チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

報道しない自由

近くのサンサーイ市場

花屋さん

野菜など

下着売り場

未だマスクの人が多い

唐辛子など

 

報道しない自由

■安倍元首相暗殺

この事件の背後関係は殆ど報道されていない。また最初に安倍さんを診察した救急医療の医師と奈良県立医大の監察医の所見が違うし、山上容疑者の銃弾によって死亡したのかどうかにも疑問がある。1月13日に山上容疑者は殺人と銃刀法違反の罪で起訴されたから、いろいろな情報が出てくるのかと思っていたが、自分の知る限り、背後関係、思想信条、射撃能力など知りたいことは何も報道されない。複数の手製銃が押収されたと聞くが、その発射実験や殺傷能力の有無は検証されたのだろうか。

容疑者は統一教会を恨んでいたというが、恨みの矛先はまず、母親の財産を奪ったという統一協会の職員、幹部に向けられるというのが普通ではないか。その恨みが20年経って、ほとんど協会と関係のない安倍さんに向けられ、殺人に至る。動機としてはあまりにも薄弱だ。政治と宗教を取沙汰する報道もあったが、統一教会の動かせる票は大きく見積もって5万票、自民党の獲得票2千万票に比べれば取るに足らない。安倍さんと統一教会がズブズブの関係であるかのような報道もあったが数万票単位の団体などいくらでもあって、政治家は票田に等しく付き合うのが当たり前。政治と宗教を問題にするなら800万票をもつ創価学会公明党自民党の関係はどうなのか。

マスコミは容疑者に同情的である。そのせいか減刑歎願やカンパ金が寄せられているという。山上容疑者はその金で本を買って読書に勤しんでいるとか。そして、出所したら大学に行ってみたい、と嘯いている。死刑にならないと踏んでいる。安倍さんはまさに殺され損ではないか。

 

■中国の在外警察署

スペインのNPOの発表が端緒だったが、中国公安当局が世界53カ国に在外中国人の取締りを目的とした在外警察署を102ヶ所設置していることが明らかになった。日本にも東京と名古屋に2ヵ所、福岡にもあるという。米国ではFBIが在外警察署を強制捜査しているし、関係者の国外退去を求めている国もあるが、日本ではどういう対応をしているのかわからない。彼らの活動実態は公安で把握しているのかもしれないが、在日中国人の監視活動、スパイ強要など我が国の主権を犯している可能性が強い。

中国人スパイには日本人協力者がいるだろう。その実態は把握しているが、取りあえず泳がしておいて、最後に組織を一網打尽にしようとしているのだ、という人もいるが、それほど日本の公安が凄いとも思えない。警察が頑張っても外務省が、なあなあで見過ごすのではないだろうか。在外警察署に関しては外電には出ているが日本のマスコミで詳しく報道しているところはない。なんだかなあ、という気がする。

 

■機密文書持ち出し

アルジャジーラなど英語ニュースではバイデン大統領の機密文書持ち出し問題が大々的に報じられている。イーロンマスクがツイッター文書を公開し、また下院で共和党が多数派になったおかげでバイデン大統領の不正行為が明らかになった。

先の大統領選挙の3カ月前に息子のハンター・バイデンのPCの中身が公になった。公になったのだが、FBI、米国のマスコミ(ほとんど民主党系)とツイッターなどのSNSがこのPCの存在を隠した。バイデン親子はウクライナや中国から賄賂を貰っているという噂があったが、それがどうやら明るみに出そうな感じだ。バイデン・岸田会談のあとの共同記者会見が開かれなかったのは、バイデン大統領がこの機密文書持ち出しの質問を避けるためだったという。またこの後も大統領は記者会見に応じていない。

日本のマスコミは民主党よりのNYタイムズなどの報道をそのまま伝えるだけだから、バイデン親子の疑惑などこれまで報じてこなかった。機密文書持ち出しは民主党側のリークによるものという。弱り目に祟り目、落ち目になると政治家は叩かれる。日本のマスコミもこれに乗じてバイデン親子叩きに悪乗りするのであろうか。

その他にも岸田首相の息子である総理政務秘書官が某放送の女性記者に特ダネをリークしたとか、サヨクNPO補助金、公金チューチュースキームなどの不祥事でも報道しない自由を行使しているように見える。

そういえば、将棋五冠の 藤井聡太くんが愛読書を聞かれて「百田尚樹さんの『海賊と呼ばれた男』を面白く読みました」と答えたところ、朝日新聞には「司馬遼太郎沢木耕太郎の本を愛読しています」と書かれていたそうだ。これも報道しない自由の変形と言えるのではないか。