チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

高まる新政権への期待

成田空港

動く歩道

出発日はいい天気

空港の食堂、ご飯300円は高くないか?

タイ感覚だと食べられない

ドンムアン空港のラウンジ、かなり質素

高まる新政権への期待 
■公明連立離脱
自民党高市早苗総裁と、公明党の斉藤鉄夫代表は10月10日、党首会談を行い、斉藤氏は公明党が連立から離脱する方針を伝えた。
自分は昔から自民党は早くあんなナンミョウ政党を切ればいいと言ってきたので、今回の連立離脱のニュースは、おお、やっとその時が来たかと前向きに受け止めた。

でもなぜ唐突に公明は離脱したのか。斎藤代表は裏金問題、そして政治献金のあり方について賛同が得られなかったからと言う。不思議なのは岸田政権、石破政権でも裏金、政治献金の問題はあったのにその時は何も言わず、何故、高市総裁誕生に伴って問題にしたのか。政治献金のあり方は長い慣習や利害関係者が錯綜しているので、総裁が独断でハイ、そうしますと決められない問題だ。自民が公明党創価学会との縁を切れ、さもなくば、と言っているに等しい。斎藤代表は何が何でも連立離脱をしなければならなかったのだろう。

高橋洋一氏は、斎藤代表は国会内で呉江浩駐日中国大使と会談しており、その直後に連立離脱の話が出てきた、公明党は中国の手先のような政党であるから恐らく中国大使に政権離脱を指示されたのだろうと述べている。それならば自民党が飲めない条件を出して自ら離脱した理由もわかる気がする。尚、呉江浩大使はかつて「日本が中国分裂を企てるならば日本の民衆は火の中に連れ込まれることになる」というトンデモ発言をした大使である。

公明党憲法改正、平和安全法制、ウィグル人権侵害非難決議、スパイ防止法等、中国が嫌がる法律や決議にことごとく反対してきた。中国の喜ぶことをするのが公明党だった。

■中国の代弁者
「私が総裁になったから連立を離脱するのですか」という高市総裁の問いかけに斎藤代表は「誰が総裁であっても同じです」と答えている。でも進次郎が総裁になっていれば、同じく親中、連立維持で仲良くやりましょうと言っていたに違いない。

高市総裁とトランプ大統領が手を携えて中国に対峙する、は中国にとって悪夢である。それだけ中国は高市さんを警戒していると言える。自民党少数与党であるから、野党が連合して高市首相の誕生を阻止できれば中国にとってそれが一番いいが、さすがにそこまで中国の影響力は及んでいないと思う。

公明党が連立離脱すれば20年に亘って公明党が占めてきた国交相のポストが自民に戻ってくる。新聞、テレビは報道しないが国交相は政治家にとっては美味しいポストだ。仕事範囲は道路、港湾、河川、鉄道、輸送など広く、かつ多額の予算が動く。献金の額が桁違いに大きい。またどこに道路ができるかあらかじめ知っていれば金儲けは容易である。また中国人観光客誘致の観光庁、領海を守る海上保安庁国交省の傘下だ。尖閣の最前線で中国に対峙する巡視船も海警局の大型船に対抗して大型化、高性能化が図られるだろう。中国船が領海に侵入したら海自の自衛艦とともに砲撃できるのではないか。公明党国交相ではムリだったと思うが。

■高まる期待
中国は高市さんを警戒している。高市さんを悪く言う人は中国の代弁をしていると思うとわかりやすい。朝日などいわゆるリベラル系のマスコミ、評論家は公明党の連立離脱で、創価学会の票に依存してきた自民党議員がバタバタ落選するという。でも公明党の比例票は2005年の郵政選挙で約900万票近かったが、長期低落傾向で先の参院選では521万票と最低となっている。創価学会の票に依存しないで当選を果たしている自民党議員も少なからずいる。これまで自民党公明党に引きずられてリベラルな政策を取らざるを得なかった。安倍さんでさえ公明を切りたいと思っても選挙に弱い自民党議員の声を無視することはできなかった。

連立離脱のお蔭で高市さんは思い切って保守的な政策をとることができるし、これによって、参政党か国民民主党に流れた保守票が戻ってくる。もし今月中に総選挙があれば自民党は250議席取れるという人もいる。概ね自民じり貧を述べる人は朝日などリベラル系に偏っていて、いわゆる保守的な論客たちは高市総裁の下で自民党の再興と元気で明るい日本の再来を予想している。

もし石破首相か進次郎総裁の下で総選挙になったとしたら、自民党は壊滅的敗北を遂げたに違いない。高市さんで株価は上がるし、中韓など一部を除いて世界中が初めての女性宰相出現、と高市さんに期待している。今のうちに総選挙をやって、高市政権の土台をがっちり固めてもらいたい。

10月10日の公明連立離脱はドジャースリーグ優勝決定シリーズ進出と並んで自分にとってうれしいニュースだった。