チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

日本叩き

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

日本叩き

■日本の評判
英国BBC放送が定期的に行っている世界世論調査では、世界25カ国国民の主要国に対する評価(世界にプラスの影響を与えているか、それともマイナスの影響を与えているか)を聞いている。ちと古いが2013年調査によると、日本への評価は、カナダ、ドイツ、英国に次ぐ第4位である。2010年の調査ではドイツに次いで2位だったが「安倍政権の右傾化」によって2つ順位を下げたらしい。各国民別に日本へのプラス評価の割合を見ると、インドネシア人が82%で最も高くなっている。次ぎに、ナイジェリア人の75%、ブラジル人の71%、米国人・チリ人の66%と続いている。

BBC放送に限らず、ホテル業界、旅行業界の調査でも日本及び日本人は高く評価されている。
タイはBBCの調査には出てこないが世界有数の親日国である。日本人に温かく接してくれるのは、我らの先人たちの誇りある振る舞いあってのことだと思う。クンユアムに建てられた世界唯一の親日戦争博物館、タイ日友好記念館を訪れた人は敗残の日本兵と村人の心温まる交流に胸が熱くなるに違いない。

■日韓合意の現状
そんな世界に評価されている日本を快く思わない国もある。BBC放送調査では日本を最も低く評価しているのは、中国人と韓国人である。まあ学校でも成績がいいとか裕福な家の子は妬まれがちである。学校や会社ならそんなの気にしない、でほっとけばいいが、我が祖国が虚構によって貶められているならば、敢然と戦わなければならない。

2年前の12月28日、唐突に「慰安婦問題日韓合意」が日韓両国によって発表された。あの時、年末年始で休筆中であったが、アー、やってくれちゃったよ、と30日に1本アップした覚えがある。

岸田外相は「当時の軍の関与のもとに多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、日本政府は責任を痛感している」と強調、「安倍晋三首相は日本国の首相として、改めて慰安婦としてあまたの苦痛を経験され心身にわたり癒やしがたい傷を負われた全ての方々に心からおわびと反省の気持ちを表明する」と語って、韓国政府が元慰安婦支援のため設立する財団に日本政府が10億円拠出し、両国が協力していくことを確認した。

外電はやっと安倍首相が20万人性奴隷を認めて、謝罪し、賠償金を出した、と報じた。「軍の関与」とは衛生問題や輸送のことで、いわゆる慰安婦狩り、強制連行を指すものではない、と国民向けには説明されたが、世界には日本を妬む国は少なくない。日本のせいで植民地を失った、白人支配を覆したと怨んでいる白人国は少なくないから、ここぞと日本を貶めた。

韓国は、「慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認」した。でも自分も韓国は約束を守らないよ、と思ったし、2016年1月のNHK世論調査でもこの問題が日韓間で懸案となることは「今後はない」という回答は8%にすぎず、「今後もある」と悲観的なのが59%も占めていた。結果はご存知の通り。

駐韓日本大使館前に設置された慰安婦像は撤去されることなく、1年後には釜山の総領事館前にも新たな慰安婦像が設置された。韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は「日本が騒げば騒ぐほど少女像は増える」とうそぶいている。
康京和氏は今月19日に来日し、河野外相に日韓合意の成立経過を検証する作業部会の議論の現状について説明したという。27日に検証結果が発表されるが、要するに日韓合意再交渉を求めるつもりだろう。最終的かつ不可逆的な解決とは何だったのか。

■暗躍の最終目的
今年、明らかになったのは韓国は単なるパシリでその背後に中国がいるということだった。サンフランシスコ、グレンデールニュージャージー州フォートリー、香港、シドニートロント、マニラなど世界各国に慰安婦像が設置されているが、その推進団体は中国系反日団体であることが明らかになっている。
中国は尖閣、沖縄、そのあとは日本を中国のものにしようとしている。その邪魔になるのは日米安保条約、世界が、特に米国が日本から離反すれば、中国の日本占領の野望は容易となる。
慰安婦問題と同じく全く根拠のない南京大虐殺、徴用工問題、それに731部隊問題など生き証人がほぼ亡くなった頃に「旧日本軍の虐待、虐殺問題」を声高に非難し始めたのも此の策謀に沿っている。概ね増える傾向にはあるが被害者が20万から30万人であることも共通している。

中韓にとって歴史的真実はどうでもよく、日本と日本人を貶めることが目的なのだから、来年も今年に増して日本叩きが続くだろう。日本は一丸となって、といいたいところだが、朝日、NHKを始め反日日本人がパシリになって中国の策謀に加担しているのだから情けない。



今年も残すところわずかとなりました。ブログは年末年始のお休みを頂きまして1月4日より再開の予定です。本年はいろいろとお世話になりありがとうございました。皆様にとりまして来年がよき年となりますよう、チェンライの片隅からお祈り致しております。


写真は日韓外相、韓国の慰安婦像、SFの慰安婦像、マニラの慰安婦