チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

昨今のニュースから

メ―コック公園の蘭

同上

同上

同上

同上

やはり蘭は華やか

 

 

昨今のニュースから


■ニュースの焦点
日本のニュースをネットで見ている。一頃はウクライナ戦争とオミクロンがニュースの中心だった。最近はこの2つが少し後ろに下がって、知床観光船事故と山梨県道志村の女児行方不明事件が主となっている。知床も行方不明事件は確かに大ニュースであるが、日本と日本国民を守るということからは少し外れている。異国に暮らしていると、やはり外交とか国防、日本の将来に関心が向かう。

ウクライナ戦争と武漢肺炎には共通点がある。それはいわゆる識者の意見がことごとく外れた、ということだ。ウクライナ戦争は短期には終わらなかったし、勝敗も定かではない。武漢肺炎も罹患者80万、死者40万と言われていたが、武漢肺炎で死んだ人は累計で約3万人、重篤生活習慣病を持つ老人が大半を占めた。武漢肺炎があってもなくても亡くなったという方が多いのではないか。

■2つの憲法改正
国が感染症対策で後手に回った理由として、憲法で国に緊急事態に対する規定がないことが挙げられている。武漢肺炎より強力な感染症が再来、或いは大地震など天災による非常事態発生に的確、かつ迅速な対応を取るには超法規的な権限が内閣に求められる。その権限付与には現憲法の改正が必要だ。

また、ウクライナ戦争では米国は頼りにならず、日本は独自の国防を考えなければならないことが分かった。自衛権憲法に書き込む、をどうして今、やらないのか理解に苦しむ。ウクライナは核を持っていなかったばかりに、また同盟国を持たなかったばかりに攻め込まれた。原爆の過ち(原爆を落とされたこと)を繰り返さぬためには日本が核武装する必要がある。日本を核攻撃する可能性のある中、露、北鮮の3カ国に囲まれているのだから猶更だ。岸田首相は、「観光船の在り方に関する検討会」を発足させたが、核戦力については検討も議論もしないという。国と国民を本当に守ろうと思っているのかどうか疑わしい。

■ニュースで歴史を振り返る
ウクライナ戦争で分かったことがある。ロシア軍は市民を虐殺した。数に関係なく死体を始末することは難しい。露軍は死体焼却機を持参して稼働させているというが、火葬場でも一体焼くのに1時間はかかる。それほど能率的ではない。穴を掘って埋めるという手はあるが、穴まで遺体を運ぶにも何人もの手が掛かる。ロシア軍にとって死体運びや穴掘りにエネルギーを取られることは戦略上、望ましいことではない。結果、殺された市民の遺体は放置された。その様子は世界中に報道された。

この露軍の遺体処理を見て、南京大虐殺30万人の話が全くの捏造であることがわかる。ロシア軍はせいぜい1000体の遺体の始末に困っている。南京で30万人も殺したのであれば,遺体はどう処理したのでしょう? 2カ月足らずで30万人の南京市民が虐殺されたというから1日平均5千体、どうやって処理したのか。穴を掘って埋めたというがいまだに掘り出された遺骨はない。川に流したという説もある。だが中支那方面軍が南京に入城したのは11月、雪のチラつくような冬の時期で川には水がほとんど流れていない。川に放り込めば積み重なってしまうし、流れたとしても膨大な数の遺体の話は下流域に住む中国人の間で有名になっていただろう。

■民間人虐殺
ウクライナ、ブチャ地域の民間人135人がロシア軍により虐殺された時、バイデン大統領は、「プーチン戦争犯罪人であることが証明された」と強く非難した。
然し、プーチン大統領は「原爆を2発も落とし、非戦闘員を何十万人も殺した国が何を言うか」とせせら笑った。プーチンに先に言われて悔しいなあ、と日本人は感じないのだろうか。広島、長崎ばかりでない。東京大空襲でも老人、女、子供を中心に10万人が亡くなった。米国は日本全土200都市以上を空襲し、多くの民間人を虐殺した。

「戦争における民間人虐殺は国際法に違反する蛮行であり、人道上も到底容認できない」とロシアを非難する新聞は同じように、アメリカが約80年前に行った蛮行を糾弾しないのか。しないまでも、あの国は日本に対してこういうことをやった野蛮な国なのだよ、と国民に注意喚起してほしい。殺された女性、子供、老人の無念を日本はまだ晴らしていない。いつかあの国に2発、お返しをしなければ、と思う人はいると思うが、それは世界標準では健全な考えの人と言える。

民間人虐殺、ロシアがやるなら米国も、もちろん中国、北鮮、韓国もやる。やられないために何が必要か、ここまで言っても日本の政治家にはわからないのだろうか、と絶望的な気持ちになる。