チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

感謝して何が悪い

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感謝して何が悪い

■どこが「北朝鮮みたい」なのか
9月27日付日刊ゲンダイから

まるで北朝鮮 安倍首相所信表明に自民“総立ち拍手”の異様

北朝鮮みたいだ」――と、小沢一郎氏が批判したのも当然だ。とうとう、この国は“将軍サマ”を個人崇拝する独裁国家のようになり始めている。
26日衆院本会議で行われた安倍首相の所信表明演説は異常だった。演説中、自民党議員が一斉に立ち上がり、力の限り、拍手を送ってみせたのだ。金正恩の演説に対して、北朝鮮の幹部たちが一心不乱に拍手する姿とウリ二つだった。

 さすがに、自民党の補完勢力である日本維新の会の馬場幹事長まで「異常だ。異様な光景だ」と驚き、共産党幹部は「二十数年国会にいるが、ああいう光景は初めて見た。気持ち悪い」と漏らしている。異様なスタンディングオベーションは、演説の途中、安倍首相が自分で拍手し、その拍手に呼応する形で起きている。

「どうやら総立ちの拍手は、自然発生的に起きたようです。最初は『どうせ官邸が事前に振り付けをしたのだろう』と思ったのですが、指示はなかったと聞いた。でも、自然に起きた方が薄気味悪い。北朝鮮というより、ナチスのような感じでした」(野党関係者)
しかも、スタンディングオベーションは、安倍首相が愛国心を煽るような演説をした後、起きている。

〈わが国の領土、領海、領空は、断固として守り抜く〉〈現場では、夜を徹して、海上保安庁、警察、自衛隊の諸君が、任務に当たっている〉〈彼らに対し、いまこの場所から、心からの敬意を表そうではありませんか〉と、安倍首相が呼びかけた後、発生している。政治学者の五十嵐仁氏はこう言う。

「独裁は歓呼と歓声の中から生まれます。安倍1強と指摘されてきたが、ついに一線を越えてしまったと思う。この先、安倍首相がスタンディングオベーションを促すたびに、自民党議員は応じざるを得なくなるでしょう。ひとりだけ立ち上がらないと白い目で見られてしまう。独裁体制は、こうして生まれます。しかも、ただでさえ社会がキナ臭くなっているのに、今回、自衛隊をたたえた後、起きている。非常に危険な構図です」

いずれ、全国民が北朝鮮のように「安倍首相、マンセー」と言わされる日が来るのではないか。(引用終り)


愛国心は世界共通の徳目
スタンディンオベーションは〈わが国の領土、領海、領空は、断固として守り抜く〉〈現場では、夜を徹して、海上保安庁、警察、自衛隊の諸君が、任務に当たっている〉〈彼らに対し、いまこの場所から、心からの敬意を表そうではありませんか〉と、安倍首相が呼びかけた後、発生している。拍手は安倍首相個人ではなく、日夜、国を守るために頑張っている人たちに向けられたものだ。野党議員には国を守る人々に対する敬意がないのか。それでも日本人か。

また「愛国心を煽るような演説」というが、愛国心を説かない政治家がどこにいるか。米国、中国、韓国、北朝鮮愛国心はよくて、日本人の愛国心はよくないというのか。日本人が愛国心を持ってもらっては困る、と言う国はある。原爆投下の仕返しを恐れる米国、尖閣、沖縄を盗みたい中国、日本のせいで植民地を失って貧乏になった欧州諸国も日本人の団結を恐れている。多くの国は、日本人は交戦権を放棄し、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、安全と生存を委ねる、フワフワ、バラバラの地球市民であってほしい、そう願っているのだろう。

十数年前、経済産業省の課長補佐が「国益が…」と言いかけて、「この頃は国益と言ってもよくなったんですよ」と微笑んだ。それまでは国益と言うだけで右翼だ、と指弾されたものだ。日刊ゲンダイに言わせれば、まだ「愛国心」には右翼の響きがあるということだろうか。


■前にもあった
小泉内閣の時に、所信表明演説のここでスタンディングオベーションを、という指示が飛んだことがある。でも演説がしょぼかったのか、立ち上がって拍手した議員はわずか2名だったという。いくら与党議員でも自分が感動しなければ「笑っていいとも」の観客ではあるまいし、振り付け通りに動くことはない。

20数年国会にいるが初めて見る気持ちの悪い光景と野党議員は言うが、鳩山首相所信表明演説で、民主党議員が総立ちで拍手を送ったことがある。ユーチューブで見たが、私と一緒にこの国を変えていきましょう、と鳩山さんが演説を終えたところでスタンディングオベーションが起きている。民進党議員は「日本列島は日本人だけのものではない」と言う人に拍手をして国を守る人々には拍手しない。

今一度言いたい、貴方たちはそれでも日本人ですか。




写真はアカ族のブランコ祭りから。一番下の2名のアカ女性はラオスから駆けつけてくれました。