チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

タイ入国関係書類

f:id:hidenaka24:20211207220844j:plain

秋の院展から

f:id:hidenaka24:20211207220859j:plain

顔をアップ

f:id:hidenaka24:20211207220943j:plain

院展から

f:id:hidenaka24:20211207220956j:plain

顔を望遠で

f:id:hidenaka24:20211207221114j:plain

クリニックの壁

f:id:hidenaka24:20211207221134j:plain

これを見ながら唾液を出す。



タイ入国関係書類

タイランド・パス
タイ入国に際して「タイランド・パス」を駐日タイ大使館経由で取得する必要がある。大使館のHP、或いは親切な人がアップした解説記事やユーチューブを参考にすればパス取得はそれほど難しいことではない。自分もなんとか友人の助けもあって取得することができた。何人かの友人にこの件で問い合わせを受けた。

まず、往復の航空券の提示が必要か、自分の場合、片道切符だった。証明書もメールで送られてきたエクスペディア(旅行代理店)の確認番号付き旅程表を写真に撮り、それを申請書に添付しただけ。次に保険である。タイ滞在期間全てをカバーするコロナ及び関連疾患治療費を含む治療補償額5万ドル以上の医療保険証の添付が必要だ。大使館のHPから保険会社のアクセスできる。自分の場合、到着から60日をカバーする保険を付保した。ビザなし渡航で滞在期間は30日しか認められていないのだから30日でもよかったかもしれない。HPが古いのか10万ドル以上の保険しかなかった。保険料は5千B足らずだったが、丹念に探せば補償額5万ドルの安い保険もあるとのこと。

次に到着してからPCR検査を受けるホテルの予約、ホテルは大使館お勧めのホテルの中から選ぶ。お金を払い込むと確認書が送られてくるのでこれを添付。あとは自治体で呉れるワクチンパスポートだけ。自分の場合、スマホで撮って申請書にコピーという高等作業ができず、PC画面を写真に撮って、画素数を落として申請書に張り付けた。
タイランド・パスが取れたあとは友人に必要書類をプリントアウトしてもらった。情弱なため、友人のご厚意に頼らざるを得ない。

PCR陰性証明書
出国に当たってタイランド・パス以外には感染症の英文陰性証明書が必要だ。自由診療のため料金は2万円から4万円が相場だ。タイのPCR検査付きホテルより高い。自分はネットから日本で一番安いというクリニックを選んだ。それでも1万4千円。出発2日前の検査を申し込んだ。するとクリニックから検査が混みあっており、下手をすると出発日の午後の発行になりますという。到着前72時間以内の証明書発行はムリかも、ということだ。もう少し早くないと困るんですが、とメールしたが、同じような文面の説明があった。じっくり読んでみると証明書発行が遅れても当クリニックには一切責任がない、早くしてほしいのであればクイックコースを選んでください、と書いてある。仕方なく追加費用を払って当日午前検査、当日午後の証明書発行のコースを選ばざるを得なかった。結局、費用は2万2千円となった。

PCR検査には唾液検査と鼻の粘膜検査がある。唾液のほうが安い。粘膜検査しか認めない国があるが、幸いタイは唾液検査OK。
クリニックへ行くと試験管を渡された。1㏄以上の唾液をこの中に入れて、というのであるが急には出てこない。壁を見ると梅干しとレモンの、更にレモンを?む女性の写真が貼ってあった。想像力を高めて何とか必要量を試験管に出したが、看護師さんに催促されるほど時間が掛かった。尿検査のようにはいかない。結構な費用を取るのだから、本物の梅干しを小皿にのせておいて欲しかった。そうすれば客の回転も速くなると思う。入国者のPCR検査は無料なのだからこの2万円以上の料金は何とかならないものか。

■タイでのPCR検査
バンコクPCR検査付きの1泊隔離があった。空港から迎えの車に乗って病院に寄り、検査を受けてからホテルにチェックインする。自分の場合、17時ごろに検査を受けた。結果は夜中の12時過ぎに電話で知らされた。チェックアウトの時に病院から届いた「陰性証明書」が渡される。ドンムアン空港からチェンライに飛んだのであるが、空港のチェックインカウンターではこの陰性証明書をじっくり見ていた。日本から持参したワクチンパスポート、日本のPCR陰性証明書も提出したが、その書類は一顧だにされなかった。

日常生活ではみな武漢肺炎を恐れて、日本並みにみなマスクをしている。ホテル、博物館、銀行などではワクチンパスポートの提示がないと建物内に入ることができない、と建前上はなっている。自分もワクチンパスポートや陰性証明書を肌身離さず持って歩いているが、銀行でも入管でも提示を求められたことはない。

友人の話だと、ある博物館でワクチンパスポートの提示を求められ、ワクチンパスポートを持っていない友人は入館を拒否されたという。たまたま、融通の利かない係員に遭遇したということだろう。タイではあの人はこうだったが自分の場合ははそうとは限らない。とにかく前例や規則は参考にならない国である。