これでも仲良くできるか
■哀韓
韓国を初めて訪れたのは1974年8月15日だった。何故その日を覚えているかというと、文世光事件、すなわち韓国大統領・朴正煕の夫人、陸英修さんが在日韓国人の文世光によって射殺された事件が起こった日だからである。通産省系の研修機関に3カ月派遣され、その研修旅行だった。在韓日本大使館で経済担当官の講義を受けたが、大使館がデモ隊に取り巻かれてしまい、韓国機動隊の皆さんに守られて、大使館を脱出した覚えがある。
その後、韓国には仕事や観光で10回以上訪れた。幸い自分は仕事の関係が中心だったから、嫌な思いをしたことはない。ソウルの馴染みの店で冷麺や参鶏湯を楽しみ、慶州や仁川、済州島にも行ったことがある。90年前後まで、どちらかと言えば好きな国だった。
今はどうか。千年経っても恨み続ける、慰安婦問題の真摯な謝罪がない、「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録反対運動など、朴槿惠政権の対日批判を見ていると、嫌韓、厭韓 呆韓を通り越して、そこまで言うか、可哀そうな国だなあ、という「哀韓」の気持ちに囚われる。
■日韓戦争で韓国は勝利した
反日感情は教育によって形成される。韓国の小中学校で週3-6時間教えられている歴史は以下の通り。http://gofar.skr.jp/obo/archives/10355
1、朝鮮半島では古代より同じ民族で、お互い殺し合う戦争など無かった。
2、1945年8月15日に日本は負け、満州の日本軍がソ連軍に追われて朝鮮半島に侵入して
韓国を占領し、韓国人を虐殺し、悪逆非道の限りを尽くし、韓国を占領し居座りつづ
けた。
3、1950年6月25日に「韓国戦争」が始まる。米英仏韓の国連軍が侵略者の日本軍を朝鮮
半島から追い出した。韓国が勝利した戦いが「韓国戦争」である。
4、北朝鮮はソ連軍と中国軍が北朝鮮から日本軍を追い出した。中国軍と韓国軍は「韓国
戦争」で共に戦った同志戦友である。
5、慰安婦とは、日本が「韓国戦争」の時に20万人を強制連行してジープに乗せて売春さ
せていた。
6、1945年8月15日とは、日本が戦争に負けた日で韓国の建国記念日である。
7、竹島は「韓国戦争」で日本を追い出して1950年に韓国が取り戻した島である。
8、北朝鮮と1964年に国境紛争が発生したが、同じ民族で殺し合う大きな戦争にならず、
また一度も北朝鮮とは戦争していない。同じ民族同志で戦争する理由も無い。
9、日韓条約は過去の植民地支配の謝罪、賠償条約である。
10、韓国は戦勝国で、国連設立に参加した当事国で最初の国連加盟国であると教えてい
る。
1945年まで半島は日本の一部であり、半島人も日本人として大東亜戦争を戦った。2万人を越える朝鮮人英霊が靖国神社に祀られている。
欧米に留学した韓国人の中には、歴史の真実を知って韓国人であることにいたたまれず、自殺した人もいると聞く。でも多くは、どうして欧米人まで日本のウソを信じているのかと激昂するという。
そこまで自らを欺くか、と自分は半信半疑だったが、若手韓国議員の行動を見てやはり、と思わざるを得なかった。
■安倍首相も入国禁止の可能性?
慰安婦を否定・正当化する日本政治家への入国禁止法案推進=韓国、という6月11日 WoW!Koreaの記事
日本の安倍晋三首相をはじめ、従軍慰安婦に関して否定・正当化したり、その可能性のある日本の政治家たちを入国禁止にできる法案が議員立法によって推進される。ムン・デソン(文大成)セヌリ党議員(38)は「出入国管理法の一部改定法律案」を制作し、発議のための議員署名を受けている。
11日、改定案によると、法務部長官が入国を禁止できる対象に「公然と日本帝国主義植民統治および侵略戦争を擁護、または正当化する行動をとる心配があると認められる人物」が追加される。また、従軍慰安婦に対して強制動員を否定、または正当化する行動をしたり、する可能性があると認められる人物も対象となる。
ムン議員は「日本の政治家が国際社会の反対にもかかわらず、靖国神社参拝や日本帝国主義植民統治および侵略戦争を否認することはもちろん、慰安婦関連問題さえも自発的売春だと主張するなど非常識な態度を示している」として、「このような人間に対して、大韓民国への入国を禁止するなど、強力なメッセージを伝達する必要がある」と法案の趣旨を説明した。また、ムン議員側は「入国禁止対象として日本の安倍晋三首相も含まれる場合がある」と言及した。(引用終り)
呉善花さんなど韓国に批判的な学者、文化人はすでに入国禁止措置が取られている。自分も入国を拒否される日が来るかもしれない。
哀れな国である。こんな国と仲良くできるか?