チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

昨今のネット報道から

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昨今のネット報道から

■新幹線火災事件
認知症の最初の兆候の一つは、怒りっぽくなる、我慢ができなくなる、だそうだ。
先月末、走行中の東海道新幹線内でポリタンクのガソリンをかぶり、関係のない女性1名を巻き添えにして焼身自殺した老人も初期の認知症だったのだろうか。全く71歳にもなって人の迷惑を考えずに、なんでかなあ、という気になる。

自殺の理由が、月12万円の年金では生活できない、といったものだった。国民年金だけなら月6万6千円、12万円はそれほど少ない額ではない。12万円と言えば3万バーツ強、チェンライあたりの農民や店員の月収は1万バーツに届かないことを思えば、彼が一念発起してタイに来ていれば、まずまずの生活ができた。うまくいけば若い嫁さんももらえたと思う。少なくとも社会に迷惑をかけずに済んだ。

こういった短絡的な犯罪に走る人がいると、あ、これは在日の人間がやったのでは、と思う人がいるようで、2ちゃんねるに容疑者は在日だった、と書かれている。でも在日だっていい人はいるし、日本人だって変な人はいる。こちらでもタイ人は,日本人は、と決めつける人がいるが、どこの国であっても程度の差はあれ、悪い人も、よい人も、まともな人も、おかしな人もいる、というだけのことだろう。それにしても焼身自殺図るなら、なんで青木ヶ原多摩川河川敷など人気のないところでやってくれなかったか。

■神社仏閣油被害事件
マスコミにちゃんと本名が出たから、新幹線火災事故の容疑者はれっきとした日本人だったことが分かる。ところで2015年春に近畿地方を中心とした全国地域で、寺社の国宝や重要文化財などに、何者かによって相次いで油が撒かれた事件、いわゆる神社仏閣油被害事件をご記憶だろうか。実は犯人の逮捕状が6月1日に取られている。報道では米国在住の日本人医師となっていて、その後、逮捕されたのか、逃げ回っているのか全く情報がない。普通、逮捕状が取られれば、マスコミは実名報道を行う。ところが産経を始め、新聞各社は日本人医師を強調するだけで実名発表はもちろん後追い記事もない。

実名を出さないということは在日がやったんだろう、また天神さんやお寺を汚すような行為を日本人はやらないよな、と思っていた。やはりこの事件は元在日の韓国系日本人、金山昌秀の反日カルト的な犯行であることが分かった。
金山容疑者は医師業の傍らキリスト教系を標榜する布教活動にも従事し、各地で集会を開催。ネット上で公開されている集会の動画では「東日本大震災は“日本の君(きみ)”の首の骨を折るための神の意思」、「呪われている寺社などを油を注いで清めた」などと話していた。
 複数の動画で金山容疑者が語っているところによると、東京出身で、17歳の時に韓国系牧師が創立した都内の教会でキリスト教に出合い、神の命令に従い渡米して医学を研究。産婦人科医として米国で働きつつ、布教活動にも従事してきたという。
逮捕状が出た後、ニュースゼロの番組では、米国にいる金山を発見し、街頭でインタビューをしている。そのユーチューブを見たが、「あなたが神社仏閣に油まいたんでしょ」、「いや僕はやってない」と容疑を平然と否定している。

金山容疑者は4月末に、ニューヨークから成田経由でフィリピンのマニラに向かう予定だったが、急遽、ルートを変更した。彼の帰国直前にある新聞が、捜査の進展状況をスクープした。その記事が出たことで、容疑者が国内での逮捕を恐れ、予定を変更したと考えられる。こうなるとこの新聞は逃亡幇助罪か公務執行妨害罪に問われても仕方ないのではないか。
日本は米国と犯罪人引渡条約を結んでいるのだから、早く金山容疑者をお縄にしてもらいたいものだ。

アンネの日記破損事件
昨年の2月ごろ、図書館や書店のアンネの日記が破り取られる事件があった。36歳の刑事責任を問えるかどうかといった人物が逮捕されたが、その後この事件の報道はすっかり消えてしまった。昨年の初め、特定の国が安倍首相をヒットラ―になぞらえて非難を繰り返していたが、日記破損事件は丁度その時期に重なる。40にも及ぶ図書館、書店の300冊以上の本が破り取られたが、これは単独犯でできることか。かなり組織的犯行という見方ができるが、事件の詳報は明らかではない。

「報道への威圧」などと騒いでいるが、このようにマスコミが報道しないことは結構ある。別にマスコミを非難するつもりはない。自分だって書きたいけれど書けないことはある。書いた結果、被害を受けても警察が守ってくれない。だから書けないのである。