チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

かわいそうな歴史の国

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かわいそうな歴史の国

■序列第一
このところ、歴史学者宮脇淳子さんのユーチューブをよく見ている。東洋史の専門家で、中国、朝鮮、満州史に詳しい。歴史学会は左巻きの人々に席捲されているので、彼女は異端の扱いを受けている。『かわいそうな歴史の国の韓国人』、『韓流時代劇と朝鮮史の真実』、『残念すぎる 朝鮮1300年史』、『教科書で教えたい 真実の中国近現代史』等、著書名を見ただけでも左翼の学者に排撃される理由がわかる気がする。

人に人柄があるように国には国柄がある。国柄はその国の歴史を反映していて、国民は国柄の影響を受けている。我々はこう考えるから相手も同じではないか、という思考に陥りがちだが、国柄により国民性は違う。
何か揉め事があって、相手が声高に非難してくる場合、とりあえず謝ってその場を納める。そして相手の興奮が冷めればこちらの真意が分かってもらえると考える。日本人なら、あの時は言い過ぎた、貴方の言うことも尤もと思えることもある、過去のことは水に流し、これからより良い関係を続けていきましょう、となる可能性は高い。これは隣国には通用しない。日本人は甘すぎると宮脇さんは言う。

韓国の小学校では同級生でもどちらが早く生まれたかで、上下関係が生じるという。小学生なら笑いごとで済むが大人になっても半島人常は常にどちらが上か、下かと考える。対等という考え方が乏しい。ある一部上場会社の社長が、サムスングループの事実上のトップとなった李在鎔氏に「私も慶応大学なんですよ」と話しかけたところ、李氏は「私は大学院です」と昂然と答えたという。日本の社長は同窓(対等、同じ仲間)と親しみを込めたつもりなのだろうが、韓国人の李氏は「俺はお前より上だ、馴れ馴れしくするな」と言いたかったのだろう。

上のものにはへつらい、下とみれば傲岸不遜に振舞う。戦前、我々は日本国民だ、と朝鮮から満州に渡った朝鮮人は漢族や満州人を目下に見て度々紛争を起こした。日本が大東亜戦争に負けた途端に、自分たちは戦勝国民、朝鮮進駐軍と勝手に名乗り、日本人に乱暴狼藉を働いた。敗戦国民は目下だ、目下に対しては何をしてもいい。満州朝鮮半島から引き揚げた婦女子はソ連兵に襲われたが、朝鮮人からもひどい目にあっている。同じ引き揚げでも台湾からの引揚者が台湾人に襲われたという話は聞いたことがない。

弱きを挫き、強きを佑く、はタケチャンマンではなく、朝鮮人のことだ。

■権力を失えばすべてを失う
日本が半島を併合するまで、半島には木を曲げる技術がなかったので車も樽もなく、人が担ぐ甕がモノの運搬手段だった。日本の平安時代より遅れている。染色技術もなかったので、白服しかなかった。チャングムなどの韓流ドラマでは色鮮やかな衣装をまとっているが、あれはウソ。韓流ドラマで参考になることは宮廷での熾烈な権力闘争だ。権力争いに敗れれば九族、即ち高祖父、曾祖父、祖父、父、本人、子、孫、曾孫、玄孫が皆殺しになる。残った関係者が盛り返して権力を握れば、復讐の族誅が行われる。血縁ばかりでなく、同じ塾で学んだ学友も誅殺されたらしい。

北朝鮮金正恩委員長の叔父である張成沢氏は2013年12月に処刑されたが、彼の家族・親族・姻族が幼児に至るまで一人残らず惨殺され、彼の係累は死滅させられたと報道されている。

殺されないまでも政権が代わったばっかりに、前述の李在鎔氏は崔順実ゲート事件に連座した疑いで逮捕・起訴され、サムスングループは事実上の解体に追い込まれた。また歴代韓国大統領の末路はご存知の通り。

■いらぬお節介を繰り返すな
日本と同じように発展して豊かになって国民一様に幸せになってほしい、日本はそう思って国費を朝鮮半島につぎ込んだ。大八車もない後進国に鉄道を引き、ダムを作って電気を全国にいきわたらせ、農業生産を高め、帝国大学を含め5千以上の学校を作り、公衆衛生に力を注いだ。日韓合邦36年で朝鮮半島の人口は倍になった。同時期、米国が植民地としたフィリピンでは人口は全く増えていない。戦後、欧米の植民地で台湾、韓国ほどの経済発展を遂げた国があるだろうか。などと言っても上記の投資は彼らに頼まれてやったことではない、日本が勝手にハングルを教え、川に橋を架け、近代農業を導入して収穫を増やしたのである。

勝手なことをしてすみません、今こそ、韓国に謝ろう、と百田尚樹氏はいうが、確かにその通り。恩を仇で返して、などと怒る前に国柄の違いをよく考えて、もうあの国とは関わらない、過ちは繰り返しませぬから、と心することが必要だと思う。



写真は宮脇さん、併合前の朝鮮、百田さんの本