チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

格安航空券再び

近所のサンサーイ市場

市場の外の服売り場

古着だから安い

 

 

 

帽子は100B(400円)

魚屋さん

手前はメロンか



格安航空券再び

■日‐タイ直行便

 東南アジアを中心としたアジアの旅行情報、ニュース、旅動画を提供しているアジアトラベルノートに「日本~タイ間の直行便、冬ダイヤでは計9社が1日最大27便を運航」という記事があった。日本とタイの直行便が1日20便以上飛んでいるとは知らなかった。

直行便を運航している航空会社はJALANAタイ国際航空、ジップエア、ピーチ、タイ・エアアジアX、タイ・エアアジア、タイ・ベトジェットエアの計8社。これに加え、来年2月9日からはJAL系のエアージャパン(Air Japan)も参入し計9社となる。

ほとんどがバンコクスワンナプーム空港を発着する路線で、それ以外ではタイ・エアアジアの福岡~ドンムアン線とタイ・ベトジェットエアの関西~チェンマイ線があるだけ。

冬ダイヤ期間中の空港別タイ行き直行便数は以下のようになっている。

成田 1日7~8便(BKK7~8)

羽田 1日6便(BKK6) 

関西 1日5~7便(BKK5~6、CNX0~1)

福岡 1日3便(BKK2、DMK1)

新千歳 1日2便(BKK2)

中部 1日1便(BKK1)

 

各社の運航スケジュール詳細は各社のHPで確認して頂きたい。タイー日本間の飛行時間は6時間ほどである。午前中に出発して当日の午後に現地到着という便は、やはり航空運賃の高いナショナルフラッグを中心とした航空会社に多い。深夜に日本を発って翌朝にバンコク到着という便も少なくないが、午前1時とか2時に到着する便もたまにある。この時間ではホテルに行くのもなんか面倒だな、という気がする。

深夜便はよく利用するが午前1,2時に到着する便に乗ったことはまだない。こういった便は多くはLCC  で通常は安い。利便性と航空運賃はトレードオフの関係にある。若い人は深夜・早朝に到着しても乗り継ぎ便のチェックイン時間まで空港内のベンチで寝るから構わないと言う。スワンナプームや羽田には夜を明かすベンチが用意されているそうだ。でも年寄りがベンチで寝ているとなんかみじめっぽいような気がする。

 

■乗り継ぎ便

前夜遅くに出発して翌朝7時とか8時に到着する深夜便は、機内でよく眠れないせいもあって最近は利用が億劫になってきた。お金がないわけでもないのだから体力を消耗する深夜便はもう卒業するか、と考えることもある。

昔は欧州や米国へ出張していたのだから6時間くらい機内に閉じこもっていても疲れるはずはないのだがこれも年のせいか。短い休暇を利用してタイに出かけているという観光客ではないのだから、何も直行便にこだわることはない。以前、チェンマイから台北に飛んで 台北で2,3日過ごして日本に向かったことがある。飛行時間はそれぞれ3時間ほどで東京-大阪の新幹線の乗車時間とかわらないから体も楽である。費用も直行便とそれほど変わらない。乗り継ぎ便で行けば、2回機内食が食べられるから嬉しいという知人もいる。

乗り継ぎ便にはホーチミン、クアラルンプール、マカオ経由などがある。数年前にはバンコク-東京往復が2万円台と滅茶苦茶安い乗り継ぎチケットがあった。中国東方航空を利用するのだが バンコクを出てから東京に着くまで29時間ほど掛かった。中国を横切って上海か天津でずっと乗継便を待つことになる。乗り継ぎ回数も1回ではなかったような気がする。価格優先でこの便を試した人の報告は「もうこりごり、2度と乗らない」だった。

 

■今のところLCC優先

今、国際便は飛んでいないが、チェンライ空港は一応「国際空港」で一国二制度が機能していた時代、チェンライ-香港便があった。チェンライから香港経由で羽田行きを計画したこともあったが もう実現することはないだろう。ネットではこの航空会社の食事は美味しい、あの会社は使用機が新しくて気持ちがいいとかの評価があるが、自分としては普通に飛んで目的地に無事に着けばそれで充分と思っているし、機内サービスにも拘らない。やはりチケットの値段が一番気になる。

これから日タイ相互の渡航者が増えてくれば、航空各社は増便に走るだろう。競争が激しくなり、セールチケットも出回る。数量限定ながら東京からバンコクまで片道1万円台のチケットが出始めている。毎日、航空各社の運航表をチェックしているわけではないので、なかなかいわゆる「出物」にはぶつからないが、そろそろ帰国か、と言う時にはどのルートで、どの日のチケットが安いか調べる。高くてもナショナルフラッグで気持ちのいいフライトを、などと言いながら結局はLCCとなる。要するに吝嗇な性格なのか、それとも貧しいからか。多分、両方に該当すると思う。でも気力、体力の衰えでLCC利用が苦痛となる日も遠くないと覚悟はしている。