チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

ゴルフとテニス

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ゴルフとテニス

■タイ一番のゴルフ場
40年前、サラリーマンになったとき、上司から「酒、麻雀、ゴルフの3つのうち、2つ付き合えればよい」と言われた。それでは酒と麻雀にします、と即答したことを覚えている。
ゴルフはこれから道具をそろえないといけない。プレー代もサラリーマンの遊びとしては決して安くはない。いい大人がコンペの前に大はしゃぎをしているところを見ると、ゴルフは大変面白い遊びのようだ。やり始めれば多分のめりこんでしまうだろう。俺の古い道具を譲ってやるから、と言ってくれる人もいたが、あいにく自分は左利きなので、先輩の好意に従ってゴルフを始める、といった規定のコースをとることもなかった。

というわけで、自分はゴルフとはほぼ無縁であるが、こちらでも邦人仲間のゴルフ熱は高い。北タイは一年を通してゴルフができる。ゴルフが目的でロングステイをしている人もいるくらいだ。

家から10分で行ける距離にサンティブリゴルフ場がある。月刊ゴルフマネジメントによるとタイ国内には240前後のゴルフ場があるらしい。その中で最近、サンティブリがタイ最高のゴルフ場という評価を得た。確かに起伏に富んだコース、行きとどいた芝の手入れ、見た目にも美しい。昔、カリフォルニアのペブルビーチというゴルフ場を見に行ったことがあるが、ペブルビーチよりサンティブリの方が格上だと思う。時折、ここで何とかカップという国際大会が開催されている。

家から15分くらい離れた旧飛行場にも9ホールのゴルフ場がある。ここのプレー代金はワンラウンド200Bというから日本円にして500円ポッキリ。別に柵で囲まれているわけではないから、お金を払わずコースの途中から潜り込んで、クラブを振り回すタイ人もいる。空港ゴルフ場は庶民が気軽に行けるが、サンティブリとなると、格式もプレーフィーも客層も違ってくる。

■ゴルフ場が近いので
兄は20年来やっていなかったゴルフをチェンライに来て再開した。チェンライの介護生活も安定し、それだけ気持に余裕ができたということだろう。テニスもゴルフもまず道具、と真新しいゴルフセットを日本から持ち込んだ。ゴルフ仲間もできて、人付き合いもよくなってきた。
更に名門サンティブリゴルフ場の1年会員になった。会員権は高いといえば高いが、月に2,3度行けばモトが取れるくらいの価格だという。

会員になって嬉しくて毎日のようにコースに出て肩を痛めてしまったという知人もいるが、兄はあくまでマイペース。午後、今日は日差しが弱いから今からハーフ回ってくるよ、と気軽に出かける。好きな時に一人でコースを回れるので気分がいいとのこと。ゴルフをやったあとはテニスの練習にも行く。体力もついてきたようだ。

■出不精になった
何事にも前向きになってきた兄とは反対に、自分はだんだんと怠惰になってきたように思う。年末年始の休みにブログ原稿の書きだめをしようと思っていたが、フリーセルをしたり、2ちゃんねるに読み耽ったりと、貴重な時間を無為に過ごしてしまった。

昨年の海外旅行は、3月に中国の昆明に行ったっきり。昆明旅行記もまだ書き終わっていない。
昨年はミャンマーベトナムに行ってみたいと思っていた。旅行をする前には原稿を書き溜める必要があるのだが、どうも一気呵成に書く元気が出ない。昔、書いたアカ村訪問記やシンクタンク時代のレポートなどを何回かに分けてアップする手もあるが、それもなあ、という気分だ。
少数山岳民族の資料の読み込みもさっぱり進んでいない。大学図書館への足も遠のいた。

■テニスの指導を受ける
先月は入院したり、チェンマイに泊まりがけで出かけたこともあり、テニスの出勤回数が少なかった。物事に積極的になってきた兄は、テニスのコーチを受け始めた。市営コートで子供や外人に教えているプロコーチである。米国でコーチメソッドを学んだという。
1回しか指導を受けないのに、兄の打球が見違えるように速くなった。ボレーも確実性が増した。

兄の勧めで自分も指導を受けることにした。確かに、教わると目に見えてボールの動きが違ってくる。同じレベルの人とばかりゲームをやっていては上手くならないよ、と上級者にいわれたことがある。指導を受けてみて技術が向上するという確信を得た。遠慮せずに強い人とやってみようという気分にもなってきた。

テニスをきっかけとして今年は前向きに、旅にも出かけ、原稿もしっかり書いていきたいと思う。

写真は広大なサンティブリ・ゴルフコース。