チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

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大坂なおみ選手優勝
先週は関西へ台風21号が、そして北海道には震度7地震が襲って多くの被災者が出た。でもその暗いニュースを吹っ飛ばすような嬉しい出来事があった。もちろん大坂なおみ選手のテニス全米オープン女子シングルスでの初優勝である。
以下産経ニュースから。

安倍首相「困難な時にあって、日本中に元気と感動をありがとう」 大坂なおみの偉業称える

安倍晋三首相は9日、テニスの全米オープン女子シングルスで初優勝を飾った大坂なおみ(20)=日清食品=について、自身のツイッターフェイスブックで「全米オープンの優勝、おめでとうございます。四大大会で日本選手初のチャンピオン」と投稿し、偉業をたたえた。また、北海道で最大震度7を観測した地震を踏まえて「この困難な時にあって、日本中に、元気と感動をありがとう」と感謝した。

また、9日の産経のスポーツニュースのランキングは
1【全米テニス】大坂なおみの優….
2【全米テニス】大坂なおみ、S….
3【全米テニス】「ブーイングや….
4【全米テニス】米メディア、大….
5【全米テニス】大坂なおみの偉….
6【全米テニス】劣勢にイライラ….
7【MLB】大谷翔平が満塁で三….
8【全米テニス】愛される人柄の….
9【全米テニス】大坂なおみが初….
10【全米テニス】大坂なおみ一問….

と10本中9本が全米テニスのなおみちゃん関連、残りの1本はエンゼルスの大谷が8日のシカゴでのホワイトソックス戦に「4番・指名打者」でフル出場し、6―3の九回無死満塁で走者一掃の三塁打を放ったニュースだ。大谷君も試合前にテレビでなおみちゃんとセリーナの試合を観戦。テニス全米オープンの女子シングルスを制した彼女から刺激を受けた。「すごい感動しました。なかなか長い歴史の中で、出来なかったことを達成したということで本当に素晴らしいな、と。すごい刺激をもらったかなと思います」と話した。なおみちゃんから刺激を受けて3塁打を打てた、というなら自分だってテニスの勝率が上がってもおかしくない。

■徳義を体現
日本人だけではなく、世界中で大坂なおみ選手に魅かれた人は多いと思う。それは彼女が強いばかりでなく、日本人の持つ礼節、謙譲、感謝といった徳義を体現しているからだ。優勝インタビューで、「多くの方々がセリーナのことを応援していたのを知っています。それなのに試合がこのようになってしまい申し訳ありません。あなたとプレーすることができて感謝しています」とセリーナに向かって日本風に頭を下げた。この瞬間、ブーイングに包まれていた会場は静まり返ったという。スポーツ選手はその技量の高さで人を感動させることができる。でも強いだけでは朝青龍や張り手の白鳳のように尊敬はされない。控えめでも慎みを弁えていても頂点を極める人がいる。それを大坂なおみ選手は証明してくれたと思う。まだ20歳、青山繁晴参議員はこれから4大大会を全制覇するような大選手になるだろうと予言している。
大谷翔平選手、また錦織圭選手だってまだまだこれからのアスリートだ。日本選手の益々の活躍を期待したい。

■米中経済戦争
他に嬉しいニュースはないのかというと、やはり米中経済戦争である。米国は中国からの輸入品に対し最高25%の高関税をかけた。中国も報復関税で対抗しているが、米国の中国からの輸入額は4500億ドル、中国の米国からの輸入額は3分の1の1500億ドル、報復合戦をしたら中国に勝ち目はない。米国は更に、資本と人民元の為替レート自由化を求めている。資本と為替が自由化されれば、中国経済はもちろん共産党体制も危うくなる。一帯一路など風前の灯火、一帯一路は途上国に金を貸し付け、インフラ整備を行うが中国の労働者、資材で工事を行い、現地には金が落ちない。融資返済が滞るとスリランカパキスタンのように港湾や土地を召し上げられる。あこぎな高利貸と同じだからマレーシア始め多くの国から警戒の目を向けられている。

6月に帰国した折、京都の伏見稲荷に行った。境内を埋め尽くす観光客のほぼ全員が中国人、化繊のピラピラの着物と下駄の女性も多い。聞くところによると、最近、中国人が京都の家屋を購入し、その家には中国人が20人位いて、中国人の運転する車で出かけていく。着物の着付けも最近は中国人がやるそうだ。中国だけが潤う一帯一路方式は日本にも及んでいるようだ。

でもこのままでいけば中国は崩壊する。人民元は下落、信用ある円が買われ、結果大幅な円高となって、自分のバーツ手取りが増える。徳義の話をしていても結局は私利私欲の話に落ち着くのか、と言われれば返す言葉はないけれど。


下4枚は6月の伏見稲荷、全部中国人観光客