




館内

ほぼ結果は見えた
■覚悟の違いを見せつけた
このブログがアップされる頃は選挙戦も終盤、結果予想も固まっているのではないか。選挙戦開始当初、多くの評論家、ジャーナリストが一様に「今回の選挙当落予想は難しい」と言っていた。創価学会、連合の組織票がどう動くか、投票率の高低、高い内閣支持率とそうでもない自民党支持率、参政、国民民主の勢いの読み方、色々と投票行動に影響する要素はあったと思う。
でも選挙戦を通じてわかったことは、高市総理の覚悟と中道の不甲斐なさである。党首討論、街頭演説をいくつか見ただけで、野田さんてひどい人だなあ、それに引き換え高市さんは、といいたくなる。でも民主党に300のも議席を与え、鳩山、菅、そして野田さんを首相にしたのも国民の審判だったことも事実。民主3総理のうち、まだ野田さんはマシだと思っていたが、まともな政治理念、政策を持たず、票のためには前言を翻して恥じない。こんな人にまた総理になってほしいと思う国民がいるのだろうか。
高市さんの訴え方は秀逸だ。「高市が総理でいいか、それとも野田、或いは斎藤総理がいいのか」の選択を国民に問うた。あれだけ統一教会問題で与党を攻めた野田氏自身が統一教会の後援会を持っていたことが写真付きでバレた後も「記憶にない、調査中」と答えている。このブログがアップされているときも「調査中」なのだろうか。
斎藤中道共同代表も3億円ほどの「裏金」があったことが報じられた。裏金ではない不記載の単純ミスだと言い訳したが、それなら安倍派議員の追及は謝罪の上、取り消してほしい。
こういったニュースはSNSや産経では一部報じられているがNHK、キー局、大手新聞にはほとんど報じられていない。まあ自分が偶々、目にしなかっただけかもしれないが。
兎に角、高市総理の気迫、信念に圧倒される選挙戦であるが、何といっても健康第一、政治家でも北タイの老人でも体が資本、は変わらない。高市さんのご健勝をお祈りする次第です。
■タイの総選挙
タイも2月8日に下院選挙が行われる。2月近く前から道路沿いに立て看やポスターが立てられている。特に数の制限はないようで、同じ候補の立て看が何百メートルも続いていることもある。日本の3倍くらいの大きい看板で顔の大きさも半端ではない。目付きの悪い候補だと因縁をつけられているようで怖い。
日本と同じく下院で過半数を得た候補が首相となる。でも今のアヌティン首相が属する与党、プームジャイの予想獲得議席数は500議席中150議席に留まっていり、また過半数の議席を取れる野党もないことから、選挙後に駆け引き、妥協を通じて連合候補が首相に選出されることになる。
それに首相となっても、王様周辺、軍部のお墨付きがないといつの間にか首相失職ということになる。同じ議院内閣制といっても内情はかなり違う。タイにはタイ式民主主義があるというのだが未だによくわからない。最近タイ政治に関し、きわどい動画を上げる邦人がいる。他人事ながらこの人、逮捕されるのではないか、と心配になる。バンコクに支局を持つメディアからは「俺たちが取材できなくなる」とSNS発信者に強烈なクレームが来るそうだ。自分も駐日タイ大使館のHP資料をもとにブログを書いたことがあるが、関係者から不敬罪でパクられるぞ、と注意されたことがある。
■バーツ安の傾向
タイの政治ニュースをNews Clipで読んでいるが選挙関係の記事は殆どない。タイの新聞やバンコクポスト、ネーションなど英字紙には載っているのかもしれないが、日本の総選挙を追うほうに時間を取られているので、翻訳機能があってもタイ、英字紙を読む気になれない。
それよりも選挙戦開始の頃からバーツ安傾向がみられる。タイ政府およびタイ中央銀行(BOT)が、タイバーツの5年ぶりの高値上昇に強い警戒感を示しているとか。関係筋はバーツ高の背景として、ドル安の進行、タイの大幅な経常黒字、投機的な資金流入を挙げている。タイの景気は悪く、政府金融筋による為替介入の効果は限定的という。
このところ、1万円が2000バーツに満たないという円安、バーツ高が続いていた。為替を嘆いてもどうにもならないし、必要な時に必要な額だけ替えればいいやと思って為替の変動には一喜一憂しないのだが、異国に暮らす年金老人、円高、バーツ安は矢張り嬉しい。そういえば民主党政権の時、1ドル80円、1万円を換金すると4300バーツになった。民主党でよかったことはこれくらい。でもいくら円高がよかったからといって中道改革連合が政権を担う、こういった悪夢は再来しないことを望んでいる。