チェンライの市場から

「市場に並べられた商品からその国の生活がわかる」と言われます。当ブログを通じてチェンライに暮らす人々の生活を知って頂きたいと思います。 チェンライに来たのは2009年から、介護ロングステイは2018年8月母の死去で終わりとなり、一人で新しい生活を始めました。

ウクライナの教訓

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パヤオ

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遠くの小舟を望遠で

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煙害で山が霞んでいる

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湖畔で釣りをする人も

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夕暮れ

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湖畔の歩道、右手が湖




ウクライナの教訓

■わからないことだらけ
2月24日以前、ロシアのウクライナ全面侵攻を予想した人は殆どいなかった。特にロシア専門家と言われる人達は冷徹なプーチン大統領が決して得にならない不合理な決断をするはずがない、と言っていた。でもロシアはウクライナに侵攻した。ウクライナはすぐに降参して親ロシアの傀儡政権ができると言っていたが1月経っても戦争は終わらない。
ウクライナは領土のクリミア、ドンパス地方の割譲は認めないし、ロシアの要求する非武装中立も承諾しない。一方、ロシアもロシアに迫りくるNATOの圧力を避けるためにもウクライナを自分の勢力下におきたい。歴史的にウクライナはロシアのものだったという考えもある。今のところ両国には妥協の余地はなく、戦争は膠着状態、停戦までには相当の時間を要する、これが関係者共通の見方だ。

この戦争はわからないことだらけだ。ロシアの軍事力をもってすればキエフ制圧も難しくないかと思ったのに、モタモタしている。アメリカにしても国内の石油、ショールオイル、ガスを増産すればロシアの主力輸出品である原油、ガス価格が下がり、ロシアは干上がるのに、なぜか増産はしない。SWIFTで金融関連でロシアを締め上げているというが、ロシアのガスは欧州で売られていてその代金の支払いはSWIFTの対象外だ。追い詰めるとよくないから、と戦費の調達ができるようにしているのではないか。経済制裁でロシアも困るが、ドイツを始め欧州もロシアの石油、ガスを当てにしているのだから、戦争が長引いて困るのはお互い様だ。

戦争は1日も早く終結するほうがいいと思うが、昨今の情勢を見ていると、ロシア、米国も戦争が早く終わってしまっては困るという理由があるように思う。
第一次世界大戦の終わりごろ、ドイツは食糧不足が深刻になり、戦闘継続が難しくなっていた。その時、米国はベルギーを通じてドイツに大量の食糧を援助した。これで戦争が長引いた。長引いたほうがいいという判断がどこかにあったとみられている。
刑事ドラマ「相棒」では水谷豊演じる杉下右京が「この事件で得をする人は誰でしょうねえ」と呟く。ウクライナ戦争で得をする勢力ってどこでしょう、誰か教えてください。

■日本への影響
ウクライナ戦争は遠くの出来事ではなく、日本の興亡にも関係する。それは自分で自分を守らなくては誰も助けてくれない。弱ければやられるだけ、その現実が白日の下にさらされたことだ。ウクライナが核攻撃されてもアメリカは報復しない。沖縄や尖閣を攻められてもアメリカは日本を守るかどうか。中国に戦略核をチラつかされたら、米国は、日本は我慢して沖縄を中国との共同統治にしてはどうか、といった仲裁案を出してくるだろう。

憲法9条については共産党までこの憲法では日本を守れない、と言い出した。ウクライナは非核3原則を遵守し、米英仏の安全保障の約束を信じて核爆弾をすべてロシアに引き渡した。ロシアはもちろん、欧米も約束は都合によって反故にする。核を自国に保持していなかったばかりにウクライナはロシアの侵攻を受けた。
日本は核シェアリングどころか1日も早く核保有国になるべきだ。それなのに岸田首相は核の議論はしないと言っている。核爆弾を落とされないためには核を持つ、核武装しなければ国民の生命財産を守ることはできない、と自分は思うのだが違っているのだろうか。

■第2次日露大戦争
ロシアがNATO 諸国の軍事施設を攻撃すれば、それは第3次世界大戦を意味する。ロシアは日本にある米軍施設を攻撃する。ということは日本も日米安保条約に従ってロシアと戦うことになる。
北海道に展開する自衛隊北部方面隊、基幹兵力2個師団、2個旅団に出動命令が下る。陸上自衛隊唯一の機甲師団である第7師団は、海上自衛隊大湊、舞鶴、横須賀各基地のイージス艦揚陸艦、さらに三沢、千歳基地から飛び立つF35A 、F15戦闘機の援護のもとに北方領土を一つ、一つ制圧して、樺太まで占領し、サハリンのガスを確保する。これにより、戦後77年間、ロシアが嘯いていた「戦争で失った領土は戦争で取り返したらどうだ」を現実化することができる。60万シベリア抑留者の恨みを晴らす絶好の機会であるが、日本は白人のようなことはできないだろう。

ロシアのウクライナ侵攻はない、と識者は言っていたが侵攻はあったし、短期に収束するの予想も外れた。プーチン大統領の心中を覗くことができないが、戦術核を使用する、NATO 諸国を攻撃して第3次世界大戦を引き起こす、は決して絵空事ではない。日本を日本人が守らなくて誰が守る、ウクライナの教訓はまずこれだ。