チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

テニスより気になること

チェンライ、花祭りから

同上

同上

同上

同上

やはり蘭はきれい

 

テニスより気になること

■ロシアのウクライナ侵攻
4月以降、5月に入っても何か書き始めるとつい、テニスに話が流れてしまった。そんな些末なことよりもロシアのウクライナ侵攻とか、下手をすると中、露、北鮮の3反社国家に侵攻されそうな日本の行く末に思いを巡らすほうが大切かもしれない。でも昨今の国際情勢は情報を集めれば集めるほど気分が落ち込む。ウクライナ戦争を見ていたら第2次大戦時、ドイツが行ったバルバロッサ作戦を思い出した。

バルバロッサ作戦は、第二次世界大戦中の1941年6月22日に開始された、ナチス・ドイツとその同盟国の一部によるソビエト連邦への侵攻作戦のコードネームである。作戦名は、12世紀の神聖ローマ皇帝ドイツ国王でもあったフリードリヒ・バルバロッサ(赤髭王)にちなんで付けられた。この作戦は、ソ連西部を征服してドイツ人を再増加させるというナチス・ドイツの思想的目標を実行に移すものであった。ドイツ軍の東部総合計画(Generalplan Ost)は、征服した人々の一部を枢軸国の戦力として強制労働させ、コーカサスの石油資源とソ連領の様々な農業資源を獲得することを目指した。彼らの最終的な目標は、最終的にスラブ民族の絶滅、奴隷化、ゲルマン化、シベリアへの大量追放を含み、ドイツのためのより多くのレーベンスラウム(生存圏)を作り出すことであった。(以上ウィキから引用)

世の中の出来事を「人種差別」をキーワードに考える癖がついている。バルバロッサ作戦の最終目的はスラブ民族の絶滅、奴隷化にあった。ウクライナ戦争は英米NATOが2級白人と下目に見ているスラブ人の国、ウクライナとロシアを戦わせ、両方がヘトヘトになったところで1級白人国が穀物やらエネルギーを手に入れるという構図だ。アングロサクソンやゲルマンにとってスラブ同士の戦いなど、ルアンダフツ族ツチ族の殺し合いと同じようなものなのだろう。スラブ人の人口が減ればそれに越したことはない。ウクライナを勝たせるには最新兵器を傭兵と共にウ国に送り込めば済むと思うのだが、負けない程度にしか武器、弾薬を供給しない。早めに決着がついては困るのだろう。

オスマントルコの再興を夢見るトルコはNATO拡大に反対し、露、ウ両国に武器を売っている。国際情勢は東映の時代劇と違って善玉、悪玉がはっきりしない。しいて言えば登場人物はすべて悪玉と言えるのではないか。

■取るべき政策は
同盟のない国、軍備の弱い国、攻め来るのが非民主国家、これが戦争に巻き込まれる国の3大特徴だ、と数量政策学者、高橋洋一さんが言っている。日米安保は同盟としては弱いそうだ。核を持つ反社国家に囲まれて、自衛隊は撃つ弾にも事欠いているとか。バイデンさんに言われて防衛費の増額を決めたが、岸田さんは核兵器に関しては議論もしないと言っている。広島出身だと核論議はできないのか。

野党やマスコミは、日本は米国の核の傘に守られているから安心だ、というが、米国には核攻撃しないが、日本には限定的に小型戦術核を使う、と反社3国家が言った場合、米国は日本を守らないだろう。核爆弾を落とされたくなかったら、日本も核兵器を持つべきだ、は論理的に正しい考え方だ。敵基地攻撃能力も核でお宅の基地や都市を攻撃するかもよ、のほうがが抑止力は高い。

それに米国の核の傘に入っているのに、核廃絶を訴えるのは、親の金で大学通っているのに、誰の世話にもならず学業を続けていますという学生くらい欺瞞的だ。

中国が尖閣、沖縄を取りに来るとき、ロシアは歴史的な火事場泥棒根性を発揮して「もとよりロシアの領土であった」北海道に侵攻してくるかもしれない。ソ連崩壊後、対東シナ海に防衛予算を集中し、北海道の戦車部隊は縮小されている。防衛予算はGDPの1%越えどころか3%に増額してもいいくらいだ。

武漢肺炎
タイの感染者は1日3000人台に下がっている。日本では減ったとはいえ、まだ1日の感染者は2万人から3万人といったところ。タイの感染者が減っているが数字は信用できない。チェンライでは友人、知人が結構、感染しているし、村人の半分以上が感染したという地域もある。観光客誘致先行で、感染者数の過小報告をしているとしか思えない。タイ人も死ぬ病気じゃないし、と感染症慣れしている部分はある。

日本は世界中で一番、感染症対策がうまくいっている国にも拘らず、6月から1日あたりの外国人観光客を2万人に制限している。1日2万人なら1年で730万だ。インバウンド客4千万人の目標はどうなったのか。これでは景気は回復せずGDPも伸びず、だから防衛費も伸びませんということになるのだろうか。