チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

書けないこと、書かないこと

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書けないこと、書かないこと

■再婚の勧め
大分前のことになるが、自分が離婚したと聞いて、パナセリの副村長、アダムが張りきった。
「アカ族の女性をご紹介します」、「いいです」、「日本語を話す女性を知っています」、「いいです」、「やはり二十歳前後でないとだめですか」。だんだん「いいです」の声が大きくなっていってしまった。

周りを見ると、ひと回りどころか、30歳、時には40歳以上も年下の女性と暮らしている邦人がいる。カトちゃんは日本だから、みんなに年下妻とからかわれているのであって、チェンライにいたら噂にもならない。

自分が独り身ということを心配して、よろしかったら女性をご紹介しますという話が、頻繁ではないが、時折はある。
ジアップ先生からも、32歳で美容院を経営している友達がいる。女一人では寂しい、フェーン(愛人)でいいから真面目にお付き合いしてくれる日本人はいないかと言っているので、どうですか、と勧められたことがある。

お話は有難く承るにしても、女性と暮らすということは犬の仔や猫の仔を貰うのとはわけが違う。

30年近い結婚生活を送った。楽しいことも多々あったが、時にはカミサンが怖くなることがあった。口数も胴周りも向こうが上で、力関係に多少のアンバランスはあったが、別に手がひょろひょろと延びたりしたわけではない。考え方、行動に不可解なことがあって、理解不能のため恐怖を感じた、と遠回しに言えばそういうことである。

■書けないことはある
気ままに何でも書いているようにみえるが、実際は書けないこと、書いてはいけないことはある。例えば、なぜカミサンに恐怖を感じたかは自分でもよくわからない。だから書けない。

最近、タイの宗教に関するレポートをいくつか読んだ。小乗仏教界も決して瞑想と戒律に守られたハイブロウな世界ではないことがわかったが、そういったことを得々と書いてはいけないくらいの自制はある。

日本のマスコミは真実を伝えない、とよく言われる。でもマスコミだって商売だし、報道関係者もサラリーマン、上司の命令、闇の世界の脅しには弱い。安全な場所に身を置いて、マスコミは正しい報道を、などと中国の督戦隊のようなことを言う気はない。自分もマスコミ志望だった。だから自分と同じか、ちょっとレベルが高い人間がやってることだから仕方ないな、とも思う。

■書かないことから
海外暮らしだから、新聞、テレビと縁が切れた。ニュースはネットに頼っている。ネット記事でも書き方により、また何を書いてないかで、事実は何かが見えてくることがある。

例えば、維新・橋本共同代表の、強制連行があったかどうか真実を国連の場ではっきりさせるべきだ、日本だけが特別なわけではない、という「慰安婦発言」は真っ当なものだ、と自分は思う。
売春婦の話をするのは品がよくないことと、女性の顰蹙を買ったのかもしれない。
でも慰安婦の20%が半島人で40%は日本女性だったことは殆ど報道されない。強制連行された半島人慰安婦は20万人と彼らは言う。そうすると戦時中、100万人の慰安婦がいたことになる。外地にいた日本将兵は約330万人。一晩に10人は客を取らされたという証言が本当ならば、兵隊さんは毎晩とっかえひっかえ3人相手にしていたことになる。兵隊さんがこんなに精力絶倫だったら戦争に負けたりしない。

「韓国人売春婦がうようよいる」と発言した西村真悟代議士は維新を除名処分になったが、彼の言うことも正しい。「日本を始め海外には韓国人売春婦がうようよいる、と朝鮮日報に出ていた」と言うべきだったとは思うが。

■維新の内紛
間違ってはいないのだから、維新は橋本共同代表、西村代議士を徹底的に擁護すべきだったと思う。同志を守り、保守に徹することで支持率を維持できたのではないか。酷いのは石原共同代表だ。「橋本発言は大迷惑、彼も終わった」と切り捨てた。
長いこと労働組合対策をしてきた友人が石原さんに一度首相をやってほしいと言っていたが、こんな情の無い人では期待できない。

石原氏は尖閣諸島を購入すると大見えを切った。自分も少なからず、募金に応じた。世界ウイグル会議ラビア・カーディル総裁も少ない外貨の中から10万円寄付したという。あの17億を越える浄財はどうなったのか。
不動産会社の営業マンがこの仕事は絶対取れます、と資金を用意させたのに、あれは他社に取られました、取られた理由はむにゃむにゃ。これでは出世も覚束ない。

終わったのは石原氏のほうだと思うのだが、そういった論調の報道は見たことがない。書かないのか、それとも書けないのか。


写真上から「七夕飾り」「七夕の物語」「五目並べ」「女子学生による餅つき」