チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

勝てば解放、負ければ侵略

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勝てば解放、負ければ侵略

■ 6月1日付、MSN産経ニュースから
「侵略認めることが最低条件」みんな・浅尾氏が関係修復で維新に注文
 

みんなの党浅尾慶一郎政調会長は1日午前のテレビ東京番組で、日本維新の会との選挙協力を解消したことに関連し「維新が党の統一見解として(先の大戦が)侵略だったとまとめることが(関係を取り戻す)最低限の条件だ」と述べた。
 ただ維新は、橋下徹石原慎太郎両共同代表の意見が異なっていることから、歴史認識に関する党の見解はまとめない方針。小沢鋭仁国対委員長は同番組で「歴史の見解に関しては歴史家に任せる」と強調した。(引用終り)

先の大東亜戦争で、日本軍はアジアに進駐した。マレー半島では英豪連合軍と戦火を交えながら2カ月足らずの間に1100キロを南下し、2月にはシンガポールを陥落させた。これはアメリカ独立戦争におけるヨークタウンの戦い以来のイギリス軍史上最大規模の降伏であり、近代のイギリスにおいて最大かつ歴史的な屈辱であった。インドネシアのオランダ軍は開戦後、僅か9日間の戦闘で日本に降伏した。

フィリピンでは開戦から150日後に、最後の砦であったコレヒドールで米軍が降伏する。米軍降伏直前にマッカーサー司令官は家族、幕僚と共に魚雷艇コレヒドール島を脱出し、ミンダナオ島から飛行機でオーストラリアに逃れた。

インドシナでもヴィシー政権に従わないフランス軍を日本軍が攻撃、制圧している。

開戦前、アジアを侵略していたのはどこの国だったか。日本は欧米各国のようにアジア人を殺戮し、搾取するために兵を出したのではない。日本が戦ったのはアジアの侵略者であった欧米諸国だった。

■帝国政府声明文
日本は大東亜戦争開戦において、帝国政府声明文(昭和16年12月9日)を発表し、その戦争目的はアジア解放であることを明言した。

「而して、今次帝国が南方諸地域に対し、新たに行動を起こす(開戦)のやむを得ざるに至る、なんらその住民に対し敵意を有するものにあらず、只米英の暴政を排除して(白人を追放し)、東亜を明朗本然の姿に復し(植民地に成る前の東亜へ戻す、即ち独立国家に戻す)、相携えて共栄の楽を分かたんと祈念するに外ならず(大東亜共栄圏を確立、)。帝国は之ら住民が我が真意を諒解し、帝国と共に、東亜の新天地に新たなる発足(八紘一宇の実現)を期すべきを信じて疑わざる物なり」

そして、開戦に当たっての帝国政府声明文の通り、白人植民地からのアジア解放を成し遂げたのであった。だから東南アジアで日本を侵略者という国はない。

半島人でも昭和40年頃にはこういう発言をする人もいた。

朴鉄柱(韓日文化研究所)昭和42年(1967年)ソウル
大東亜戦争で日本は敗れたというが、敗けたのはむしろイギリスをはじめとする植民地を持った欧米諸国であった。彼らはこの戦争によって植民地をすべて失ったではないか。戦争に勝ったか敗けたかは、戦争目的を達成したかどうかによって決まる、というのはクラウゼビッツの戦争論である。日本は戦闘に敗れて戦争目的を達成した。日本こそ勝ったのであり、日本の戦争こそ、“聖なる戦争”であった。ある人は敗戦によって日本の国土が破壊されたというが、こんなものはすぐ回復できたではないか。二百数十万の戦死者は確かに帰ってこないが、しかし彼らは英霊として靖国神社護国神社に永遠に生きて、国民尊崇の対象となるのである」

■歴史を直視
日本と実際に戦っていない中国共産党半島人だけが「アジア侵略の歴史を直視せよ」という。
当時、大日本帝国臣民であった半島人は多くは志願兵として大東亜戦争を戦った。そして2万1千余名の半島人英霊が靖国神社に祀られている。

中国も、どうして日本と共にアジアの解放に立ち上がらなかったのか。それどころか欧米宗主国と共に、華僑は商業や金融分野でアジア人を搾取する側に回った。アジアの盟主と嘯く中国は今、チベット、モンゴル、ウイグルで粛清、民族浄化を繰り返している。これを中国は侵略ではなく解放と言っている。

米国は600万人いたというインディアンの90%以上を虐殺した。ハワイの併合、フィリピンの植民地化もあくどいものだった。これは侵略とは言わないのか。ナポレオンは、チンギス汗は、古代ローマは、などと言い出したらきりがない。

「侵略の定義は学界的にも国際的にも定まっていない。国と国との関係でどちらから見るかで違う」(4月23日、参院予算委)と安倍首相は述べているが、これが常識的な考え方だろうと自分は思っている。


写真はタイの仏像