う。理由はいくつか取り沙汰されているが、

・十分な治安対策がとられておらず、警備が手薄で狙いやすい
・外人客が多い
キリスト教会がある

などが挙げられる。インド政府からテロ情報を受けていながら政府間の情報伝達不備で対策を取れなかったことも大きい。ニゴンボはキリスト教会が多い街で、我々が泊まったGHの近くの教会が爆破された。IさんによればGHの直美さんもショックを受けていたという。

御世代わりを喜ばないのと同じく、このテロによって得をする国や勢力がある。世界は一筋縄ではいかない。


写真は団地内の公園の花、並びにソンクランの団地内タンブン。