■よく頑張ってくれました
2月25日に平昌冬季オリンピックが終わった。欧米テレビ会社が持つ放映権の関係で、勤めから帰ってテレビをつけると実況中継しているのでついつい競技を見てしまったという人も多い。こちらではほとんどテレビは見ないし、タイからも2人の選手がオリンピックに参加したが、その活躍ぶりは自分の知る限り、何も報道されなかった。タイ国を代表すると言っても2人ともイタリア人とのハーフで、ずっとイタリアに居住しているとのこと。雪の降らないタイにいては練習さえできないのだから仕方がない。
テレビは見ないもののネットでは日本選手の活躍を逐次追っていたし、金メダルと聞けば思わずガッツポーズ、沢山金メダルを取ると、羽生君や小平さんには電話したのにどうしてこの選手には祝意を述べないのか、という苦情が安倍さんの許へ殺到するのでは、といらぬ心配をしたくらいだ。
羽生君や宇野君がすごいのであって、日本がすごいわけではない、と左翼の方がひねくれたツィートをしていたが、羽生選手、高木選手、小平選手が日章旗をまとってリンクを一周する姿に日本人てすごい、よくやったと誇らしく思うのは、日本人として通常の感情と思うのだが、そうでない人もいるようだ。
それにメダルを取った選手は一様に、自分ひとりの力ではない、これまで支えてくれた多くの人々のお陰、と感謝の言葉を述べている。メダル獲得はオール・ニッポンの力、日本に元気を与えてくれた、選手も安倍首相も日本国民もタイにいる自分も嬉しい、素直にそう思う。
■女子カーリング
女子カーリングでは英国との3位決定戦で日本が逆転勝利し、銅メダルを獲得した。英国戦の前に日本は韓国と対戦し、惜敗している。韓国戦の記事で朝日新聞がネットで叩かれている。
「韓国の新聞社とは知りませんでした」 朝日新聞、カーリング女子「日本破る」となぜか韓国側の視点で記事を書き炎上。
記事を見てみよう。
メガネ先輩、激闘決める一投 重圧はねのけ日本破る
延長第11エンド。「メガネ先輩」の愛称で親しまれる韓国のスキップ・金ウンジョンが放った最終投の赤い石が、ハウスの中心に向かって進み出す。仲間の懸命なスイープ。石は伸び、日本の黄色の石よりわずかに中心近くに止まった。
１次リーグは日本が韓国に唯一の黒星をつけた。そのお返しとばかりに、今度は韓国が１点差の辛勝で銀メダル以上を決めた。地元の大声援が響く。セカンドの金ソンヨンは「言葉に出来ない。金メダルをとるチャンスができてうれしい」。普段は表情をあまり変えない金ウンジョンはメガネを外し、仲間と抱き合って涙した。序盤から氷の状況を的確につか…
無料で読めるのはここまで。「こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます」となっている。こんな記事に金を払ってまで読めるか。
■ネット上のコメント
・朝日新聞社内は歓喜で溢れてるのだろうな。早く廃刊すればいいのに
・朝日新聞さん、韓国視点で書いて何かいいことあるんですか？ 客観的とか冷静とかを履き違えてる勘違いさんなのか、それとも心から韓国を応援してたのか・・・不思議な新聞ですよね😂
・もう隠す気ないらしいな。
・『日本から出ていくべき”日本人メディア”』の典型でしょうね。ついに病的にまで捻くれた紙面。
・朝日新聞が韓国の新聞社とは知りませんでした！道民を敵に回したな！
・どこ目線で記事書いてんだ！もうオタクらハングルで記事書けば？
・素晴らしい記事をありがとう。まるで日本が、他国であり敵国であるかのような立ち位置に感服であります。流石ですね、朝日新聞
・いったいどこの国の新聞なんだ！怒り心頭、不愉快極まりない。
■そんなに日本が嫌いか
3位決定戦に臨む日本チームに朝日新聞デジタルは以下のように書く。
「終盤まさか、食らいつく カーリング女子、３位決定戦へ：」
女子500ｍで金メダルを獲得した小平奈緒選手に「まるで獣のような滑りでしたね」と問いかけたTBSの石井アナが非難されていたが、朝日の「まさか、」とか「食らいつく」といった表現も頑張った北見美女に失礼ではないか。それに日本を応援しようという気持ちが全く感じられない。
2月15日付朝日新聞社説「高校指導要領 木に竹を接ぐおかしさ」https://www.asahi.com/articles/DA3S13359788.html では、新科目「公共」の目標、「自国を愛し、その平和と繁栄を図る大切さについて自覚を深める」について「人の内面に関わる問題を紛れ込ませるべきではない」と愛国心を否定して見せる。
一貫して日本が嫌いな新聞、もう一度言う、いったいどこの国の新聞なんだ！
平昌冬季オリンピックの新聞写真はコピペできませんでしたので。チェンライの花祭りで撮った写真を。
