チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

冷静に、冷静に

 

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大切なのは黒人の命だけか

 

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撤去されない「少女像」

 

 

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デモのついでに放火

 

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商店略奪

 

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 背後に中国共産党の影も

 

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米国の分断を狙う

 

 

冷静に、冷静に

 

■可処分時間増加中
まだチェンライに戻れない。基本的にタイが国際便の乗り入れを禁止している。ナショナルフラッグであるタイ国際航空は、日本路線について日本発・バンコク発共に10月24日まで特別便を除いて運航を再開しないことを発表している。全日空が9月から週1便、羽田からバンコクへ飛ばしているが、健康チェック、高額保険の付保、到着後14日間の隔離など条件が厳しい。会社といった組織的支援がなければ、とても搭乗条件を満たすことはできない。

3月以来、何度かバンコク便の予約、キャンセルを繰り返してきたが、8月以降、航空券の予約はしていない。今年中は無理ではないかと考えている。
しばらくは戻れないとなれば、日本での計画が立てられる。本を読む、映画を観る、旅に出る、人と会うなどであるが、パンデミックのせいで今のところ、旅と会合は憚られる。可処分所得は少ないが可処分時間は十分にある。新しいパソコンを購入したおかげで、ストレスなく、ユーチューブ、ニュースが視聴できる。またPCに慣れてきたので楽に原稿が書ける。これまで、書き上げた原稿が一気に消去される、思い通りの熟語、漢字がすぐに出てこないといった不都合があったが、最近はPCのほうで折り合いをつけてくれるようになった。

■ストックはゼロ
ブログのアップは週2回である。旅行へ出る前に数本の原稿を書き溜めることはあった。でも今はどこにも出かけないし、時間だけはあるので、原稿ストックを持たない、が普通になった。アップの2日前に第一稿を書く。前日または当日に書き上げて慌ててアップする原稿は出来がよくない。誤字、脱字も多い。だから原稿をうどんのように1日寝かせて、見直しをする。

チョンチョンと無駄な枝を切ると、植木の見た目がよくなる。それと同じでいくつか文章を省き、言い回しを変える。自己満足にすぎないのだが、楽しみの一つかもしれない。国際政治に関し、怪しからん、と興奮して書く文章はよくない。口角泡を飛ばして怒鳴っているが、何を言いたいのかよくわからんという人がいる。文章も同じだ。江川君ではないが「冷静に、冷静に」だ。そういえば江川卓投手が巨人に入団するときの騒ぎ、あれ覚えている人はどれくらいいるかなあ。

■情報を見比べる
中国や半島関連のブログはかなり書いている。2015年12月28日に突然、「慰安婦問題日韓合意」が発表された。この時は憤懣やるかたなく、即座に「韓国は合意を守らないだろう」という趣旨の原稿を書いた。拠出した10億円はどうなったのか、大使館前の少女像撤去とか「完全かつ不可逆的合意」という約束はどうなったのか。

ホレ、見たことか、という原稿を書いたこともあるが、後味はよくない。ウソつき半島のことならいくらでも書けるが、書く価値がないと思うし、書いても決して楽しい気持ちにはなれない。不快な気持ちは免疫機能を低下させるという。熱中症パンデミックに罹りやすい年齢であるから、好んで免疫機能を下げる必要もない。

世の中、不快なことが多いけれど、なぜこういうことになるのか、マスコミや右翼が騒ぐ理由は何だろう、そういう謎解きを数ある情報を拾って考える。ネットばかりではなく多少は本や雑誌も読む。自分で納得できれば興奮が少しは収まる。

■BLMの裏側
また、米国ウィスコンシン州で黒人男性が警官に撃たれた。抗議デモのついでに放火、略奪、更には銃撃戦が起こっている。米国は民度が低いなあと思う。無抵抗の黒人を撃ったと非難されているが、映像を見る限り、男性は警官の制止を聞かず、車に乗り込もうとした。米国では警官の命令に従うは当然の義務だ。容疑者の反抗的態度が事件を引き起こしたと、自分は感じる。車に乗り込んだあと男性が銃を取り出す可能性はなかったとは言えない。

米国の黒人の人口比率は13%だが、殺人容疑者は53%、強盗容疑者の60%は黒人である。2019年に警察の発砲により死亡した非武装の黒人は9人、白人は19人、黒人だけが警官に撃ち殺されているわけではない。BLMだけではなく、HLM(White lives matter)でもある。警官が黒人男性に殺害された数は、非武装の黒人男性が警官に殺害された数の18.5倍である。銃社会だから警官だって命がけ、ピリピリしている。また、白人警官より、黒人系、ヒスパニック系警官のほうが非武装の黒人を撃ち殺す比率が高いことも知られている。

こうして数字を眺めると、どっちもどっち、底には長きに亘る社会問題がある。善良で無抵抗の黒人が横暴な白人警官に理由もなく撃ち殺される、という図式は簡単には成り立たない。でもそれを指摘するメデァが少ないのは何故だろう。