オステンドのレストラン
同上
チェンライにも同じ花があった
知る人ぞ知る明見湖
湖の半分以上は蓮に被われている
蓮の花
避暑の旅、1週間
■山中湖一泊の旅
ここ2回、以前アップしたブログを再録した。勘のいい人はお分かりと思うが、旅に出ていた。旅というほどではなく、友人の山荘に一泊、そのあと数日、娘の住む舞鶴に行っただけ。
友人の山荘は昨年にも訪れている。富士山の写真を山ほど取り、ブログに添付する写真がない時に重宝した。今回は梅雨明けの夏、真夏に富士山の姿が拝めることは少ない。それに台風の影響があって、曇りで時折驟雨といった生憎の天候、まあ山中湖周辺の観光地は昨年案内してもらっているし、今回は友人と二人きり、近くの石割温泉に入った後、つまみを買って山荘へ戻る。ゆっくり飲みながら、将来の夢、じゃなかった、過去の楽しい思い出話に興じる。奥さんや友人を交えて飲むことは多いが、二人きりの飲み会は、おそらくウズベクに彼が訪ねてきてくれた時以来だと思う。冬のタシケント、サマルカンドと雪が降って寒かったことを覚えている。また、彼が金融関係の仕事をしていたので、バンクカレッジで代わりに銀行の役目といった授業してもらった。
更に昔、彼が駐在していたベルギーのブリュッセルで会ったこともある。海辺のオステンドでムール貝のワイン蒸しを二人で食べた。終活で身辺整理をしていたら、オステンドのレストランのカードが出てきた。ネットで調べてみるとまだ健在である。再訪に必要な時間とカネの工面は何とかなるが・・・・。行きたいところがあっても残された時間を気にする歳に差し掛かっているようだ。
■舞鶴も臨戦下
舞鶴の娘夫婦の家に行った。1歳7カ月の孫息子を見るためである。舞鶴には鎮守府が置かれ、初代鎮守府司令長官は東郷平八郎、今でも海上自衛隊舞鶴地方総監部が置かれ、ヘリコプター搭載護衛艦ひゅうがをはじめ、イージス型護衛艦等、日本海への睨みを利かせている。海軍博物館、引揚記念館、舞鶴赤レンガパークなど観光施設はあるが、武漢肺炎の影響で閉館となっている施設が多い。護衛艦も以前は桟橋でその雄姿を見学することができたが、今は遠方から眺めるだけ。3年ほど前に訪れたことがあり、その時、記念館や天橋立などの観光名所を回った記憶がある。舞鶴は護衛艦見学の軍事オタクが多く集まるところで、護衛艦の見学ができないとなると観光客も激減する。
舞鶴から福井県の若狭を走ると美しい海岸線を持った海水浴場がいくつも見える。但し、感染症蔓延を恐れるその筋のお達しによりすべて閉鎖、確かに閉鎖してしまえば人は集まらず、蔓延防止になるかもしれない。しかし海浜は広く、3密になることは考えられない。海浜を管理するお役人の責任逃れ、事なかれ主義だろう。澄み切った海水が打ち寄せる浜を見て、孫と海水浴一つできないのも中国のせい、と怒ってはみたが、仕方がない。
■五輪観戦とマスク
我が家にはテレビがない。従ってオリンピックで活躍する日本選手の活躍はネットで知る程度。ところが友人の山荘にも娘夫婦の家にも大型のテレビがあった。オリンピックの実況放送をのべつ幕無しにやっている。鍛え抜かれた若者の肉体は美しいし、国を背負って競い合う姿にも感動する。それに近頃のテレビの解像度は、選手のまつげが一本ずつ数えられるほど鮮明だ。始まるまではオリパラ中止を叫んでいたテレビも、掌を返したように日本選手の活躍を伝えている。旅行のお陰で橋本大輝くんの鉄棒金メダル確定の瞬間だけでなく、表彰台でマスクをかけながらも、橋本くんが日の丸をしっかり見上げながら君が代を斉唱する姿をテレビで観ることができた。
3密ではないのに、選手も関係者もやたらとマスクをかけている。マスクはそれほど感染防止に効果があるのだろうか。老人のワクチン接種はほぼ終わっていると思われるが、新幹線の中では全員がマスクをしていてビールの販売は中止。接種済みならばマスクは必要ないと思うし、酒類も緩和すべきだ。接種済みの方に限り、中ジョッキ1杯無料サービスという店があってもいい。
マスクをしていても感染しないとは言えない、他の人にうつさないためにもマスク着用は必要、という。でも陽性者がゼロになるということはまずありえないのだから、ここ2，3年、もしくは永久に全員マスク着用ということになるのだろうか。感染症騒ぎでは素人目にも馬鹿げたことがいくつも行われている。後々、笑い話となるとは思うが、この猛暑の中でのマスク着用は結構辛いものがある。
接種済みワッペンをオデコに貼ることにより、マスク、飲酒御免とならないものか、と思うのだがこれも笑い話か。
