チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

我がブログを振り返る

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

我がブログを振り返る

■書きも書いたり
週2回アップのブログであるが、ウズベク時代を含めると1000本をはるかに越えている。我ながらよく続いているなあと思う。ウズベクは初めての長期の海外生活、軽い燥状態になっていて、見るもの、聞くもの珍しく、書くことには事欠かなかった。友人からは1回800字以内にまとめるように、という忠告を受けていながら、簡潔に書く術を知らないため、1回につき約1850字という冗長なブログとなっている。帰国した折に会った大学時代の友人に、ちょっと溜まると読む気がしない、と怒られた。ウズに行った当初は毎日のようにブログを送りつけて皆さんに迷惑をかけたと思う。削除キーが多用されたのだろうと推察している次第。

ウズにいた当時、ウズベクのことなら何でも知っているという人は日本には殆どいないと思った。それでウズ観光に来られる人がいるとしたら、できるだけ役に立つ情報を、と足で稼いだ出来事を中心に書いた。日本人の書いた旅行記は役に立たない。それは、「このなだらかな道を登り切ると一面に花畑が広がっていて、わたる風に疲れが吹き飛ぶような安堵感を覚えた」と、かなり情緒的、定性的であって、いざ自分がそこに行ってみる場合、あまり参考にならない。しかし英国人の書いた旅行記は、例えば「この四辻を北に向かい、2キロほどのなだらかな坂を上りきると左手にXX牧場があり、6月から7月にかけて25エーカーのラベンダーの群生を見ることができる。坂を下って1キロの地点にBBレストランがあって、ここのミートパイは2ポンドもするがうまい」といったように実際に行く人にとって役に立つように書かれているそうだ。

それで、自分もウズにいた時は、郊外のバザールに行くとしたらバスの乗り方、距離、停車場所、バザールの特徴など英国人に倣ってできるだけ定量的に書いた。今、日本人はウズベクに入国する際、ビザ免除となっている。ウズベクは見るべき場所に事欠かない。シルクロードの要衝、ヨーロッパの学問の中心地、サマルカンドなど一度は訪れて頂きたい。行かれる際は我がブログの2006年、2007年に書いた旅行記はきっとお役に立つと信じている。但しその後、ウズベクはインフレがすすみ、自分のいたころ、1ドルは1200スムほどだったが現在は1ドル8000スムになっている。だから当時書いた交通費や飲食費は意味が無くなっている。

■数字には余り興味がなかった
ウズでは授業の準備の傍ら、かなり真面目にブログ原稿を書いた。でも1日のブログ訪問者は数人、10人越したら、おお、すごい、今日は二ケタの人が見てくれたと喜んだものだ。それも始めの頃だけで、累計訪問者数とか日々の訪問者数には興味が無くなった。訪問者は本当に偶々、それもマイナーなことに興味を持つ奇特な方だけに限られていたのだろう。もちろん「いいね!」を押してくれる人は皆無。当時のブログにはこの「いいね!」スポットがなかったのではないか。

自分では気が付いていなくても、累計訪問者数10万人突破、500号といった節目の時は友人がお祝のメールをくれた。メールには「チリも積もれば山になる、ですね」と書かれていて、巧いことをいうものだなあと感心した記憶がある。もちろんチリは自分のブログのことである。

ネットで拝見するブログには「累計訪問者数、○十万人突破」、「昨日は内容が暗かったので訪問者数、コメが少なかった」、「いいね!をクリックしてくれた人が昨日はなんと200人」といったことが書かれている。更には、励みいになります、いいね!をクリックして下さい、といったお願いブログもある。

■4カ月で1万人のベース
書く以上は多くの人に読んでもらいたい、は当然のことと思う。でも自分の場合、余り読者の気持ちを忖度せずに勝手なことを書いているので、読者数は限られている。それでもウズ時代の数倍、日によっては100人を越える人が我がブログを訪問している。現在の累計訪問者数は27万に近い。25万人を越えたのは、2月、タイ南部のラノーンアンダマン海に浮かぶパヤム島を旅しているときだった。26万人を越えたのは6月に日本に帰国していた時だった。1日平均70人前後であるから、4ヶ月で1万人ということになる。

この分でいくと今月、10月中には累計訪問者数は27万人を越えると思う。もう雨季も終わり、いよいよタイはハイシーズン到来だ。ああ、27万人も有り難い、と感慨にふけるのはどこか旅の空の下ではないかと思っている。