チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

1日も早い自立を

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靖国神社、神池庭園

 

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靖国神社

 

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靖国神社 神池庭園

 

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靖国の紫陽花

 

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靖国の植え込みで

 

 

 

1日も早い自立を

 

■BLM 
BLMという言葉をよく聞くようになった。ブラック・ライヴズ・マター、 Black Lives Matter、頭文字をとってBLM。黒人の命は大切だ、の意味である。初めは黒人の命も大切だ、と訳されていたが、黒人の命こそ大切だ、と黒人を強調する訳に変わってきている。黒人に対する暴力や構造的な人種差別の撤廃を訴える、国際的な積極行動主義の運動である。特に白人警官による無抵抗な黒人への暴力や殺害、人種による犯罪者に対する不平等な取り扱いへの不満を訴えている。

BLMは2013年に黒人少年が白人警官に射殺された事件を契機に始まった運動であるが、今年5月にミネソタ州ミネアポリスで発生した黒人男性を白人警官が死に至らしめた事件で燃え上がった。全米各地で人種差別反対のデモが起きた。ただ差別反対を叫ぶだけならともかく、デモ行進のついでに放火や略奪を行うのだから、やはり米国民は民度が低いなあ、と思ってみていた。

人種差別は黒人だけではない。スペイン系、またアジア系の民族も差別されている。だがBMLは他の民族と手を携えて人種差別と闘っていこうという考えはない。あくまでも黒人だけ、昨今はアンティファと呼ばれる極左集団と手を組んで破壊活動を行っている。放火、略奪が起り、それを見て見ぬふりをしている州は、軒並み民主党支持州であるところを見ると、11月の大統領選挙を睨んだ政治活動と言える。

■工作活動か
BLMやアンィファはテロだ、軍隊を出して取り締まれ、とトランプ大統領が言ったが、正当性はある。シアトルでは黒人たちが3週間にわたって市の一部にバリケードを築き、自治区と称して警察、消防の入域を拒んだ。学生時代に大学がバリケードで封鎖されていたことがある。でもシアトルの自治区では自警団が銃撃戦をやって警察の解体を要求するのだから、物騒度が桁違いだ。こんな状態を放置していたら法治国家とは言えないだろう。

アンティファは敵視する対象の行動を阻止するためなら騒乱、襲撃、といった暴力も辞さないことで知られる極左集団だ。陸のシーシェパードみたいなものか。人種差別反対のデモは世界各国に広まった。BLMは中国語で「黒命尊」という。アンティファやBLMの反社会的活動の陰には中国が見え隠れしている。


日本でも5月に渋谷区内で車に乗ったクルド人男性が同署員の職務質問を受けた。男性や友人らはこのときに威圧され、署員から身体を地面に押さえつけられるなどの暴行を受けたと主張。男性の友人が様子を動画撮影してSNSに投稿、インターネット上で拡散し、約1週間後の5月30日にJR渋谷駅周辺や同署前で抗議デモが行われた。デモにはアンティファの旗を掲げた集団が参加していた。旗を作るにもお金がかかる。米国で起こった騒乱を日本でも再現しようとした勢力がいることは容易に想像される。日本は欧米と違って民度が高いから人種差別は殆どない。デモには外国人よりもファシスト・アベのプラカードを掲げる日本人のほうが多かったそうだ。

■香港安全法
工作を仕掛けるだけではない。1国2制度の国際公約を平然と踏みにじり、中国は7月1日に全6章66条からなる「香港国家安全維持法」を施行した。国家分裂、政権転覆、テロ活動、海外勢力と結託して国家安全に危害を加える罪には、最高で無期懲役を科すと定めた。

同法は、香港に駐在する海外の非政府組織や報道機関への管理を強化すると記し、外国人にも適用されるとした。つまり自分が中国は国際公約を守れと言ったら、中国の官憲に捕まる恐れがある。ジャーナリストならずとも香港や中国に行くことは憚られる。

捕まっても今の日本政府は助けてくれない。1日も早く日本が国防力をバックに毅然と物言える国になって欲しいと願うのは自分だけではない。