チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

靖 国 参 拝

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靖 国 参 拝

■当たり前のこと
昨年の12月26日に安倍首相が靖国神社を参拝した。国を守るために命を捧げた英霊、戦災で亡くなられた方の御霊を慰霊をするのは、国の行政の長、指導者として当たり前のことと思う。ヤフーが行ったネット世論調査では80%の国民が首相の参拝は当然のことと支持している。

朝、仏壇に、あるいは神棚に手を合わせ、先祖に感謝し、一日の平安を祈ることは個人の心の問題であり、他人がとやかく言うことではない。同じようにどこの国でも指導者が祖国のため亡くなった英霊に感謝し、哀悼の意を表する。それを他国が非難するという話は聞いたことがない。外国に言われたから、英霊への哀悼をささげない、ということでは国の誇りも矜持もあったものではない。子供だってまともに育たない。というより、安心して子供を産んで育てようという国民がいなくなってしまう。

朝日新聞
昨年12月に朝日新聞デジタル版の無料お試し会員になった。毎日、朝日からメールが届く。12月27日の朝日紙面はすごかった。社説は「首相と靖国神社 独りよがりの不毛な参拝」、記事では「『信条』優先し強行 政権運営めど、党幹部『もう誰も止めらない』 安倍首相、靖国参拝」、「戦後の礎、壊しかねない」などの文字が躍る。
歴代首相が靖国を参拝し、毛沢東始め中国共産党が一言も非難しなかった時期があるが、それは「戦後の礎」ではなかったのだろうか。

天声人語では「時は流れて民主主義の時代にも、「裸の王様」は健在らしい。安倍首相がきのう靖国神社に参拝した。自民党内にはもはや意見する人物はいないのだろうか」と書く。
首相の靖国参拝は日本の孤立化を招き、国益に反するという。朝日新聞が「国益」という言葉を使うようになったとは、と感慨を禁じえない。

いわゆる靖国問題朝日新聞が火を付け、中国、韓国に「靖国は政治問題に使えますよ」とご注進に及んだことを忘れているのではないか。これが朝日のいう国益か。

遊就館
俺たちが保守的と言われるのは、高校が靖国の隣にあったからかもしれんなあ、高校の同級生からメールがあった。我が母校、都立九段高校は確かに靖国神社に隣接していた。自習時間に教室を抜け出して、神社境内を散策したり、千鳥が淵まで足を延ばしてボートに乗ったりした。
境内に遊就館があり、英霊の遺影、遺書が展示されている。何度か訪れているが、いつも涙を禁じえない。国を守るとは、家族を守るとは、平和とは、戦争とは、そして命の大切さとは、様々なことを考える。今の日本の繁栄は多くの人々の犠牲の上にあることを痛感する。

産経新聞が朝日、毎日の記者に「あなたたちは遊就館を訪れたことがあるのか、遺書を読んでそういった記事を書いているのか、会社の方針に従うだけのサラリーマン的記者になるのはやめてはどうか」という呼びかけをしている。こうした他社の記者への呼び掛けは異例のことである。産経記者の言うように遊就館を参観すれば、反戦、平和への誓いと先人への感謝の気持ちが自ずと湧くはずである。

昨年、日本国籍を取得した日本文学者、ドナルド・キーン氏は、戦時中、情報将校として、戦死した日本兵の手帳を読む仕事をした。キーン氏は手帳を読み進むうちに深い感動を覚えた。米軍に対する憎しみではなく、この戦争により、アジアの興隆が図られるのだ、アジアのため、日本のため、故郷の人々、家族のために戦っているという崇高な文章が綴られていた。キーン氏はこの時、この戦争は日本に勝って欲しい、とさえ思ったそうである。

ある手帳にはアメリカ兵に対するメッセージが英語で書き込まれていた。「この手帳をどうかこの住所の家族のもとに届けて欲しい」と。残念ながらキーン氏の不在時に手帳は処分されてしまったが、同様の文章を遊就館で読むことができる。

■孤立なんてとんでもない
朝日、毎日は安倍首相の靖国参拝により、日本はアジアの反発を買い、世界の孤児になると書いた。
アジアと言っても50カ国ある。支那、半島以外にどこの国が靖国参拝に反発しているのか。朝毎の記者はアジアには2,3カ国しかないと思っているのだろうか。中学で地理の勉強をしてこなかったのか。

タイでも安倍首相の靖国参拝を報じたが、中国系のバンコクポスト紙が中国の言い分を伝えたくらいで、政府からは特に反応がない。ましてやアジアはじめ、欧米からも経済断交、人的交流禁止など日本を孤立化させる手段を取った国は一つもない。世界は日本の製品、技術を絶たれたら困る国ばかりだ。日本の国際的地位を朝毎の記者はよく認識してもらいたい。

写真はやよい軒おせち料理とコック川花公園で今盛りの花