チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

結局何だったのか

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結局何だったのか

■裏の闇
国民の約半分はネットをやらず、新聞も読まず、情報はテレビからだけ得ているという。団塊の世代にはこういう人が多いらしい。テレビだけ見ている人に聞いてみたい。森友問題はどうなったのでしょう?疑惑は解消されたのでしょうか。

2ヶ月以上も報道番組を席捲した話題がいつの間にか消えてしまった。かなり早い段階でジャーナリストの須田慎一郎氏が「森友問題の裏には深い闇がある」と発言していた。その深い闇とは何ですか、という問いに対しては「それは言えない」。わかっていても言えないことが日本社会にある、といえばお分かりになる方は多いだろう。その後、2チャンネルではB問題として遠回しに取り沙汰されてきた。

でも決定的であったのは、4月2日付産経新聞に掲載された「杉田水脈なでしこレポート」だ。

前衆議員である杉田さんは
「その(マイノリティ差別を利用した被害者ビジネスを実施している人たち、慰安婦問題などの反日プロパガンダを世界で広げる人たち)最大のノイジーマジョリティである社民党共産党が、マスコミを利用して世論を扇動したのが今回の森友問題であると言えます。その背後に存在するのは、在日団体や部落解放同盟です。森友問題、アパホテルニュース女子に対する攻撃。組織は複雑に絡み合っていますが、やっている人間は同じなのです」と勇気あるコラムを書いた。
北朝鮮解同を名指しで指弾した記事は珍しい。産経も勇気がある、というべきか。

■腰砕け
北朝鮮解同との関係を指摘された辻元清美議員の疑惑が報じられ、森友問題は諸刃の剣となって、民進党を襲い始めた。森友問題に関する産経記事「辻元氏 3つの『疑惑』」をめぐり、民進党は3月29日、産経新聞政治部長宛てに、柿沢未途役員室長名で抗議文を出した。その中で柿沢議員は「法的措置も含めた対応を検討する」としていたが、その後の産経の反論に音無しであるところを見ると、ただの脅しであったようだ。

辻元疑惑は本人並びに民進党がデマです、と言っただけで、続報が産経を含めて全くない。テレビでも森友問題は尻すぼみ。最近、TBSの元ワシントン支局長山口敬之氏がテレビ、ラジオのコメンテータとして売れっ子であるが、放送局に行くとプロデューサーから「今日は辻元さんの話はしないで下さい」と言われるそうだ。昭恵夫人の話は憶測を含めてバンバンしてきたのに、辻元議員については自主規制、これでは視聴者にとって森友問題は何だったのか訳がわからない。まあ、報道されなければ話は済んだ、と思う人が多いのだろうが、なぜ報道しなくなったかくらいの総括をどこかでしっかりやってもらいたい。

義援金疑惑
尻すぼみといえば、森友問題に関連して出てきた義援金疑惑はどうなったのか。報道機関を始め、ネットでもその後の話が出てこない。義援金疑惑とは民主党(現民進党)が呼び掛けた東日本大震災・中国四川大地震スマトラ島沖地震パキスタン地震ミャンマー災害の義援金の振り込み先が全て「民主党募金口座」だったというもの。同一の振込先であるからまとめていくらだ。更にどこにどう配分されかわからない。総額で3600億円といわれているが、首相補佐官(ボランティア担当)の時に辻元議員がこの義援金の配布先をコントロールしたのではないか、例えば中国四川大地震に過分にに支出した、北朝鮮に金が流れた、とかの疑惑である。自分はこの疑惑はあり得ないと思っているが、ネットから軒並み義援金に関する情報が消えているのは何故か。事実ではなかったのか、それともある勢力の攻撃でデリートされたのか。いずれにしても100万円を寄付した、していないの話とはスケールが違う。

■つい悩む
テレビも新聞も商売だから非難する気はない。でも森友問題で分かったことはマスコミが真実を伝えるものではなく、イデオロギーに従って左翼に都合のいい番組や記事を垂れ流すということだ。例えば自民党義援金の振込先を一つにして、どの義援金がどの災害に対応しているかわかりません、といったらマスコミはどんなに叩くか。
今はネットの世の中、いろいろな情報が飛び交い、左右、両方の立場からの情報を吟味できる。ただその情報は玉石混交、ためにするガセネタも多い。これは信用できる、これはウソでは、という取捨選択の過程はゲーム攻略とよく似ている。

テレビだけが情報源という人は、怪しげなコメンテータのセリフをおうむ返しに喋って「アベはけしからん」、で済むから幸せだ。なまじネットを見ていると思い悩むことがあって精神衛生上よろしくない。