チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

戦争には負けたくない

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戦争には負けたくない

■ 世界の強国に勝ってきたが・・
19世紀末から20世紀前半にかけて、日本は当時の大国、中国(清)、ロシア、英国、オランダを打ち破った。大東亜戦争では結局、物量を誇る米国には敗れたが、他の国には負けたという気はしない。

たとえば中国での大会戦ではおおむね日本が勝っている。戦争はいくら軍人の士気が高くても、武器の性能に差がある場合、その差が勝敗を分ける。中国戦線で日本軍が連戦連勝だったのは国民党軍の武器が質、量ともに日本軍のそれに劣っていたからだ。日本軍から鹵獲した武器をソ連からを譲り受けたので、共産党軍が国共内戦に勝利したことはよく知られている。

でも一度、米国に敗れただけで、連合国(国連)から日本は戦争犯罪国呼ばわりされている。

■もう一度やって勝つまでは
東洋学園大学教授・櫻田淳氏は6月3日付産経新聞「正論 平成の『富国強兵』路線の追求を」の中で、

『古来、「歴史認識」は大概、「戦争で勝った側」のものが世に流布する。「勝てば官軍、敗(ま)ければ賊軍」という言葉は、「敗れた側」にとって、どれほど理不尽にして悔しいものであっても、一つの真理を表している。故に、端的にいえば、「次の戦争」で「戦勝国」になってしまえば、「歴史認識」の案件は決着がつく』と述べている
教授の提案は明快であるが、また戦争をするわけにもいかない。その前に勝者である米国が、米国を脅かすような自主再軍備を許すわけがない。

「次の戦争」とは、経済、産業、技術上の優位の維持、さらには対外広報・文化・芸術・スポーツなどを通じた対外影響力の確保という意味の「競争」を含むものである。国際政治で評価されるのは結局力であるから、日本はあらゆる方面で競争に勝ち、「次の戦争」で「戦勝国」としての立場を確実に得るために必要な態勢の整備せよ、と教授は言う。

だが、これも簡単なことではない。経済の分野で日本が米国を凌駕しようとした時、敗戦国が何を小癪な、という態度で米国が取った対抗手段(自主規制の強要等)は忘れられない。スポーツの分野でさえ、スキージャンプで日の丸が3本上がれば、ルールを変える。そういった底意地の悪い白人国が相手なのだ。

■ 日本と戦争したい国
欧米諸国が底意地が悪いのは仕方ない、という気はする。日本のせいであれよ、あれよという間に、アジア、アフリカの広大な植民地がなくなってしまった。そればかりかサル以下と思っていた有色人種がご主人様である白人に対等な口をきくようになったのだから。

しかし、日本と戦っていない共産中国と半島が、どうして戦勝国のようにふるまって対日批判を繰り返すのだろうか。
それはインドや東南アジア諸国のように独立戦争を戦っていないからだ。中国と半島の独立は日本から勝ちとったものではない。できたら日本をコテンパンにやっつけて、独立の正統性を確立したいという潜在意識が彼らにはある。それが歴史問題や慰安婦問題に影響している。

中国が実質的に欧米の植民地に陥ったのは阿片戦争以後であるが、恨みは白人にではなく、清を破った東夷、日本に向けられている。世界の最強国であり続けた中国が100年の屈辱の時代を過ごしたのはすべて日本のせい、というわけだ。

韓国併合前がそれほどよく、独立の気概に燃えていたのだったら、大東亜戦争末期、日本の力が弱まった時、なぜ半島で独立運動が起こらなかったのか。徴兵された半島人兵士は半島に駐屯していたし、警官の7割は幹部も含めて半島人だった。

反日日本人
櫻田教授が言うように、今の日本は戊辰戦争で敗れた会津藩士のごとく、何を言われても隠忍自重すべきかもしれない。ところが、中国や半島の言いがかりをまるで正義であるかの如く吹聴する人がいる。これには我慢できない。

朝日新聞主筆だった若宮啓文という人は東亜日報に寄稿して、韓国有力紙に掲載された「原爆投下は神の懲罰」というコラムを次のように擁護する。
『コラムの引き金となったのは「731」だった。安倍晋三首相が機体に731と番号が書かれた自衛隊の練習機に試乗した様子が、中国や韓国には刺激的だったのだろう。旧日本軍の731部隊が第二次大戦中、生物化学兵器をつくるために捕虜を人体実験の対象にして、多くの死者を出したのは日本の汚辱の歴史。なのに、わざわざ731の機体に乗り込むとはどういうつもりか。韓国でのそんな報道ぶりが「原爆は懲罰」のコラムにもつながったのだろう』

731部隊が生物化学兵器を開発していたという証拠はない。
こういう人が未だに跳梁跋扈しているのだから、やはり戦争には負けたくない、という気がする。


写真は団地にきたお坊さんとタンブンする住民。
前日にはお知らせの団地内放送が流れます。