チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

マリファナ解禁

大麻の苗、一鉢25B

土曜市、タケノコを売っている

生ジュース

珍しいのでファランを撮影

土曜市、テントのない店もある

タイシルクか



マリファナ解禁


■自由に買える
チェンライ名物土曜市(サタデーマーケット)に行った。チェンライ時計堂から100mほど南にあるタナーライ通り、いつもは車で混雑しているが土曜の夕方から通行止めになり、屋台や露店が1キロ以上並ぶ。大型縁日といったところだ。売っているものは通常のナイトマーケットと同じという人もいるが、タイ人やファランの間を通り抜けながら、これぞタイ、といった衣服、民具、果物、おつまみを探し、時には購入する。日本の寿司が人気で握りを売る屋台がある。1貫10Bくらいか。あるガイドブックには食べると必ずお腹を壊す、と書いてある。でも複数の屋台が出店しているし、結構、売れているところを見ると衛生的には問題ないのだろう。自分は日本に人一倍郷愁を感じる人間であるが、まだ屋台の寿司を食べたことはない。

さて、これまでマーケットで見たことのないある植物が販売されるようになった。これぞタイ、の一つになるだろう。それはマリファナだ。タイではガンジャという。これまでマリファナは麻薬指定を受けていて、刑務所にはマリファナがらみの受刑者が何千人も収監されていた。
もう多くの人がご存じのように、タイでは 2022年6月9日より大麻マリファナが解禁され、生産、輸入、輸出、販売、消費、所持が合法化された。マリファナで収監されていた受刑者4100人も釈放されるという。また当局に大麻の栽培の許可申請をした人が15万人にのぼった、とバンコク・ポスト紙6月11日付が伝えている。

医療目的で栽培することは許されるが、嗜好目的はダメ、人が集まる場所での吸引はダメ(家での吸引はOK)とか、当局の発表を読んでも判然としない。
土曜市では数ヵ所の露店で大麻の鉢植えが売られていた。葉がよく茂った大きな鉢は200B、10センチほどの苗は25Bだ。結構売れていた。商業目的でなければ家の庭で栽培していいらしい。

■身近な麻薬
タイの麻薬は日本のそれとは大違い、最近もバンコク覚醒剤の錠剤2万3365キロ、粉末1万4482キロ、ヘロイン738キロなど40トンの押収薬物を焼却したという記事があった。チェンライではミャンマーラオスから入ってくる麻薬の摘発で時折、警察と麻薬犯との銃撃戦がある。概ねトラック1台分の覚醒剤が押収される。タイの貧乏人が一攫千金を実現できるのは宝籤に当たるか麻薬ビジネスに加わるかしかない。

ラオスミャンマーの農民にとって阿片や大麻は、米や玉蜀黍などの穀物よりはるかに有利な換金作物だ。数年前、ラオスのある村でマリファナは要らないか、としつこく勧められたことがある。韓国の若者に人気のラオスのある街では、イタ飯店でマリファナ入りピザが供される。その名もハッピーピザ、食べると幸せな気分になるらしい。

タイでもアンダマン海沿いのある島ではファランが集まってパーティを開いていた。怪しいGHに泊まったが、そこのメインフロアでは車座になった男たちが大きなパイプを廻しのみしていた。このGHのオーナーは島の警察署長だと聞いたが、庭には大麻が茂っていた。
これも数年前になるが、胃ガンで余命いくばくもないタイ人がマリファナを吸うと食欲が戻ると言って死ぬまで吸引していた。今ならこの用法は適法となる。

■注意喚起
御禁制の麻薬は、マリファナを含め、比較的身近にあって「おひとつ、如何?」と言われたことは一度ならずある。でも君子危うきに近寄らず、それにお縄になったら友人はすべて「元友人」になってしまう。

以下は駐タイ日本大使館からの注意喚起。

1.    タイでは、大麻に関する規制緩和が進められており、大麻を含む飲食物や化粧品等が広く流通しているほか、本年6月9日には、大麻が規制薬物のリストから除外され、家庭栽培が解禁されるなどしております。しかし、タイにおいても、解禁されたのは医療等を目的とする使用や栽培であり、引き続き娯楽目的での使用は認められておらず、公共の場で大麻を吸引することなども禁止されています。

2.    日本では大麻取締法に基づき大麻の所持等が禁止されており、日本に大麻を持ち込もうとした場合等には同法による処罰の対象となります。また、国外において大麻をみだりに、栽培したり、所持したり、譲り受けたり、譲り渡したりした場合などに罰する規定があり、罪に問われる場合があります。

3.    日本及びタイの法令を遵守の上、トラブルに巻き込まれたり、御自身の健康を損ねたりすることがないよう、安易に大麻に手を出さないように御注意ください。(引用終り)

いずれにせよ自己責任、マリファナは酒より習慣性、毒性が低いと聞いているが・・・。