チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

「皆さまのNHK」は本当か 2

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

「皆さまのNHK」は本当か(2)

■東京都の尖閣諸島購入
ほとんど読者からの反応がないブログではあるが、前回の『「皆さまのNHK」は本当か』に関しては友人、知人から賛同のメールをいくつか貰った。ブログをそのままNHKに送ってはどうかという友人もいた。NHKはおかしいよ、と思っている人は多いのだろう。

東京都は尖閣諸島購入に関し、寄付金の口座を4月27日に開設した。その寄付の額は半月で4億7千万円に達したという。寄付口座のことはニュース性がないという判断だったのかNHKでは全く報道されていない。(自分が見落としたのかもしれないので、もし報道されていたということがあったらお詫びします)

寄付金口座番号を告知したのは読売、産経、サンケイスポーツのみで、朝日、毎日、日経は無視。それでもこれだけの金額が短時日で集まったのは、国民の自分達の国は自分たちで守ろうという意識の表れと言っていいだろう。このような一般国民の国防意識の高まり、国民的うねりを正確に報道することが、台湾、チベットウイグル地区と並んで「尖閣列島は中国の核心的利益」と言い出した中国共産党政府に対する大きな牽制になるのではないか。

石原都知事は「国民のみなさまに、この場を借りて感謝申し上げる。やっぱり、国がやらないなら、私たちがやるしかない。天は自ら助くる者のみ助く、という人間の歴史の原理、この国を扱う政治家や役人ではなく、国民の皆さんが自覚していらっしゃるということ、私はありがたい。本当に日本人も捨てたもんじゃないな。本当にうれしさで胸がいっぱいだ」と、定例記者会見で語っている。多分、この発言はNHKでは取り上げないだろう。

そういえば尖閣諸島購入問題が起こった時、藤村官房長官が「国で購入を考えたい」と発言していたが、どうなったのか。朝日や毎日は、購入は地方公共団体ではなく、国がやる問題だ、と東京都を批判していたが、言うだけだったのか。

■タイで見る日本語のテレビ
先日、所用があってチェンマイに出かけた。ホテルでカチャカチャとチャンネルを回す。一応チャンネル1からチャンネル99まで視聴できる。日本語が流れるチャンネルがあった。プロゴルファー青木功が出てくる釣り番組だった。画面下に繁字体の中国語テロップが。台湾の放送だ。プロレス中継もやっていた。自分と同名のプロレスラーがリング上で暴れまわっている。「中西的憤怒」というテロップが流れる。
兄も台湾放送で「暴れん坊将軍」を見たそうだ。美空ひばりも出ていたという。ネットで調べると彼女がこの番組にゲスト出演したのは1978年とわかる。30年以上前だ。松平健が若かったはずである。タイで日本語放送を無料で見るには台湾テレビに頼る以外にないのか。

KeyHoleTVをインストールするとPCで日本のテレビ、ラジオが無料視聴できるというが、このサービスは間もなく停止になるらしい。でも料金を取ってテレビを見せるというビジネスモデルは廃れるのではないかという気がしている。書籍、新聞の電子化、音楽のネット化はその前触れと言っていいだろう。

■広がる受信料不払い
受信料支払いを拒否している友人がいる。時折、滞納金額のお知らせが来るだけで何も問題はないという。彼は大河ドラマ坂の上の雲」のセットをNHKが地中海のマルタ島に作ったことに怒って受信料支払いをやめたそうだ。

NHKは2000年に、「昭和天皇に殺人、強姦の罪で死刑判決が出ました」という報道を全国のお茶の間に流した。「問われる戦時性暴力」と題し、ありもしなかった従軍慰安婦強制連行問題を国際女性戦時法廷で裁いたというものだ。裁判員には北朝鮮工作員2名が入っていたのは公然の事実。この似非裁判をNHKの夜7時のニュースで4日連続トップ扱いで報じたという。
このトンデモ番組を機にして受信料支払いをやめた、という人もいる。

行政改革国鉄電電公社が民営されたが、その当時、NHKも民営化してはどうかという議論があった。郵貯民業圧迫ならば、6000億円も国民から徴収して放送事業を営むNHK、これこそ民業圧迫ではないのか。NHKならCMを出してもいいよ、という企業もあるだろう。いい番組を制作して、視聴者が喜び、それにスポンサーが付いて経営を成り立たせる、これが真っ当なやり方ではないか。
米国のNBC,ABCなどのテレビ局はみな民営で国からの援助は受けていない。


この1月に兄は東京の家のNHKの受信契約をやっと解約した。NHKの受信解約件数は今年の1月に15万4千件と昨12月に比べ1万件増加している。受信解約は増えつづけ、そのうち、NHK東京電力のように抜本的な経営改革を迫られることになるのではないか。


ドリアンにも種類があります。写真一番上の「モントン」これが一番。