チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

あなた、何処から来たの?

タイ、ディエラビーペン選手

タイ、ブンニン選手

タイ、リシピー選手、多分ハーフ

タイ、ブーンヤワット選手、多分10代

おなじみ、サラちゃん16歳

 

 

あなた、何処から来たの?


■日本人はすぐわかる
日本には、山岳民族援助のNPOで実習をすると単位を呉れる大学もあるらしいし、またゼミ旅行の一部として山岳民族との交流なども行われている。子供たちと食事会でもするのだろうか、日本の学生さんたちがスーパーでコーラをワンカートンとか大量のお菓子を買い集めている姿を見ることがあった。ああ、あれも買わないと、などと日本語で話しているので日本人と分かるのであるが、無言で歩いているだけでも分かる。全体の雰囲気が日本人、と言ってしまえばそれまでだが、服装、身のこなし、目の動かし方がタイ人や中国人と違う。

タイ語のジアップ先生は日本女性の真似をするのがうまい。膝を曲げたまま、小首をかしげてひょこひょこ歩く。初めて見た時は天才芸と大笑いしたものだ。
長くタイに駐在していたご夫婦はどこでも日本人とみられていたが、お子さんはタイ人扱いされていたという。タイの子供たちと一緒だったせいか、身のこなしがタイ風になっていたからとのこと。

博物館や国立公園などの入場料は外人とタイ人で別料金だから、見た目タイ人はトクをする。日焼けして肌はタイ人並みだが、タイ人に間違われたことはまだない。だからいつも外人料金、こういったセコイことを考えているのだが、タイ人から見るとやはりお金持ち(日本人)に見えるのだろうか。

■邦人観光客の特徴
いかにも旅行中の日本人という雰囲気だと、詐欺やスリにあう確率が高くなる。ネットで日本人観光客の特徴7つという記事があった。旅先で被害にあわないためにも気を付けたい項目が並んでいる。


1.やたらおしゃれ
こぎれいなブランド品を着ている女性は目立って、スリの対象になりやすい

2.キョロキョロしている
これが観光客と在住邦人との違い。

3.カメラか地図を持っている
今は携帯が主だと思うが、携帯やカメラを手から離さない。欧州やアメリカ人観光客はカメラなどをすぐにカバンの中にしまう。防犯意識の違いがこんなところに表れている。

4.しっかりメイク
日本人は他のアジア人女性に比べてしっかりと化粧をする傾向にあるという。つけまつげや目の周りが黒いメイクは日本人女性の特徴で、現地に住む人はだんだんと現地人化するので化粧が薄くなるという。

5.愛想がいい
何かを注文するときに愛想笑いをするなど、やたらと愛想のいいアジア人がいたら日本人観光客だ。そもそも欧米人には愛想笑いという習慣そのものがない。

6. 現金払い
今はカードが主流だが、財布の中にやたらとキャッシュが入っている観光客はまだ多い。

7. コミュニケーションしない
店員やウェイターとちょこっと会話する、は外人にとっては普通で、何も話さないと感じが悪いと思われるらしい。話せないのだから、はわかるが、ハロー、こんにちは、くらいは言った方がいいみたいだ。

上の7項目とは反対、つまり単独行動、現地人同様の目立たぬ服装やお化粧、前をしっかり見てスタスタ歩く、バッグや身の回りの品にいつも注意、このような態度で旅をすればあまり日本人とみられずに済むかもしれない。

■ナニ人に見られるか
欧米人にとっては中国、韓国、日本の区別がつかない。旅行者の多い国に合わせて、取りあえず「ニーハオ」、それでダメなら「アンニョンハセヨ」。初めからこんにちは、だと中韓の人は怒りだすから、と聞いたこともある。ミャンマーでは概ね、「ニーハオ」と言われていたなあ。

半世紀以上前、スペインで「あなたは英国人ですか」と聞かれたことがある。メリメの小説、カルメンに出てくる山間の村だった。「いえ、日本人ですが、どうして私を英国人と思ったのですか」と訊ねると、彼は「この村には英国人しか来たことがないからです」。

時代は下がって、プーケット近辺にある小島の砂浜で寛いでいた。隣にはブルック・シールズによく似た若い女性が日光浴をしていたので、サングラス越しに目の保養をしていた。そこへ数人の台湾の女の子が現れて、ブルック・シールズに一緒に写真をとりましょうと彼女の周りに群がった。写真を撮り終えると何処から来たの? オーストラリアよ。

一団は自分の周りに来た。一緒に写真を撮らしてもらっていいですか。オブ・コース。写真を撮り終えると、何処から来たの? トーキョー、ジャパン。彼女たちの表情が凍り付いた。「ニホンジン?」、サングラスを外してイエス、と言っている間に、一団はさっと消えてしまった。あの時、彼女たちは自分をナニ人と思っていたのだろうか、いまでも気になる。