チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

ケイゴ君続報

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ケイゴ君続報

ピチット県タールアン寺で日本人の父親を探すサトウ・ケイゴ君に同情の念を禁じえなかった女性の一人にシリキット王妃がおられる。王妃はケイゴ君にお父さんを見つけてあげましょう、と約束されたそうだ。こうなると国際問題だ。幸い、ケイゴ君の父親は彼を日本の戸籍に入れていたため、駐タイ日本大使館も日本人問題として調査に乗り出した。結局、ケイゴ君は22日に、マスコミ関係者を完全に締め出した状態で父親と近況を確かめ合うことができた。

ケイゴ君、日本の父親と50分通話(5月23日)
 22日午後15時40分から約50分、在タイ日本大使館で国際電話を通じて近況を確かめ合った。 ケイゴ君によれば、カツミさんは現在独身で、今年7月もしくは8月に来タイすることを約束したという。 また、ケイゴ君に付き添った叔母のパタマさんによると、「カツミさんは『ケイゴが2歳の時、母親と並んで写っている写真を今も持っている。ケイゴのことを忘れたことはない』とケイゴに話しかけていました」。 ケイゴ君はその後、ホテルで行われた記者会見で、「僕のことを心配してくださった王妃陛下、そしていろいろと世話をしてくださった皆さんに深く感謝しています」と挨拶した。(引用終わり)

ケイゴ君、母親の遺影に報告(5月25日)
ようやく日本にいる父親と国際電話で話のできたサトウ・ケイゴ君(9)に、靴や衣類、菓子メーカーなどから続々と祝いの品が届いている。また、ケイゴ君の「父親探し」に感動した一般の人々からは、これまでに現金20万バーツ以上が寄せられている。また、ケイゴ君をモデルにした劇画を制作したいとのオファーもあったという。 しかし、ケイゴ君を養育している叔母は、ケイゴ君が世間から注目を浴びていることに戸惑いを隠せず、「ケイゴには自分を見失わないよう、よく言い聞かせている」と話している。

 母親の病死後、ピチット県内の寺院で叔母を手伝い、モノ売りをしていたケイゴ君だが、「世間で注目されても僕の生活は変わらない」としている。一方、バンコクからピチット県の自宅に戻ったケイゴ君は、さっそく母親の遺影の前で手を合わせ、「日本のお父さんと話すことができました。いつかピチットに来てお母さんの供養をすると約束してくれました。もう何も心配しないでね」と報告したとのことだ。(引用終わり)

日本のアニメ制作会社からケイゴ君をモデルにしたアニメ制作の打診や衣料品メーカーからキャンペーンボーイに起用したいとの打診もある。ケイゴ君を養育している叔母さんは寄付が寄せられたケイゴ君の預金通帳の管理を県知事に依頼したという。ケイゴ君がマスコミで注目を浴びるのと同時に、同様の父親探しの話が続出した。

日本人の父親探しの少女、領事館に対して協力を要請(21日)
 プーヂャッカーン紙(オンライン)によると、21日午前、日本人の父親を探して欲しいと訴えているチェンマイ県サンサーイ郡内在住の18の歳の少女が母親(44)と共に日本総領事館を訪問し、父親の消息確認を要請した。(以下略)

今度はヤマト君、10歳少年が日本人の父親を捜して欲しいと訴え出る(22日)
 22日付けのタイラット紙によると、21日夕方チェンマイ県都内サーンクラーム地区在住のタイヤイ族の母親と日本人の父親との間に生まれたヤマト・ニイムラ君(10)がマスコミに対して母親が病死した後に音信不通になった日本人の父親を捜して欲しいと訴えた。(以下略)

大使館前でも日本人の父親探しの少年(22日)
 MCOT(ch9)によると、22日午後、父親の消息を尋ね回っている事で話題になっていたピヂット県の少年(9)と日本人の父親との電話会話の場が設けられた日本大使館前で、サイフォンさんとショウタ(タイ語報道ではチョータ)君の母子が、2006年に2人を捨て所在不明になった67歳の日本人男性を捜して欲しいと取材の為に集まったマスコミ関係者に対して訴えた。母子によると、これまで三回に渡り日本大使館に対して協力を要請していたという。(以下略)

今度はコラートで日本人の父親探し、しかも三兄妹(25日)
 ネーション系の各タイ語報道によると、24日ナコンラーチャシーマー県県都内チャイモンコン地区在住のタイ人の母親と日本人の父親との間に生まれたマサミ・ハヤシ君(8)、ユキ・ハヤシさん(6)及びミドリ・ハヤシさん(4)の三兄妹がマスコミに対して父親を捜して欲しいと訴えた。(以下略)

失踪する父親は日本人だけではない。ファランといわれる欧米人はもちろん、韓国人も少なくない。ケイゴ君はマスコミに取り上げられたお陰で、何とか父親と再会できそうだ。しかし、どうやって探すかもわからず、ただ、お父さんに会いたいといいながら寂しく暮している子供は少なくない。それはタイだけではなくベトナムでもフィリピンでも変わりはないのだろう。