

海鮮料理店の店先

ビーチ上陸、ピアはない



クラビから戻って
■全行程18日
先週、8月6日に帰宅した。アンダマン海の旅はよかったな、と追想に耽っているところである。今回の旅はクラビのアオナン、ライレイのビーチに各3泊、そして同じクラビ県のピーピー島のトンサイ、ロングの両ビーチに各3泊した。ビーチリゾート滞在は合計12泊であるが体の負担を考え、ピーピー島へ行く前にクラビタウンに一泊、またピーピー島の後にもクラビタウンに一泊した。そしてスラタニーに移動し、ここでも1泊して寝台車でバンコクへ、バンコクでも疲れをとるため1泊してチェンライに戻った。弾丸旅行なら3,4日は短縮できたと思うが学生でも社会人でもない年金生活者、暇だけは充分あるから余裕を持った日程にした。というか余裕がないと疲れ果ててどこかで行き倒れになりかねない。
時間と懐に余裕のあるご同輩が、ご夫婦で飛鳥とかクイーンエリザベスといった豪華客船に乗船する理由もわかる気がする。寝ていればどこにでも連れて行ってくれる。下船して観光をするもよし、船の中のイベントを楽しむのも、ゆっくり休むのも思いのまま。チェックイン、チェックアウト、フェリーや飛行機の時間を気にしなくてもいい。地中海1週間とかカリブ海5日間とか短期のクルーズだと50万円以下でも可能。それなら自分でも行けないことはないと思うが、今は短パン、Tシャツの生活、クルーズために背広を作るのもなあ。それに乗船客は外人中心だと思う。爺さん、英語喋るの不得意なんだよね。
■ツキがあるかも
帰宅した夜、デスクトップのPCに電源を入れたが立ち上がらない。ピ、ピ、ピと音が鳴り、自然に電源が落ちる。その後電源が入るがまた音がしてダウンする。画面は真っ暗。留守にしている間に故障したらしい。予備のラップトップでブログのアップは出来たものの気が滅入る。明日、修理屋に持っていかなければ。
翌朝、目覚めと同時にPCに電源を入れた。一晩経ったら問題解決、とはいかず、ピ、ピ、ピの音と共に電源のオフ、オンを繰り返す。ちょっと待てよ、と思い、電源を切ってPCの本体を素手でトントンと叩いて刺激した。そして電源を入れると、なんとスムーズに立ち上がったではないか。「パソコンを叩いて治す50代」という昭和川柳があったが、まさに叩いただけで問題解決。いっぺんに気分がよくなり、予定変更でテニスコートへ向かった。1月振りのテニス、始め、1-3と負けていたが終わってみれば6-3の勝利。旅の疲れも吹っ飛ぶほどのツキの連続、これからもいいことがありそうだ。
■対極にある二人
旅行中に参院選があった。結果はどうであれ石破首相は辞めないと思っていたが正にその通り。旅行中、ニュースを見る度に石破さんの顔が出てきて気分が滅入った。ハガネのメンタルという人もいるが普通ならば恥ずかしくて身を退くのが普通だろう。上に立つ人としての品格がない。
関税問題が解決しないうちは辞めない、いつ都市直下型地震があるかわからないから辞めない、には呆れた。関税が15%になった、下がってよかったと喜んだが、15%は今の関税への上乗せ分が15%だと米国は言っている。交渉の結果が下がるどころか高関税、石破首相は関税に関して日米に齟齬はないと言っているが、赤沢経済再生担当相が慌てて訪米したのは齟齬があったからだろう。交渉のまずさはともかく噓はいけない。
政局なら言いたいことは山ほどあるが精神衛生上よくない。せめて大谷翔平クンの活躍を視聴して気分を良くしているところだ。
石破首相は日本の恥さらし、翔平クンは日本の誇り、両者は対極にある存在だ。
一方は食べ方、服装、挨拶がマナーに反していてだらしない。一方は相手への尊敬を忘れず、挨拶もしっかりしていてどこへ出しても恥ずかしくない。トルドー首相に座ったまま握手をして顰蹙を買ったが、ものぐさ太郎のように寝っ転がって手を伸ばすよりはまだましだったかも。
二人の違いはトランプ大統領が面会した時の大統領の顔つき、態度を見れば歴然としている。 まあ石破さんはせいぜい日本の首相、かたや翔平クンは世界の至宝と言われているから仕方ないかもしれない。 でも翔平クンは技能だけではなく、品格、人間性でチームメイト、MLB各球団選手、世界の野球ファンを引き付けている。 石破さんは陰キャラ、立ち居振る舞いで皆の顰蹙を買う、翔平クンは爽やかで、立ち居振る舞いで皆から尊敬される。
同じ日本人でこうも違うか。石破さんは消えゆく人、翔平クンはこれからどれだけ活躍するかわからない。翔平クンに限らず日本の若い世代に期待したいものだ。