城南島海浜公園
潮干狩りもできるようです。ただし今年は不作とのこと
望遠の威力
頭上のジェット
同上
望遠で。左はスカイツリー
最近したこと、思うこと2題
■ツーリング
250㏄の古いスクータを借りているので行動半径が広がった。日頃、PCの画面ばかり見ているので目が疲れる。そこでスクータに跨って家から15キロほど離れた城南島海浜公園に行ってみる。この公園はキャンプ場、スケボー広場、砂あそびや散歩ができる砂浜が整備されており、東京湾を出入りする大型船や羽田空港を離発着する飛行機を間近に見ることができる。この公園にはタイ移住以前、何度となく来ている。
ブルーシートを草原に敷いて寝転がる。スカイツリー、東京タワー、都心の高層ビルを遠望できる。目の疲れが取れる。
眼前を通り過ぎる船は貨物船、コンテナ船が多いが時には白く瀟洒な大型客船が通る。我が望遠83倍、ニコンクールピックスP900であればズームで近寄ってわけなく船名を確認できる。
時間によっては頭上を旅客機が羽田空港に向かって高度を落としていく。望遠を使わなくてもファインダー一杯にジェット機が迫ってくる。
オリンピックを控えて国際便の増加が予想され、横田空域通過を黙認するという日米合意があって羽田新ルートができた。城南島から見る飛行機の離発着は12年前と異なっている。
でも相変わらず横田空域は存在する。気にしても仕方ないので、ファインダーを空から砂浜で遊ぶ家族連れに向ける。肉眼では豆粒にしか見えないが、P900なら波打ち際で戯れる子供の表情をはっきり捉えることができる。でもこれは盗撮と言われる行為なんだろうなあ。
■徒労感
「繰り返しの話ですみません」というブログを書いた。過去のブログを読み返してみると、反中、嫌韓、憲法改正といったものが目に付く。憲法改正は折に触れて書いている。「ネトウヨ老人」と揶揄されたこともあるが、そんな中傷は気にならない。でも何故、毎度毎度同じことを書くのだろう、と徒労感を覚える。しかしその徒労感は自分だけではないようだ。産経新聞、阿比留 瑠比記者のツイッターから。
(引用)
31年前、私が産経新聞社の入社試験を受けたのはものを書く仕事に関心があったのと、何か世の中に少しでも役に立てないかと思ったからでした。で、新入社員時に志望部署を政治部(第二希望は文化部読書班)にしたのは、「世の中の仕組みがよく分からない。政治部であれば分かるのでは」と考えたからです。
で、仙台総局、文化部生活班、社会部を経て政治部に配属されて現在に至るわけです。確かに、世の中のアレコレ、特に政治と行政に関するなにがしかは理解できましたが、今度は、それをうまく読者に伝えられないジレンマに苛まれるようになりました。
イザブログ時代を含め、本当のところ、実際のところはこうなのだとずっと書いてきました。もちろん、産経紙面でも政治の生の声をどこの社より、誰よりも伝えようと努めてきましたが、非力・無能ゆえきちんと伝わりません。
取材し、記事を書いたり、常々感じていることをコラムに書いたりするのが仕事なので、そこから逃げるわけにはいきませんが、もう何を書いても…と。賽の河原で石を積み続けるというのは大げさですが、無力感と徒労感に囚われる日々です。
何をやっているんだろうかなあ、いい歳をして。
(引用終わり)
たのしみは蝦夷(えみし)よろこぶ世の中に皇国(みくに)わすれぬ人を見るとき(橘曙覧 独楽吟より)
自分はもうトシでめげそうだが、若い阿比留記者にはこれからもお国の為に頑張ってほしい。