チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

 臓器狩り

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法輪功のデモから

 

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法輪功のデモから2

 

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法輪功のデモから3

 

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中正記念堂

 

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故宮博物院

 

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赤崁楼



臓器狩り


法輪功
台湾の観光スポット、例えば台北の中正記念堂、故宮博物院、台南の赤崁楼等に行けば、必ず数名から十数名の集団がビラ配りをしている光景を見る。これは法輪功の人々で、法輪功の勧誘と、中国共産党の迫害を批難する街頭活動を行っている。差し出されたパンフを日本人ですから、と断ったら、ああ、それではこれを、と法輪大法と書かれた和文パンフレットを呉れた。更に厚さ2センチくらいの本をどうぞ、と言われたが、重そうなので本は断った。

ご存知の方も多いと思うが法輪功とは、道教と仏教の思想を根底に併せ持つ先史文化に根ざした気功修練法。気功は中国の伝統的な健康法であるが、法輪功は1992年に李洪志という人が始めたらしい。中国であっという間に広まり、1998年には中国国内で共産党員数を上回る7千万人の実践者がいたという。1990年代後半から法輪功学習者の数が増え続けたことや、中国共産党幹部にも多数の学習者を抱えていたことなどから、中国共産党法輪功に対する危機感を高めていた。

1999年、当局が法輪功の書籍や屋外における気功練習を統制しはじめたことに対して、数十人の学習者が中央政府に陳情を行った。当局が理由の公表もなく拘束したことから、全国の学習者に、拘束者を解放して欲しいと願い求める声が高まった。

全国から集まった1万人以上の法輪功実践者が1999年4月に北京中枢部の陳情受付所に上京した。陳情者は、列に並んで陳情書を届けなければならないが、人数が多く、警察が交通案内したところ、結果的に中南海をぐるりと巡るように列ができた。この出来事を契機に、1999年7月20日、当時中国の最高指導者であった江沢民法輪功学習者への弾圧を開始した。数十万人の法輪功学習者が逮捕され、暴行、精神的的虐待など、残酷な迫害を受け、ひいては殺害された。。

このとき江沢民は「当時、7千万人以上に及んでいた国内の学習者らが団結し、中国共産党を支持する人数を上回る大規模なグループとして、なんらかの政治的関与を行うのではないかと一方的に憶測し、恐れた」と言われている。迫害の瞬間を捉えた画像や、国連や専門団体による調査書なども数多く存在している。 国際連合の専門機関は中国政府に詳細な調査を行うよう、現在も要求し続けている。

■「法輪功弾圧モデルが原案」米人権組織、新疆迫害を分析
12月8日付大紀元によると、米国の非政府組織「フリーダムハウス」上級アナリストのサラ・クック氏は現在、中国で行われているウイグル人に対する迫害の手法が法輪功学習者への迫害から踏襲したものだとした。
迫害について事情を知る匿名の情報筋は最近、大紀元に対して、新疆の「再教育キャンプ」の部門責任者は、ほとんど国家安全保障と、法輪功弾圧のための専門機関「610弁公室」から出向した軍部、検察、司法の高官だとした。また、この情報筋によると、新疆の「再教育キャンプ」にとらわれた人々はウイグル族のみならず法輪功学習者、キリスト教信者なども含まれているという。

「転向」「洗脳」「訓練」および「強制連行」は、中国が強制的に法輪功修煉を停止させるために使用する手段だ。法輪功迫害情報を伝える明慧ネットによると、多数の学習者は強制労働所や収監施設で拷問を受け、少なくとも4000人以上が死亡したという。

■臓器移植
臓器移植の技術では中国が抜きんでている。日本での臓器提供者(ドナー)は年間100人程度であるが、中国での移植手術の件数は1万件をはるかに越えている。英国の情報機関によれば数万件から10万件という。熟練は当たり前。臓器は善意の死刑囚から提供されたというが、中国の死刑者は年間1700人ほど。計算が合わない。中国の臓器移植件数は1999年以降、急激に増えている。ノーワック国連拷問特別調査官の報告書には「法輪功学習者たちは、心不全を起こす薬物を注射され、臓器を摘出されている間、あるいはその後に殺害されている」と記載されている。

SAPIOの2017年7月号には中国の一大産業である臓器移植ツーリズムが取り上げられている。中国で移植手術を受けた邦人66人へのアンケートによると、50~60代の男性が約7割を占め、大半が腎臓の移植だった。手術費用は500万~1500万円が半数以上で、業者への仲介料は100万~1000万円が6割を占めた。手術費用1500万円以上、仲介料1000万円以上を支払った患者もそれぞれ3割ほどいた。中国では適合するドナーが48時間以内に見つかるらしい。

台湾で貰ったパンフには臓器を摘出されたとみられる無残な拷問死体の写真があり、「移植のための中国渡航をしないで下さい」と記されている。本当に習近平国家主席国賓として日本に招くのか。