チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

もういい加減にして

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もういい加減にして

■政治って何?
2週間前に「タイで聞くニュース」をアップした。
https://blogs.yahoo.co.jp/uzbekistan24/55752163.htm)

自分で書いていながらなんだ、と言われるかもしれないが、あまり政治向きの原稿は好きではない。世の中、いろいろな思想信条を持つ人がいて、なんだ、こんな偏ったこと書きやがって、と不愉快に思う人がいるだろう、そういう人々の気持ちをいくらかは忖度している、からではない。逆に自分と同じ考えの人が沢山いて、アリャ、この原稿は、XXさんと全く同じ、パクリじゃねーのか、と思われるのが嫌なのだ。

実際、自分があの原稿をアップした同じ日に産経新聞に「解散で国民に立法府の意義を問うてはどうか? 心胆を寒からしめる国会論戦を憂う」という阿比留記者のコラムが掲載され、自分とほぼ同じ主張を述べている。同じであるどころか、阿比留さんの記事のほうがずっとわかりやすくて説得力がある。これを読んでいれば、無理して1週間も前に原稿書かなくてもよかったのになあ、と思った。

つるの剛士というタレントの方が、ブログアップの2日前にツイッターでこんな呟きを寄せている。
「国会では発展性のない問題が連日取り上げられて、60超の大切な法案の議論は全く進まず、大切な税金は泡。その間に機関砲搭載船が連日領海に侵入し、ミサイルも飛来。一体今何を守る為の政治なんだろ?一納税者一国民の一感想」。

自分が1850字も費やして書いたことを彼はわずか2,3行で言い尽している。ウズ時代を含めると10年以上ほぼ日本を離れているわけで、芸能界に全く疎くなってしまった。AKB48を「エーケービーよんじゅうはち」と言って友人に嘲笑されたくらい。つるの剛士さんをウィキで調べてみたが、全く存じ上げない。でも結構有名な人なのか、呟きに対する書き込みの数がすごい。賛同意見が多いが中にはこんなものも。

「つるのさんは日本会議と関係しているのですよね?
なら今回の森友学園の問題で発言する資格など有りませんね!
日本会議は関西防衛を支える会と同じく森友学園問題の当事者です。
それを隠してさも正論の様に述べるなどあり得ず、これ程卑怯な行為は有りません!」

そのほかにも「ネトウヨ芸人」などと罵倒する書き込みも。こういった一方的なコメントに結構律儀に返事を書くつるのさんもラクではない。
同じことを書いても、妙なレッテルはりをする人からのコメントなど全然来ないのであるから、拙いブログ原稿だからと言って自分が思い悩む必要はないのだろう。

■先にやることあるでしょ
森友学園問題は、野党が安倍内閣を燃やしてしまおう、と放火したところ、相手が燃えるどころかいつの間にか自分に火が燃え移ってきて、辻元さんや民進党はその火消に大わらわ、といったところだ。この原稿がアップされる頃にはつるのさんの言う「発展性のない問題」に決着がついて、国防に関する真摯な議論が国会で行われている、と期待したい。期待というより、ただ祈るだけです、といったほうがいい。
祈りといえば、こんなつまらぬ国会をやっている間に、テポドンが日本におっこちて来ませんように、が自分の切なる祈りである。

参院議員青山繁晴氏によれば、いつ米国が北朝鮮を攻撃するかわからないという。トランプ氏は大統領就任前に北朝鮮渡航を画策していた。条件は核、化学、そして生物兵器の開発、保持の停止、これには軍事専門家を含む国際的査察団の受け入れを前提とするものだった。しかし、金正恩委員長はこれを拒否。これによって米国では対北朝鮮政策を「戦略的忍耐」から「あらゆる選択肢が机上にある」に変えた。もちろん選択肢の中には北朝鮮先制攻撃もある。

2月のマティス国防長官の日韓訪問、3月のティラーソン国務長官の日韓中訪問では、当然、先制攻撃で金正恩の首を取りに行く、いいな、という話が出ているはずだ。2月に米国で行われたトランプ、安倍会談でも北朝鮮攻撃について話し合われただろう。
北朝鮮攻撃となれば三沢基地からF16が飛ぶ、北は即座に反撃、北が日本にミサイルを飛ばせば、日本も自動的に参戦、ただし自衛隊にはミサイルをすべて撃ち落とす能力はない。韓国在住の邦人はもとより、日本国内でも百万人単位の犠牲者が出る可能性がある。

東日本大震災発生のあと、震災を見越してチェンライに移住していたとは先見の明がある、と誉めてくれた人がいる。ミサイル攻撃を見越してチェンライに移住していたとは、などと誉めてもらってもちっとも嬉しくない。天災やミサイルを避けるためにタイに来た訳ではないし。