外国人に人気のスクランブル交差点へ行った。
混雑を撮ろうと思ったが
人通りは少ない。金曜の午後。
外国人は見当たらず。
クロスする人がいない。
高いビルが建っていた。山手線の高架
日本滞在3ヵ月
■ブログ続行中
帰国して3ヵ月になる。「チェンライの市場から」の看板に偽りありだし、一時はブログ、メール配信をやめようかと思った。でも原稿書きが生活のリズムとなっているのか、何とか続いている。旅に出ることはないから、原稿のストックはない。アップする1日前に何とか書きあげる。遅筆だがこの一言を書きたい、といヒラメキがある場合は筆の運びが早い。
ああ、貸したノートと青春は戻らない(品川神社参拝4月27日付)とか、IT酒場からデカメロンが生まれるか(変わらないもの5月11日付)はフレーズが頭にあってそれに1800字書き足したに過ぎない。ただし内容の良しあしとは関係がない。
もう1300本は書いていると思うが、着地がうまく決まって両手を上げてニッコリ、というブログは少ない。書いた後で、あれ、これ書き忘れたじゃん、と思うことは多い。今回もその一つ。
■よくあるケース
「北タイに住む理由」と題するブログで、気候とか食べ物とかいくつか住む理由を挙げてみた。でも北タイに住む7,8割の邦人は一つだけ明快な理由を挙げるだろう。「奥さんの実家があるから」。
退職した夫婦が奥さんの出身地に住む、は別にタイに限ったことではないのかもしれない。ご主人は青森県出身だが、退職後は奥さんの生まれ育った鹿児島で暮らしているというご夫婦を知っている。
北タイの女性は働き者だ。男の一人や二人養えなければ女ではない、という。進取の気概があるからタイ国内ばかりでなく、遠く日本の工場にまで出稼ぎにでる。そこで知り合った日本男性と一緒になる。仲良く暮らして気が付けばもう定年、さてどうするか。そこで女性がこういう。「お金ないんならチェンライに帰って暮らそう、家も土地もあるし、私が働いて食べさせてあげる」。里帰りで何度か訪タイしている、悪い場所ではないな、それじゃ、と腰を上げて北タイ暮らしが始まる。こういうケースが多い。
■おおらか
タイでは男70歳、女30歳という年の差カップルは珍しくはない。日本だったら、お前は加藤茶か、と冷やかされるところであるが、タイでは誰も気にしない。日本人ではあまり見かけないが、ホモ、ゲイ、レスビアンのカップルも少なくない。男に興味がなく、女の子と付き合っている女子高生を知っているが、親はしょうがないわねえ、くらいの反応だ。
昨年、タイでは同性婚を認める法律が閣議決定された。まだ施行がされていないが、香港、シンガポール、台湾に続いて同性愛を法的に認める方向に進むのは確実とみられている。何かと日本では人目を気にしないと生きていけないところがあるが、性に関する限り、タイはおおらかである。人は人、自分は自分、迷惑かけないんならいいんじゃない、というところだろうか。
■やはり気になる
気になる武漢肺炎であるが、タイはここ1月以上、感染者数は平均1桁で推移しており、ほぼ終息したと言える。また新たな感染者は海外からの帰国者ばかりである。感染死亡者は累計で57人。この数もしばらく変化なし。武漢肺炎の抑え込みに成功した国として台湾があげられるがタイも成功国に挙げられていい。
タイ政府は3月26日に非常事態宣言を発令し、夜間外出禁止、県間移動の原則禁止、混雑するイベントや集会などの禁止、入国規制等を続けている。
同じような規制をしてもそれが効果を上げる国もあれば、そうでない国もある。おしなべてタイ、マレーシア、シンガポール、ベトナム、台湾など暑い国は抑え込みに成功しているが、インドネシアでは感染死亡者が1500人近くに上っているから、一概に暑ければウィルスはなくなるともいえない。鎖国しても欧州のように医療崩壊を招いた国々もある。とにかく武漢肺炎は一筋縄では説明しきれない。
タイ政府は6月30日まで非常事態宣言を続けると言っている。6月30日まで国際便の乗り入れが禁止となっているから、戻れるのは早くて7月、おそらく8月か。
タイ国内では多少、規制が緩められていて、チェンライではゴルフ、テニス、マッサージはできるようになったし、酒類の提供は禁止されているが一般のレストランも開業しているそうだ。チェンライは感染者ゼロがずっと続いており、段階的に規制が緩和されてきている。
1年、人によっては武漢肺炎終息まで2年はかかると言われていたことを思うと、早く帰ることができそうで嬉しい。最近の情報によると、タイ旅行業協会は7月からの外国人観光客の受け入れを政府に求めた。観光客が戻ればタイのGDPは10%増加する。
頼みますよ、プラユットさん・・・・。