チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

旅にでるには

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旅にでるには

■定年後の旅行はよくない?
定年後に旅行をしたいと考えている人は多いと思う。でも旅行はやめなさいという人がいる。何故かというと貧乏旅行ならぬ旅行貧乏に陥り、老後の計画に齟齬をきたすからだそうだ。年に何回も旅行を繰り返し、気が付くと年金収入を大きく上回る出費で、老後の蓄えがなくなっている。

特に趣味もなく、若い時からそれほど旅に出なかった人がてっとり早く刺激を受けるために旅に出る、こういったケースがよくない。お金で刺激を買うという行為はほとんどの場合、非常に割高となる。旅行は刺激を買うための消費にしか過ぎないというわけ。これでは旅行がまるでビットコインにハマるとか、若い女性に入れあげると同じ扱いだ。
真面目に社会人生活を送り、無事定年を迎えた人ならば、まずは常識人だろう。定年を迎えたらこれまでできなかったことを好きなように、まるでタガが外れた人生を始めるという人は少ないのではないか。

それに旅行にお金がかかりすぎるという前提もおかしい。自慢ではないが自分は立派な下流老人である。でも旅行は海外を含め、まあ行っているほうではと思う。但し、身のほどは心得ているので、飛行機はビジネスは譲れないとか、5つ星のホテルでないと寛げないなどとは言わない。格安航空券でもゲストハウスでも構わない。金よりも旅に出るにはまずは行く気の問題。芭蕉のように「そぞろ神(がみ)の物につきて心をくるはせ、道祖神(どうそじん)のまねきにあひて、取(と)るもの手につかず)のようにどうしても旅に出かけずにはいられない、といった心境とは程遠いが、何か日常とは違う時間を過ごしたくなることがある。特にブアさんに買い物に行くから付き合え、と言われた時、どっかに逃避したい気持ちが芽生える。

■旅に出る理由
小沢健二の名曲、「ぼくらが旅に出る理由」では「ぼくらの住むこの世界では 旅に出る理由があり 誰もみな手をふっては しばし別れる」とある。この歌がヒットしたのは1996年のこと、小沢君ももう50の大台に乗ったオジサンだ。久しぶりにこの歌の歌詞を読んでみたが、旅に出る理由については何も説明されていない。理由など自分で見つけろ、ということか。

旅に出る理由は旅が好きだから、これもわかったようでわからない。では何故、旅が好きなのか、その理由は?という質問に対してはいくつかの答えがある。

/靴靴と見に出会える
旅行が好きな理由、旅が好きな理由として、「新しい発見に出会えるから好き」が挙げられる。旅行をすると、知らない景色や新しい出会い、旅行先の美味しい特産物、文化など、様々な体験をすることができる。
例えば、普段食べているチーズやワインであっても、本場のイタリアやフランスで食べる料理では大違い。新しい発見に出会える喜びは、旅が好きになる理由として最も多い。

⇔垢鷲畸別わえない非日常を味わえる」
旅行好きの人が思う旅が好きな理由として、非日常を味わえるという理由も多い。やはり、日常では味わえないことを体験ができる旅では、気分転換になるのだろう。先日、アンダマン海に浮かぶ小島で過ごしたがチェンライとは違うタイ語を聞いて驚いたものだ。

ワクワクする、刺激的
旅行好きの理由として、ワクワクしたり、ドキドキしたりなど、刺激的な体験を求めてる人も多い。自分もアバンチュールを期待して、といった時期もあったが、今は美味しいものが食べられたら程度の期待だけ。

■旅が好きな人に共通する3つの特徴
旅行好きには共通点が3つあるという。

 峭ゴ饋瓦旺盛」
旅行好きの特徴として、好奇心が旺盛という共通点がある。とにかく知らないことを知りたかったり、食べたことない料理を食べてみたかったりなど、ドキドキする体験をしたい、それは純粋に子供の頃に感じた気持ちを大切にしているからかもしれない。

◆屮櫂献謄ブ思考」
旅行好きの特徴として、ポジティブな思考の人が多い。旅行する時は、「英語が通じるか心配」「トラブルにあった時どうやって対処したらいいの」「お金がかかりそう」といった不安がでてくる。けれども、旅行好きはネガティブに捉えるのではなく、前向きに新しい出会いや発見ができると考える。

「逃避的な欲求がある」
旅行好きの特徴として、逃避的な欲求を持ってる人も多い。旅は非日常を感じられるので、日常生活のストレス解消やリフレッシュの手段として最適だ。

思い当たることもあるが、ま、旅に出るにはまず決心、その気力を支える健康が一番、お金はずっとあとの問題、何とでもなる。下流老人が言うのだから確かと思って頂きたい。



タイの観光写真から