チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

人気第一の観光スポット

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クアンシ―の滝

 

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クアンシ―の自然プール

 

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多分、中国人、上の写真と同じ位置から

 

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タッド滝、小ぶりです。

 

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タッド滝で泳ぐラオス少女

 

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これも盗撮になるか

 

 

 

人気第一の観光スポット

■クアンシ―の滝
ラオスの旅も6日目、ルアンプラバンのマニチャンGHは連泊の2日目だ。初日は遠出せず部屋で本を読んで過ごした。お陰でラオスの悪路で疲れた体を休めることができた。本日はどう過ごすか。何度か来ているとはいえ一応はラオス世界遺産、観光スポットを訪ねてみるか。ルアンプラバンの観光と言えばシーサワンウォン通りに面した王宮博物館、ワット マイ スワナプーマハム、ワット シェントーン、プーシーの丘、それにメコン川クルーズで行くパークウー洞窟など定番が決まっている。

その中で一番人気は市街から30キロほど離れたクアンシ―の滝だ。数十メートルの崖を何条にもわたって流れ落ちる滝の景観もさることながら下流はいくつかのプールになっており、いつもエメラルド色の水を湛えている。インスタ映えのする場所である。そして若い人はここで泳ぐのが定番となっている。自分も水着がなかったが下着のパンツとTシャツで泳いだことがある。足を水に浸すと無数のドクターフィッシュが寄って来て、足の角質を食べてくれる。この滝一帯は公園となっていて入場料は2万キップだったと思う。2万キップは日本円で240円くらいだ。滝の景観と自然のプールでの水浴を楽しみ、ドクターフィッシュに体の垢を落としてもらえることを考えると決して高くない。新宿のOSSOでドクターフィッシュ体験をすると15分で1000円だ。

クワンシー滝の問題点は人が多すぎることである。水浴や遊泳に適した自然のプールは3カ所あるが、ファランがウヨウヨ水に浸かっていたため、水浴を諦めたことがある。朝早くであれば人が少ないだろう。CHの主人、アンディにちょっとクワンシーに行ってくるよ、と言ったら、クアンシーの手前にタッド・ウォーターフォールという滝があるから泳ぐならここがいいよ、と教えてくれた。

■Tad Sae Waterfall
スクータに乗って40分、9時過ぎにクアンシーの公園入口に着いた。公園のゲートを過ぎると熊の保護センターがある。公園を開発した時にそのあたりに住んでいた熊を捕まえて熊園としたものらしい。熊には興味がないので滝へ向かう山道を登る。ちょっとしたハイキングだ。やがて一番下段のプールに着く。もう泳いでいる観光客がいる。見たところ中国人だ。水浴するなら上流の滝から近いところのほうがいい。山道を更に登る。しかし、滝に至るまでの「水浴可」の池にはもう中国人が水に浸かっていた。我が超望遠83倍ニコンク―ルピックスでビキニの白人娘を撮ろうと思っていたのだが、ファランはほとんどいない。中国人の太ったおばさんなど撮ってはレンズの穢れともなりかねない。水浴びはもちろん写真撮影もそこそこにクアンシーの滝を後にした。

アンディの教えてくれたタッド滝はクアンシ―の駐車場を2キロほど下って、左の山道を2,3分走ったところにあった。こう書くと簡単であるが、看板も標識もないため、何人かのラオス人に聞きながら辿り着いた次第。こじんまりしたプールであるがそれでも10m四方はあるだろうか。前面の崖からチョロチョロと水が流れ落ちている。ラオス人家族が1組水浴びをしていた。殆ど人影がなく、隠れ里といった趣き。滝のほとりにニッパヤシに覆われたレストランがあった。現地の人がちょっと水に浸かって食事をして帰るという場所のようだ。水の色はクアンシ―と同じく碧色、透明度は高い。水量からしてクアンシーの下流ではなく別の支流と思われた。

クアンシ―の滝ハイキングでTシャツはびっしょり汗で濡れていた。短パンだけ脱いで水に入る。アー、気持ちいい。体を反転させて頭をゴシゴシとかきむしる。仰向けになってぽっかりと水の上に浮く。陽光が顔に降り注ぐ。ああ、太陽がいっぱいだ。そう言えばアラン・ドロンディエンビエンフーが陥落するまで4年間、インドシナ戦争に従軍していたんだっけ。

岩に腰掛けて休んでいたらドクターフィッシュが寄って来て足をつつき始めた。おお、日本なら15分で1000円だよ、ここは無料サービス、少し幸せな気分になった。

■泳がなかった理由
スクータで30キロの道を戻る間に、濡れたTシャツは自然乾燥していた。GHに帰るとアンディがいた。いいところを紹介してくれてどうも有難う。クアンシーの滝にもいったのかい? 行ったけれど、朝っぱらから中国人やファランが沢山泳いでいたんで水浴は諦めた。クアンシーには3つの水浴場があるが、トイレは1カ所しかない。自分は中国人やファランの「公徳心」を信じていないので泳がなかったんだよ。アンディはニヤリと笑ったが何も言わなかった。この日の走行距離は60キロ。