チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

参議院選挙が終わった

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参議院選挙が終わった

売国政党
タイに住んでいるせいか、世界地図の中の日本列島をいつも想起する。日本の領土をすでに不法占拠、あるいはこれから占拠しようとしている国はどこか。先頃の安保法案改正は、自分から見れば、これで本当に国を守れるのでしょうか、というくらいしょぼい改正だった。それでも改正しないよりはいい、中国や韓国が改正安保法案を非難したことからも改正は正しかったといえる。でも、この法案を「戦争法案」と非難して、中国の代弁をしている政党がある。日本の防衛力行使に制限を加えることは中国をの侵略を促進することに繫がる。すでに、中国は日本の領海、領空を侵犯している。東シナ海における中国機の領空侵犯と空自機に対するレーダー照射について、中国政府はこのように反論している。

空自機が「レーダー照射」=「挑発行動」と非難-中国国防省 (北京時事)
中国国防省は4日、東シナ海上空で先月17日に日本の航空自衛隊機が中国軍機に対し緊急発進(スクランブル)したことについて談話を発表し、「日本のF15戦闘機2機が高速で接近挑発し、火器管制レーダーをわが方に照射した」と主張して、日本側が「挑発行動」を仕掛けたと非難した。国防省は、緊急発進に関する日本側の発表が「白黒を逆転させており、人の耳目を惑わせている」と反論。中国軍のスホイ30戦闘機2機が、東シナ海に中国が設定した防空識別圏内で「通常のパトロール」を行っていた際に、レーダー照射を受けたと訴えた。

時事通信は論評を加えず、ただ中国の言い分を伝えただけ。日本の野党は、日本政府に対し「一切の挑発行為の停止」を求めるのだろうか。

青山繁晴さん当選
チェンマイの日本総領事館参院選挙の投票をした。自分の投票基準は、まず中韓の手先となり、安保法廃案を叫ぶ政党だけはダメということ。
10日は開票開始から、パソコンにかじりついていた。自分が投票した独立総合研究所社長、青山繁晴さんが早々と当確となり、嬉しかった。弟夫婦も日本を出る前に、期日前投票で青山さんに投票してきたという。弟は青山さんの著書を何冊も読んでいるとのこと。自分はユーチューブで青山さんの出演している番組を欠かさず視聴するようにしている。この人こそ、国士、愛国者である。

青山さんは公示直前に安倍首相から直接、電話で出馬要請を受けたという。青山さんが国会で質問すれば、外務省が変わる、経産省が変わる、自民党だって変わる、と首相は口説いた。外務省を動かし、拉致被害者を取り戻す、経産省を動かし、日本独自のエネルギーを持つ、自民党を動かし、憲法を変える、でもこれらの課題解決は、安倍さん、あなたの仕事でしょう、と自分は思った。しかしながら自民党議員の中にも、媚中派、親韓派、護憲派がいる。石油利権ズブズブの議員もいる。首相といえども一人ではどうにも動かせない。青山さんへの電話の中に、安倍首相の孤独と力の限界を感じた。青山さんは6年1期のみ、無報酬とのこと。損と分かっていてもあえて参議院議員の道を選んだ。これは青山さんに安倍首相の苦悩が伝わったからだ、と自分では思っている。

■小吉
自民党は改選前議席50が56に増えた。公明党等を合わせ、改憲に必要な参議院の3分の2以上を確保、自民大勝利という報道機関もあった。でも民進党は改選前の43議席が32と減ったものの、前回参院選挙の17議席に比べれば頑張った。野党は前回の1人区選挙区では2勝29敗だったが、今回は11勝21敗。民進党は勝った、岡田代表続投、の声も出ているそうだ。
民進党は対案も出さず、ただ反対するだけの我儘政党、対案を出すためには多少なりとも勉強しなければならないが、その努力を放棄している。入試制度は成績のいいものばかり合格して不平等だ、落ちこぼれを入学させることが民主的だ、というに等しい。それでも32議席、ま、民意ですから、何とも言いようがありません。

改憲勢力の中で、公明党議席を伸ばした。でも公明党は本当に改憲勢力だろうか。この党は事大的なところがあって、政権政党には必ずくっつく。利権の噂の絶えない国土交通相のポストだけは手放さない。国交省では公明党支持団体の職員は、国連の韓国人職員の如く、テレビ局の在日社員の如く異例の出世をしていくという。

青山さんと安倍さんに頑張ってもらって、自民党自身がもっと躍進し、ナンミョー政党の力を借りずとも改憲できる議席を確保してもらいたい。その意味では今回の参議院選挙の結果は、とても大吉とは言えず、小吉か中吉にとどまった、というのが自分の感想だ。




写真は近所の朝市から